3密を避けながらレジャーを満喫できる自転車旅は、車で巡るよりゆっくり景色を眺められ、徒歩よりも早く遠くへ行けるのが魅力です。
そこで今回は、小さくて取り回しの良い自転車「ミニベロ」に電動アシスト機能を搭載した「ミニベロe-BIKE」に乗り、明治のころ「水の都」と呼ばれた大阪の街をサイクリング。隠れた名所や絶景スポットを回って、自転車女子旅を楽しんできました。
スタート地点は「西九条駅」前。ユニークな建物がある舞洲を目指します。その後、自転車と一緒に船に乗ったり、カフェや公園に立ち寄ったりしつつ、日本で最初にできたアーチ型の水門「安治川水門」を眺めて「西九条駅」前へと戻る約17kmのコースです。
しかし、コンパクトなミニベロe-BIKEで、約17kmもの距離を無理なく楽しめるのでしょうか?サイクリング初心者の2人に確かめてもらいましょう。
それではさっそくスタート!
大阪の街から海へ ~約17kmの旅に出発!~
最初に訪れたのは舞洲スラッジセンター。大阪北港付近から海側に目をやると見える、お城のような建物です。
近くまで来ると、独創的な外観が目を引きます。
一見テーマパークのようですが、舞洲スラッジセンターはなんと下水の汚泥処理施設!環境保護芸術家として有名なオーストリアの故フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏がデザインしたもの。
事前に申し込みをすれば、汚泥処理施設の建物内の見学も可能です。
※詳細は大阪市のHPを参照ください。
今回は常時開放されている遊歩道や緑地、せせらぎ、エントランスホールを眺めて、敷地内のベンチで小休止。
夏場のサイクリングでは、こまめに水分補給することが欠かせません。緑あふれる園内でリフレッシュできました。
舞洲から桜島へと戻り、天保山渡船場へ。自転車と一緒に築港側へ川を渡ります。
明治38年に開設されたこの渡し船は、大阪港繁栄のために、大阪市が港湾振興策の一環としてはじめたとのこと。
もちろん船は何度もリニューアルされていますが、今なお周辺住民の生活の足として利用されています。自転車で船に乗るというのは、なんだか不思議な感覚。
船は少々波に揺られますが、それもまた楽しい!
乗船時間は2分ほどと短いですが、貴重な体験でした。
渡し船を降りて3分ほど走り、「9 Borden Coffee」へ!
「9 Borden Coffee」は、地元民にも観光客にも愛されているお店で、自転車で訪れる人も多いのだとか。店内は天井が高く、とても開放的な雰囲気でした。今回は、テイクアウトでドリンクをオーダー。
「9 Borden Coffee」のドリンクは、美味しい上にどれも見た目がおしゃれ!写真映えするものばかりでした。
ホットサンドウィッチやブリトーなど、フードメニューもテイクアウトできるそうですよ。
テイクアウトしたドリンクを持って向かったのは、日本一低い山・天保山※がある天保山公園。
※二等三角点のある山としては日本一低い山
観覧車や海遊館がある「天保山ハーバーランド」からほど近く、散歩をしているカップルや家族連れもいました。園内には松や桜の木が多く、お花見スポットとしても人気なのだとか。冷たいドリンクで元気をチャージし……
園内を海側に進むと……そこは、天保山のてっぺん!標高は4.53mしかありません。
「本当に山なの?」と思ってしまいますが、天保山はれっきとした山。「山」に明確な定義はないそうですが、国土地理院の地理院地図に斜体で表記されていれば「山」なのだとか。このように天保山は斜体で表記されていました。
さて、天保山公園を満喫したところで、最後の目的地・安治川水門へと出発です。
すでに10km以上走ったとは思えないほど、まだまだ元気いっぱい!秘密は、ミニベロe-BIKEのドライブユニットにあります。
「電動アシスト自転車の心臓部」ともいえるドライブユニットには、自転車部品メーカー・シマノの「SHIMANO STEPS」を採用。「EASEL INTER5E DI2」はオート変速機能がついているので、オートマチック車のように、自転車が自動で変速してくれます。
変速の切り替えもスムーズ。ペダルが「ガコッ」とする感じは一切ありません。
さて、軽く漕ぐだけでスーッと前に進む、ミニベロe-BIKEの漕ぎ心地を説明しているうちに目的地が見えてきました。
安治川水門は、日本で最初にできたアーチ型の水門です。台風などで大阪湾から押し寄せてくる高潮をせき止める重要な役割を担っています。
ちなみに安治川水門は、木津川水門・尻無川水門とともに「大阪三大水門」と呼ばれているそう。
夕暮れ時に安治川大橋から眺める安治川水門は、どこかノスタルジック。心地良い風に吹かれながら、1日の思い出を振り返りました。
「水の都」大阪の街を巡る自転車女子旅も、スタート地点の西九条駅前に戻れば終了です!
約17kmのコースでしたが、電動アシスト付き自転車「ミニベロe-BIKE」のおかげで、サイクリング初心者でも最後まで楽しく走れました。
気の向くままに楽しめる自転車旅を
水の都を満喫した今回の自転車旅。「ミニベロe-BIKE」なら、大阪の街中から海側まで足を伸ばすのも簡単!坂がきつかったり風が強かったりしても、快適な走行を実現できました。
最後に、今回試乗した2種類のミニベロe-BIKEをあらためてご紹介しましょう。
●「EASEL INTER5E DI2」
「EASEL INTER5E DI2」は、2021年5月に発売されたモデル。路面状況に合わせて自動変速が行われるシステムを搭載。変速の切り替えに慣れていない人におすすめです。
●「EASEL-E」
「EASEL-E」は、2021年7月に発売されたモデル。従来通り自分で変速の切り替えを行うタイプです。自分の感覚で自由に走りたい人にはこちらがおすすめ。
ちなみに「EASEL INTER5E DI2」、「EASEL-E」ともにフレームカラーは、今回試乗したホワイト、オリーブにブラックを加えた3色を展開。
両タイプとも車体重量は約18kg。力を入れることなく押して歩ける重さです。見た目もスッキリしていてスタイリッシュなのが良いですね。
また、どちらもバッテリー残量やアシスト力・現在の速度は、ハンドル左側にある液晶パネルにわかりやすく表示されます。
バッテリーは、フル充電かつECOモード使用時で約100km走行可能と必要十分な容量。また、外付けタイプなので取り外して充電ができるのも魅力です。
いかがでしたか?今回の旅に使用したミニベロe-BIKE「EASEL INTER5E DI2」と「EASEL-E」が気になった人は、ぜひお店で試乗してみてくださいね。
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※特別な許可を得て撮影を実施しました。
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