――さて、今年ももう残りわずかといった感じですが、2010年は皆さんにとってどういった年でしたか?
うちやえ「プリキュアという作品では親子のお客様の前で歌うことが多いのですが、そこで、子どもが喜んでいるのを見て、お母さんが喜ぶという姿を見て、すごく感動したことがあったんですよ。そういう機会を自分でも作れたらいいなと思って、本屋さんなどで"読み聞かせ"をさせていただいているのですが、自分で企画し、ご賛同いただいた方の協力のもとで実行できたのがすごく大きいですね。でも、まだそれは始まりでしかないので、来年に向けてさらに回数を増やせていけたらいいなと思っています。歌に関しては、昨年『Sweets』というアルバムを発売させていただきまして、それを大事に歌ってきた一年になりました。まだまだそのアルバム曲も皆さんに聴いていただきたいですし、生で聴いていいただける機会を増やしたいと思っています」
宮本「私は3月で学校を卒業して、社会人になったわけですが、今年はtvkの『キッズ劇場』という、今は『キッズ劇場Neo』なんですけど、子ども向けの番組に出させていただいたことが一番大きいことかもしれません。主題歌も歌っているんですが、番組の歌のおねえさんとして出演しています。これまでは生で歌うライブやコンサート活動が多かったのですが、今度はテレビ画面をとおして聴いてもらうということで、それが新たな挑戦になった一年でした」
――最近は声優としての仕事も増えていますよね
宮本「声優のお仕事も始めてからまだ一年ぐらいなのですが、いろいろな作品に出させていただいています。本当に日々挑戦ですね。いろいろなことに挑戦して、一生懸命に頑張っていけたらいいなと思っています」
――さらに挑戦してみたいことはありますか?
宮本「今年の年末に行われる『アニソン紅白』に出させていただくことになったので、まずはそこで頑張って、私のことを知らない人に、楽しそうに歌っている子がいるなって思ってもらえたらいいなと思っています。聴く人が楽しくなれるように歌うということは、来年になっても変わらないですね。そのために私自身も楽しんで歌っていこうと思います」
――それでは、今年20歳になった杉原さんはいかがですか?
杉原「本当にあっという間に2010年も終わってしまう感じですね。今年はたくさんのライブをやらせていただいたのですが、それもすべて周りの方々の支えがあってからこそということを実感できた一年でした。あと私は、『エンターテイメント集団 SNATCH』という劇団の一員でもあるのですが、その中で、歌っている私と演技をしている私という、いろいろな面を見ていただけた一年だったかなと思っています」
――2011年に向けてはいかがですか?
杉原「やはり20歳ということで、ちょっと大人の要素を取り入れつつ(笑)、雰囲気のある歌い手になっていけたらいいなと思っています」
――それでは最後に、クリスマスライブに向けて、ファンの方へのメッセージをお願いします
うちやえ「『kira☆kira』というタイトルどおり、キッラキラなクリスマスパーティになると思います。お忙しい中お越しくださると思いますので、ライブではのんびり、ゆったりと楽しんでいただきたいですね。よろしくお願いします」
杉原「今回のライブでは私のオリジナル新曲を披露する予定もありますので、そちらも楽しみにしていてください。『夢色パティシエール』のエンディングや『お茶犬』のオープニングなどももちろん歌わせていただきますので、ぜひ遊びに来てください。よろしくお願いします」
宮本「今回はミニアルバムの発売記念を兼ねたライブということで、ライブもアルバムもどちらも楽しんでいただきたいと思っています。ライブは、3人それぞれの良さをたくさん感じられるものになると思いますので、ぜひ観に来てください。そしてCDも買って聴いていただけたらうれしいです。いつまでたっても色あせない魅力にあふれた音楽になっておりますので、ぜひぜひお楽しみください」
――ありがとうございました