日本では今秋公開の超話題作である映画『エクスペンダブルズ2』(10月20日公開)は、往年のスターが暴れて壊してぶちかます!のが、何よりの見所だ。映画公開を記念して、マイナビニュースでは映画公開まで、この作品に出演しているレジェンド級の俳優を一人づつ、過去の名作に触れつつフィーチャーした記事を掲載する。

今からちょうど30年前の1982年、映画「少林寺」で一人の俳優が鮮烈なデビューを飾った。中国武術大会で5年連続総合チャンピオンに輝いた経歴を持つ武術家、リー・リン・チェイ。後のジェット・リーである。

その後、活躍の場をハリウッドへと移したジェット・リーは、「リーサル・ウェポン4」や「キス・オブ・ザ・ドラゴン」、「HERO」といった超大作映画に主演。今やブルース・リーやジャッキー・チェンと肩を並べるスーパースターとなった。なぜジェット・リーはハリウッドでもスターになり得たのか。それは彼のアクションが紛れもない"本物"だったからだ。

数々のアクションスターを排出したハリウッドにおいても、これだけの身体能力を備えた俳優はジェット・リー以外にいない。恐るべきことに、49歳となった今でもそのスピード、パワーは健在。テクニックに至ってはむしろ老成し、さらに磨きがかかっている。「エクスペンダブルズ」が"世界最強軍団"を名乗る以上、ジェット・リーは絶対に外せない人材なのである。

そんな彼が演じるキャラクターは、小柄ながら驚異的なスピードと破壊力を持つマーシャルアーツの達人、イン・ヤンだ。銃弾やナイフが飛び交う戦場において、ただ一人ジェット・リーだけは、そのしなやかな肉体から繰り出される中国武術で敵を打ち負かしていく。30年前からまったく衰えを見せないその動きは、もはや芸術の域にさえ達している。

その一方で、30年前から変わった点がある。それは、ジェット・リー演じるイン・ヤンの性格が、「思慮深く、家族思いで、常に一歩先の人生設計を考えている堅実な男」であることだ。

かつて「少林寺」に出演したとき、19歳のジェット・リーは無鉄砲で正義感に燃える若者らしい若者であった。あれから30年――時とともに少年は大人になり、そして父親になった。ジェット・リーと同年代の映画ファンなら、大人になった彼の姿に自分自身を重ね合わせてニヤリとできるはずだ。

もちろん「少林寺」と「エクスペンダブルズ2」では、世界観にも舞台にも共通するところはない。

しかし、"世界最強軍団"の一員として当時と変わらぬ動きを見せるジェット・リーを見ていると、「少林寺」のリー・リンチェイが成長して大人になり、様々な闘いと人間ドラマを経て渡米、その後バーニー・ロスと出会ってエクスペンダブルズのメンバーになった――そんな架空のストーリーすら浮かんでくるのである。

<公式サイトより引用>2年前、全世界を熱狂させたアクション映画の最高傑作にして、世界中で2億7400万ドル(約220億円)の興行収入を稼ぎ出した大ヒット作『エクスペンダブルズ』。二度と実現不可能といわれたあの地上最強軍団が奇跡の再結成! さらに強力なメンバーを加え、スケールもアクションも、火薬も銃弾も過激に大増量!アクション映画史の総決算ともいうべき究極のスーパーヘビー級のダイナマイト・スペクタクルにして、絶対に見逃してはいけない2012年最大のスペシャル・イベント・ムービー! とてつもない映画の誕生に、世界はすでに過激に沸騰している!!
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