デジタルデトックスを兼ねて、今度マウンテンバイクに乗ってみない?


職場の同僚から、突然の誘い。確かに今の僕には、仕事中はもちろん、休みの日もスマホやPCを触っていて、常に膨大な情報の処理に追われている感覚がある……。

たまにはデジタルデバイスから離れる時間もありなんじゃない?


急だね~。でもそれ、めっちゃいいかも。行くか~。


「でも、どうしてマウンテンバイク?」と疑問に思ったが、彼はロードバイクにハマっていた時期があった。今度は、マウンテンバイクに興味が湧いたのかもしれない。マウンテンバイクに乗った経験はないものの、おもしろそうなので挑戦してみることに。

  • マウンテンバイクでデジタルデトックス

そして週末。もうひとり仕事仲間に声をかけ、同じ会社に勤める3人で「手ぶらでマウンテンバイク」体験ができるMTB(マウンテンバイク)フィールドに足を運んでみた。

手ぶらでOK!マウンテンバイク未経験でも安心して楽しめる「トレイルアドベンチャー・よこはま」

訪れたのは、神奈川県横浜市にある「トレイルアドベンチャー・よこはま」。最寄り駅は、JR横浜駅から電車で約20分の中山駅。よこはま動物園「ズーラシア」の奥、豊かな森の中に位置するフィールドだ。

  • トレイルアドベンチャー・よこはま

「トレイルアドベンチャー・よこはま」では、マウンテンバイク本体だけでなく、ヘルメットもレンタル可能。何も準備せずとも、動きやすい服装で来れば手ぶらで気軽に体験できるのは、初心者には嬉しいところ。

  • 手ぶらさんもWELCOME

レンタルできる車両は、本格的なマウンテンバイクに加え、電動アシスト付きマウンテンバイク(E-MTB)も。「体力に自信がない」と心配していたもう一人の同僚(女性)は、受付の際、後者をセレクトした。

スタッフさんが車両を準備する間、軽く身体を動かして待ちながらも内心はドキドキ。けれど、目の前にマウンテンバイクが用意されると、そのカッコ良さに惹かれて一気に胸が高鳴った。

  • バイクは実物を見るとテンション上がる

まずは、安全講習からスタート。コースの詳細や注意点を説明してもらった。コースは「初めて」「初級者」「上級者」の3種類あり、段階を踏んでステップアップしていけば安心とのこと。また、ヘルメットとグローブは必ず着用しなければならず、「逆走しない」「スピードを出し過ぎない」「追い越すときには声をかける」「適切な車間距離を取る」「トレイル外走行と進入の禁止」といったルールを厳守するのも、マウンテンバイクを安全に楽しむためには欠かせない。

  • レクチャーの様子

その後、有料の「初心者レッスン」を受講することに。ハンドルの握り方や、ギアや電動アシストの操作方法まで丁寧にレクチャーしてもらえて、徐々に不安が和らいできた。

  • レクチャーの様子

安全に減速するためのブレーキのかけ方も練習。

  • ハンドルの握り方とブレーキのかけ方

立ち漕ぎを練習し、基本的な乗車姿勢を身に付けると、スタッフさん先導のもと「初めて」コースへ。ギアや電動アシストの操作を試しつつ、マウンテンバイクに慣れていく。

  • 早速コースで実走!

「バーム」と呼ばれるカーブでは、手前で十分に減速し、一定のスピードを保ったまま、大きな円を描くイメージで前方に視線を向けて曲がるのがポイントなのだとか。倒れてしまわないか少し恐怖心があったが、教えてもらったとおりに走ってみると、スムーズにコーナリングできて、思わず顔が綻ぶ。

  • カーブの曲がり方講座

続いて「初級者」コースを案内してもらい、約30分にわたる手厚い「初心者レッスン」は終了。いよいよマウンテンバイク初心者3人で、コースにトライ!

木々の間を縫って走る爽快感とデコボコ道を駆け下りるスリルがたまらない!

「初めて」コースは、アップダウンのある「初級者」「上級者」コースに比べると平坦。木々の間を縫って細いオフロードを走る爽快感は、街中では味わえないだろう。

  • 大分バイクにも慣れてきて笑顔

ウッドデッキの橋も、コースの変化を感じさせてくれて、非日常感を感じる。

  • 変化のあるコース

「最初は怖かったけど全然できる!」一同余裕が出てきたところで、次は「初級者」コースにチャレンジ。

  • いざ初心者向けコースに

ギアを軽くし、坂を登っていく。先頭を走るのは、電動アシストが備わったE-MTB。さすが、ぐんぐんと進む。付いていこうと頑張って漕ぐ、じんわりと汗をかいて身体が温まってきた。

  • 初心者コースを楽しむ様子

頂上に到着し、ゴールに向かって下っていく。スピードを抑えつつ、ブレーキをかけながらデコボコ道を駆け下りるスリルは、まさにマウンテンバイクの醍醐味。

  • 初心者コースを楽しむ様子

ちょっとしたコブや連続するバームもあり、独特な浮遊感と横Gに病みつきになる。

  • だいぶ慣れてきて楽しいライド

鳥のさえずりが聞こえる森の中を、涼しい風と木漏れ日を浴びながらマウンテンバイクで駆け回る――。全身の筋肉は疲れているはずなのに気持ちは晴れやかで、心身ともにリフレッシュすることができた。

  • マウンテンバイク、かなりアリ!

森を走るマウンテンバイク体験が、休日の“新習慣”に!

思う存分マウンテンバイクを満喫した後は、受付エリアに設置されているチェアで休憩。緑に囲まれた非日常的な空間で語り合うひとときも、マウンテンバイク体験の魅力のひとつ。笑顔で言葉を交わし、親睦が深まったような気がする。

  • 休憩

マウンテンバイク、めちゃくちゃアリ!


でしょ!


スノボに行く感覚に近いね。ハマる人の気持ちわかるかも!


  • フィールドを後にする3人

同僚からの提案がきっかけだったが、おかげで最高の週末になった。マウンテンバイクで森を走って日常のストレスを発散するのが、休日の“新習慣”になりそうだ。

【施設情報】
トレイルアドベンチャー・よこはま
所在地:神奈川県横浜市旭区上白根町1425-4
営業時間:9時~日没(冬季は10時~)
営業日:不定休
コース利用料金:2,500円(2時間/安全講習を含む)
レンタル料金:マウンテンバイク2,500円~、電動アシスト付きマウンテンバイク3,500円~、ヘルメット1,000円
初心者レッスン料金(希望者のみ):1,500円
https://trailadventure.jp/access/yokohama

    トレイルアドベンチャー・よこはまについて詳しくはこちら

    番外編

    同僚の彼は、マウンテンバイクに大分ハマった模様。フィールド内のパンプトラックもスイスイこなしていた。

    • パンプトラックを楽しむ

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