そう、あれは2月頃のことだったでしょうか。

「そろそろ三十路だし、ここらでOL風にいうところの"がんばった自分へのご褒美"がほしいなァ。具体的には取材という名の旅に出たいなァ」

という感じのテレパシーをわりとあからさまに周囲へ向けて発信していた僕のもとに、タイミングよく「3月末に南国リゾートの取材に行きません?」というお誘いが!

もちろん二つ返事でOKした僕は、100均で買ったパンツをバックパックに詰め込んで、一路マレーシアへと旅立ったのでした――。

ということで今回は、これまでリゾートとはほど遠い人生を歩んできた29歳独身ライターによる、クラブメッド・チェラティンビーチの体験レポートをお届けしたいと思います。

乗り継ぎで飛行機が遅れたこともあり、結局日本からクアンタン空港まで10時間近くかかった

さてさて、日本から乗り継ぎなどを含めて約10時間をかけ、たどり着いたのは大自然に囲まれたリゾート「クラブメッド・チェラティンビーチ」。同リゾートは、この他にも世界中に約80カ所展開されているらしいのですが、特にここマレーシアのクラブメッド・チェラティンビーチは、アジアのわりにあまり名前が知られていないこともあって日本人客が少ないのだとか。

……でもそれって逆に考えれば、"リゾート先に来ても日本人だらけ"という状況が嫌な人にとってはメリットじゃないですか。せっかくなら最大限に「非日常」を楽しみたいですもんね。

ということを考えながらクラブメッドに到着した僕でしたが、いきなり目の前に広がる風景に驚かされることになります。

ここが凄い! その1 : どこを切り取っても絵になるリゾートの風景!

クラブメッド・チェラティンビーチの外観。南国らしく椰子の木が立ち並ぶ

青い空と海、緑の芝生――まさに絵に描いたようなリゾート!

どこを切り取っても絵になるって凄いよね

あー! これこれ! リゾートといえばやっぱこの椅子だよ!

見てくださいよ、この「さぁこれからお前を骨抜きにしてやんよ」と言わんばかりの美しい景色! 今までこういう写真見るたびに「フォトショップ?」とかひねくれたこと考えてたけど、今この瞬間に悔い改めましたよ……。

ここが凄い! その2 : 世界中の料理が好きなだけ楽しめる

旅行の楽しみといえば……そう、食ですよね!

南国といえばフルーツ! 初めてパパイヤを食べたけど衝撃的な美味しさ

クラブメッドの中には巨大なレストランがあって、ビュッフェ形式で世界中の料理が好きなだけ楽しめるとのこと。ならば元を取る(=全種類食べる)しかないだろうと貧乏性丸出しで向かったわけですが……。

結論から言うと、食べ尽くすのは、無理! さすがはアジアに造られたクラブメッドの中で最大の面積を持つチェラティンビーチだけあってレストランもかなり広い。僕が5日間で達成したことといえば、フルーツの盛りつけ方が多少上手になったとかそういうことくらいですかね……。

その場で次々と出来上がる料理たち。これは好きな具材を選んでオムレツにしてくれるサービス

和食コーナーには謎の人形が

ぽん酢は国境を越える

室内もいいけどプールに面したオープンテラスで食べるのは格別!

夜はソファでくつろぎながら違う国のお客さんと一緒にお酒を楽しむ。この時間が一番楽しい

クラブメッドにはメイン以外にもう一つディナー時にアラカルト料理が楽しめるレストランがあって、そっちはムードたっぷり大人向け(要予約)

ここが凄い! その3 : 自然や動物と触れ合える!

ハイ、次は何も言わずにこの写真をご覧ください。

田舎育ちの癖に爬虫類が苦手な僕は、ここまで接近して写真を撮るのが精一杯

トカゲです。

……トカゲですが、明らかに背景との縮尺がおかしいです。デカすぎだろ!!!

これ、別にジャングルの中で出くわしたわけではなく、普通にクラブメッドの敷地内で見かけたもの。こうした豊かな自然もまた、チェラティンビーチの売りの一つなんですね。

クラブメッド・チェラティンビーチ名物のオナガザルにガン見された

子どもたちがジャングル体験できるのも自然豊かなチェラティンビーチならでは

ここが凄い! その4:南国リゾートで体験するスパでヘブン状態!

本当はやるつもりはなかったのですが、南国の暖かい風につい気が大きくなって初体験してきたのが、オイルマッサージ&フェイシャルエステ。これぞまさに冒頭で書いた"がんばった自分へのご褒美"ですよ!

ちなみにクラブメッドは普通「プレミアム オールインクルーシブ」というシステムにより、旅行代金にバカンスに必要なものがほとんど含まれているのですが、スパは別料金。……ということで、これは本当の本当に自腹です。

感想は……そりゃもう、そんなもの聞くまでもなくヘブン状態に決まってます! 「南国行ったらスパはマスト」。これ、合い言葉ね。

窓の外に見える深緑と、天井のデカくてゆっくり回る扇風機みたいやつ(正式名称不明)からの風に癒される

オイルは4種類

……ところでここだけの話、言葉がわからなかった僕は差し出された4種類のオイルを試食と勘違いして舐めそうになったわけですが、そういうのってよくあることですよね? ね!?

ここが凄い! その5 : G,O(ジーオー)のポテンシャル

G.Oが友だち感覚で接してくれるのもクラブメッド流

G.Oというのはお客さんの身の回りの世話をしてくれるスタッフのことなのですが、実は彼らの本当の実力が発揮されるのは夕食後のエンターテインメントショー。

演目は毎日変わる。到着した日のショーのテーマは「アラビアンナイト」だった

サーカスはプロだと言われても納得してしまいそうなほどクオリティが高い

クラブメッドではサーカスやダンスなど、かなり本格的なショウが毎晩のように行われているのですが、なんとこれ、出演者は全員がG.Oなんです。語学にも堪能な彼らがいるからこそお客さんは何の心配もなくリゾートを満喫できるわけで、G.Oこそがクラブメッドの主役と言えるのかもしれませんね。

――ということで5つの凄いところを挙げてみましたが、この他にもマリンスポーツやアクティビティなど、ここには書ききれないほどの楽しみがまだまだチェラティンビーチにはあります。

日常生活に疲れている方や、ワクワクするような非日常を味わってみたい方は、ぜひクラブメッド・チェラティンビーチへ!

※クラブメッド・チェラティンビーチの詳細についてもっと詳しく知りたい方は基本情報もお読み下さい!