写真は赤穂線の岡山行普通列車

岡山電車区に所属する115系の中には、窓の部分にブラウン、窓下に青帯を配した「岡山更新色」に塗装変更された編成も。鉄道ファンからは通称「カフェオレ色」とも呼ばれているそうだ。なお、「岡山更新色」と同様のカラーリングで、車体が白地の「広島更新色」の編成も存在する。

列車情報

JR西日本 115系

基本情報

115系は国鉄時代の1963(昭和38)年、113系に山岳路線対応のブレーキを搭載した直流近郊形電車として登場。1983年まで20年間にわたり、設計変更などを重ねながら1,921両が製造された。その後も車両の短編成化などで多くの改造車が生まれ、地域ごとにオリジナルの車体カラーも採用したため、バラエティに富んだ形式となっている。

本州内の直流電化区間で活躍し、現在もJR東日本・JR西日本の多くの路線で主力車両として活躍中。しかし車両の老朽化や新型車両の投入などで数を減らしており、JR東海が所有していた車両はすでに全車引退した。現在は900両程度が残存しているとのこと。