秋が近づき少しずつ肌寒くなってきましたが、いかがおすごしでしょうか。気温の変化についていけず体がだるい……なんて方もいるのでは? そんな時には、ホットな食べ物が効きますよね〜。寒暖差でお疲れ気味なあなたにも、元気を与えてくれるメニューが丸亀製麺から新発売しました。その名も『トマたまカレーうどん』。今回は季節の変わり目にぴったりな旨辛なカレーうどんの開発秘話を聞いてきました!

完成のイメージはすでにできあがっていた!

もっちもちでつるんとした食感、お店で打っているからこそのしっかりとした小麦の味わいと香り、そしてついつい飲み干したくなる風味豊かなだし。安定のおいしさと、こだわりからは考えられないコスパで全国にもファンの多い丸亀製麺。
実は、この丸亀製麺では、現在「うどんで日本を元気にプロジェクト」を実施しています。共創型パートナーシップを結んだのは、株式会社TOKIO。第一弾では、「丸亀こどもうどん弁当」を発売しました。第二弾となる今回メニューを提案したのは、数々のテレビ番組でも見事な料理の腕前を披露してきた松岡昌宏さん。
今回のメニュー開発は「これ美味いと思うんだよね……」という彼の一言から始まりました。

というわけで、新メニューの素材に抜擢されたメンバーに集まっていただき、開発秘話に関する座談会を開催しました。

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もちもちつるっ! 安定&安心の丸亀食感。全ての店舗で粉からつくられている。打ち立て、茹でたてのうどんは丸亀製麺の顔。新たなメニューを全国に届けるため、株式会社TOKIOの松岡さんにご参加いただいた。

メンバーだが、座談会には不参加。 "ひと口ごはん"としてセットでメニューに登場している。そのためか、「どうせ、俺は添え物ですから」と不貞腐れていたらしい。だが、実際は単に寝坊しただけ。

――今回、メニューのリーダーはやはり麺職人さんということでよろしいでしょうか?
おうっ。まかしときっ!

――では、まず開発にあたって、最も印象深かったことを教えてください。
そりゃ、やっぱりアレだな! 松岡さん、なんと最初から完成された味わいの逸品を作ってくれたんだよ。

――と、いいますと?
最初の試作会の時にさ、キッチンに立つなり颯爽と作ってくれたんだ。でもさ、最初にやったのは、ごま油を熱し、そこにニンニクとしょうがを入れて香りを出すって工程。こっちは、「あれれ? 中華料理か?」なんてハラハラドキドキだよ。ところがどっこい、実際にできあがってみたら「こりゃ、うまい」と悶絶だったね。

――なるほど。想像の上をいくメニューが突如現れたわけですね。
そう。だから、メニュー自体は「これで行こう」って、すぐに決まっちゃったわけ。でも、大変だったのがここからよ。ウチでもともと活躍しているだしにどう合わせるかだったり、素材の味をより引き出すカット方法や材料の配分だったり……。ま、その辺は、メンバー個人の方が詳しく話してくれるんじゃねえかな? まずは、今回の味のベースになるトマトコンビ、どうだったかい?

2種類のトマトはお互いのよさを認め合えるまでケンカばかり

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食感と爽やかな香りで人気を独占する野菜界きってのイケメン。誰もが愛して止まないトマトだが、密かな悩みも持っている。それは、トマト缶に比べ味に深みがないこと。密かに引け目を感じている……らしい。

トマトの旨みで料理に奥深さを与える、いわば縁の下の力持ち。トマト界では彼の旨みに勝るものはおらず、煮込まれてさらにその味に磨きがかかる。今回参加したメンバーのフレッシュトマトをライバル視している。

ふんわり、やわらかな味わいと、まろやかな風味で、何かと頼りにされているみんなのまとめ役。ささやかな食感も残り、やさしい。

今だから笑って話せることなんですが、僕たち、特徴が違うんです。でも、"トマト"って同じ属性でしょ? だから、最初は「自分こそがトマトとしてこのメニューの主役を張るんだ」って、ぶつかりあってばかりだったんですよ。

そうそう。「トマトのコクはオレの方が強い、お前なんて香りだけで薄っぺらだ」なんて言ったこともありました。……あの時は悪かったな。

いや、もうそれはだしに流そうよ(笑)。

特に割合に関しては、何度も繰り返し、昼夜やりあったな。「なんでフレッシュが7割でオレが3割なんだ?」って麺職人に愚痴を言ったこともありました。

でも、ある時、卵さんの「異なる個性があるからこそ、私たちはチームなんじゃないの?」って言葉で気づいたんです。僕たちはそれぞれ得意分野も異なれば、見た目も全然違うじゃないか!! って。だから、お互いに協力し合えば、もしかしたら最強のコンビになれるんじゃないか? って……。

そうそう。食感、酸味、甘味、香り、コク、赤の色……。オレらの違いこそが持ち味なんだなと気づいてからは、黄金バランスへの道は早かったよな。

ねえ! ちょっと! そこだけキレイにまとまっちゃって、ずるい!! ワタシが仲直りのきっかけを作ったんだからね。そこんとこ、忘れないでよ。

主張の強いニンニク、しょうがの香りを最大限に引き出し調和させたのは?

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おろす、刻む、潰す……と調理法によって表情を大きく変えるニンニク。今回は、香りが優しく広がり、奥深いコクが出るように刻まれることを快諾した。スタイリストにごま油を起用するという、カレーうどんとしては異色の組み合わせで周囲に驚きを与えた。

常日頃、フリートッピングコーナーでラスボスの如く鎮座しているしょうが。個性的な存在であるニンニクとごま油を、カレーだしに見事に調和させるというさすがの仕事っぷりを見せた。

――ベースとなるスパイスさんたちのお話も伺ってみたいと思います。刻みニンニクとおろししょうがが使われていることが味の決め手のひとつであると、前情報としてお聞きしているのですが……。

もともとうどんって、しょうがをトッピングするのが定番でしょう? だから、丸亀製麺の店舗では、常にボクがスタンバイしてるわけ。そこを、今回、兄のニンニクと一緒に、ごま油さんが炒めてくれた……っていうのが新しいわけなんですね。

なぜ新しいか? それは中華の調理の技法を用いているからなんすよ。わかる? 熱したごま油に、俺らニンニクとしょうがをジャッと炒めて、香りを油に移す。ほら、もう香りが中華。

なのに、丸亀製麺の「白だし」を使った特製のカレーだしと合わさると、あら不思議、カレーうどんになるんです。

俺らの中華な香りが、不思議と調和するんす。松岡さんのアイデアに、麺職人さんの「丸亀製麺らしさもしっかり出す!」という想いが掛け合わさったからこそ生まれた、「和・中・印度」のハーモニーっすね。

そういえば、最後の仕上げにクリームも入れてるんですよね。本来、洋食の食材であるクリームが、個性に丸みを持たせて、繋ぎ合わせる役割を果たしてるそうです! ボク、松岡さんが独り言をつぶやいていたのを、試作中に聞いてしまったんです。

ってことは、「和・洋・中・印度」のハーモニーってことになるっすね。奥深いぜ!

――炒めてから煮込むとは、ずいぶん手のかけた工程があるのですね。ところで、今回、辛味に抜擢された新進気鋭のメンバーをそろそろご紹介いただきたいのですが……。

よっしゃ、合点承知だ! いよいよ出番だぜっ、カイエンペッパー!

数ある唐辛子の中でオーディションを勝ち抜いたのはカイエンペッパーだった

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パンチのある辛味を持ちつつも、甘味や酸味を引き立てることが得意。和食業界ではなかなか抜擢されずにいたが、今回活躍の場を与えられ、名脇役っぷりを発揮した。

俺から紹介させてくれ。こいつは、シャイですぐに顔が赤くなっちまう。唐辛子は世界各国、いろんな種類がある。特徴も土地によって違う。世界中から集めて、盛大なオーディションを開催したんだ。

そして選ばれたのが、こちら、カイエンペッパーさんです。

カァーッ(真っ赤)。な、な、なんで私が選ばれたんだろう? って今でも不思議で……。だって、こんな辛くて……。みなさん、私を食べて泣くこともあるんですよ。

ううん、その辛さがいいのよ。スパイシーだけどほのかに甘味があって、香り高い。だから、トマトコンビやニンニク&しょうがツインズの個性にしっくりきたのね。

あ、ありがとうございます。卵さんが「大丈夫! 最後、ワタシが辛味に丸みを持たせるから!」って背中を押してくれたおかげで、安心して、だしにダイブできた気がします。

素材たちの想いがカタチになった『トマたまカレーうどん』

――それにしてもこれだけ大勢のメンバーがいて、さらに個性派揃い。チームをまとめ上げるのは大変だったのではないでしょうか?

そうだなあ。はじめは「え? これがメンバー?」って実際戸惑ったよ。だけどね、できあがったら、「こんなカレーうどん食べたことない! うまい!」って絶妙な味わいにまとまっていたんだ。いやー、これは、松岡さんとコラボしなかったら生まれなかっただろうね。

――では、最後にプロジェクトに参加された感想や味わってほしいポイントを教えてください。

やっぱ、季節の変わり目の寒暖差で疲れた体にスタミナをつけてほしいっすね。ちなみに、「豚肉のせ」の豚肉もニンニクが効いているタレで焼き上げてあるんす。これ、最高にカレーだしに合うっす。

※「豚肉のせトマたまカレーうどん」は路面店を中心に販売しております。

オレらの旨みがじっくり煮込まれたスープは残さず飲み干してほしいよな。ちなみに、フリートッピングの七味やだしソース、追いしょうがをかけてもうまいらしいよ。

フリートッピングといえば天かすを忘れちゃいけないぜ。天かすもバッチリ合うんだけど、季節柄、長なすの天ぷらが出ているだろ? この長なす天にカレーだしを浸して食べるのもツウ好みなんだぜ。

そうそう、シメには……。

ごめん、ごめん。遅れちゃったー。えっ? もう座談会終わるとこ? シメはやっぱりメシでしょ、ってか!?

……せっかく場も温ったまったとこなのに、急に冷えちゃった。

残ったカレーだしにおいらを入れれば、簡易リゾットになっちゃうんだ。テイクアウトの場合は、チーズやバジルを入れてアレンジなんてこともできるよ! これまたうまいんだな~。

※お持ち帰り商品には「ひと口ごはん」がつきません。

……あのーちょっと聞いてます?

「説明、大丈夫でしたか?」と心配そうに尋ねてくる丸亀製麺商品開発部のUさん。

「あっ、あれれ? す、すみませんっ。あまりにおいしそうなんで、妄想モード入っちゃってました〜っ!」とヨダレを垂らしながら答える取材スタッフ。

キッチンから漂ってくる匂いに誘われ、脳内ファンタジーが繰り広げられてしまったようです。

「じゃ、早速、召し上がってみてください」とUさん。テーブルの上に、ホカホカの湯気が立った『トマたまカレーうどん 』が運ばれてきます。

「遠慮なく、いただきまーす!」とパクつきます。その途端、「!!!」と表情が変わり、「なにこれ、お、おいしい~っ」と驚きの歓声が。

確かにこれまでに食べたことのない味。しかも、スパイシーながらも和の味わいのあるカレーだしが麺にしっかりとからみ、舌を、鼻腔を刺激します。辛味、甘味、酸味、旨みが見事にカレーうどんとして一つの器の中で溶け合い、そして、トマトの食感や卵の優しい味わいも加わって、あれよあれよと箸が進んでしまうのです。

「新しい味なのに、なぜかちょっぴり懐かしい感じもする……。これは確かに最後にごはんをカレーだしに入れて食べたくなりますね。おおっ、このごはんにかけられたパセリがいい仕事してますよ。これはおいしいですね。おかわりしたいかも……。」

※お持ち帰り商品には「ひと口ごはん」がつきません。

初秋にピッタリな旨辛カレーうどん、只今好評発売中!

丸亀製麺の「うどんで日本を元気にプロジェクト」の共創プロジェクトとして株式会社TOKIOと開発したメニューの第二弾は『トマたまカレーうどん』。いつもはかけうどんのあなたにも、ぜひ味わっていただきたい一品です。

「最近、疲れ気味で元気を出したいな」「午後の仕事は気合を入れたいからリッチに行くぞ!」とガツンといきたい時には特にピッタリ。
2021年9月3日から全国で発売されている『トマたまカレーうどん』は、期間限定メニューです。ぜひ、お近くの丸亀製麺でご賞味あれ。 (※販売していない店舗一覧はこちら)

『トマたまカレーうどん』の詳細はこちら

[PR]提供:丸亀製麺