コロナ禍で変化した「働く」を取り巻く環境

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、テレワークさらにはフルリモートなど、オンラインを活用した働き方も増えてきました。

このような働き方の変化に伴い、組織面では「直接雇用の人がいなくなる時代」に移っていくのではないでしょうか。

  • オンラインを活用した働き方が増えている

例えば、直接雇用は役員や経営幹部のみでそれ以外はアウトソーシングで組織を構築するというケースや、会社組織の中に正社員・契約・アルバイト・業務委託というさまざまな雇用形態の人がいるケースが増えることで、副業・複業・時短など時間を使い分ける働き方の人が多くなると私は考えています。

実際、転職希望者数が年々増えてきているように(※)、働き方の変化に対応できない会社であれば、退職者も今以上に増えてくるのではないでしょうか。※2021年4月15日発表「doda 転職求人倍率レポート」より

実績・発信・つながりのサイクルで、自己ブランド化へ

これからは会社と個人が対等な関係であり、お互いに選び、選ばれる時代が来るのでは? と私は想像します。そうなれば、実績や人脈、ネットワークなどがないと自分に仕事が来ることはありません。

「発信は苦手だが、実績だけ積みたい」という人も多いかもしれません。しかし、実績を自分で理解・言語化して伝えられないと、せっかく実績を積んでも誰にも知ってもらえないのです。他者が認めてくれることで、確固たる実績となり新たな仕事へつながります。

このように実績→発信→つながり、そしてまた実績というサイクルをグルグルと回していくことで、多くの人に認知され、初めて自分をブランド化、つまり自己ブランディングできると私は考えています。

このサイクルを実現するために、まずは、自分の強みや特徴を理解し、整理して、言語化していきましょう。

例えば私の場合は「元リクルート」「キャリアカウンセラー」「営業」「広報」「人事」などの強みについて、世の中の流れを読んで、実績としてどのタイミングでどれを発信していくかを意識しています。

SNSを活用した自己ブランディングの流れ

知らない人とつながることができるツールであるSNSの中でも、特にTwitterは、InstagramやFacebookと比べてまったく知らない人と交流しやすいことが特徴です。気軽に発信ができ、不特定多数の人との人脈を作りやすいツールであるため、「実績→発信→つながり」を創り、自己ブランディングにはTwitterが強いと思っています。

今ではTwitterのフォロワー数も2万3,000人を超えたため、広報として会社のことも発信していますが、当初は「小澤美佳」という私だからこそ発信できることに注力していました。具体的には自分が持っているノウハウを次々に発信していくことで、自分の見られ方を確立していく、つまり自己ブランディングの確立へとつなげていきました。

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自己ブランディングが仕事の幅を広げる

私が勤めるニットはテレワークを6年前から導入しており、現在では400人全員がフルリモートで働いているため、テレワークのノウハウが蓄積されています。2020年のコロナ禍より、テレワークのノウハウを世の中に伝えていくなら今だという気持ちで、その情報を最優先で発信しているのです。

  • 自己ブランディングの流れ 提供:ニット

そこから派生してテレワークのノウハウやコンサルティング、オンラインイベントの相談などの内容につなげていきました。その結果、Twitter経由での取材依頼やサービスの相談をいただいたり、他企業とコラボしたイベントへ登壇したりするなど多くの実績をあげることができているのです。

自己ブランディングはまず自分自身と向き合い、強みや特徴を理解することが大切です。そしてさらに強みを活かして実績を作り、発信し、周りから認知されることで、新しい仕事や依頼が来るなど、より自分の仕事の幅を広げることができます。

発信をしなくては、言っていないことと同じです。発信に慣れない方は、小さなことからでもなんでも良いので、まずは自分の言葉で考えを発信し、自己ブランディングの第一歩を踏み出しましょう。