新型コロナウイルス感染拡大のため、在宅勤務を始めた、始める予定の方は少なくないはず。「自宅は寝るために帰るだけで、仕事ができるような環境じゃない」と慌てるビジネスパーソンもいそう。

「これだけあれば大丈夫」という最小限セットをメーカー広報さんにご紹介していただきました。

  • 自宅のテレワーク環境を少し良くしてみませんか?

置けばそこが仕事場になるペンケース

現在急速に推進されるテレワーク(特に在宅勤務)に先駆け、IT企業やベンチャー企業を中心に、自席を決めず好きな席で業務を行う「フリーアドレス」が導入されています。

またカフェで働く「ノマドワーカー」が注目されたのも記憶に新しいでしょう。こうした自由度の高い働き方をするワーカーの間で評判になったのが、コクヨの「立つペンケース」。

バッグの中では普通のペンケースながら、使うときはペンスタンドに早変わりするアイデア商品です。筆者は、この姉妹品である「ペントレー」に変身するペンケースを愛用しています。

これはまさに、在宅勤務を始めたビジネスパーソンにうってつけのアイテムなのでは!

在宅勤務を快適に整える

コクヨは、自社サイト内に「働き方改革サイト」を設置。オフィスづくりと働き方のノウハウを公開し、テレワークを先取りしています。もちろん、テレワークに役立つ商品も多数展開中。

ツイッターなどのSNS上では、慣れない在宅勤務で腰を痛めることを意味する「こ死」(腰の死)というネットスラングが生まれています。一刻も早く快適な環境を整えたいところです。

コクヨのステーショナリー事業本部の吉村茉莉さんに聞きました。

さらに進化していたコクヨのペンケース

――使うときだけペンスタンドになるのが便利ですよね。

吉村さん 「広げるとペン立てのようになるので、使いたいものにアクセスしやすく、狭い作業スペースでも場所を取りません。また、ファスナーを閉じるだけでサッと片づけられ、持ち歩きに適した形になります。筆記具の他に、仕事でよく使う文具やハンコ、ケーブル類などをひとまとめにでき、置いた場所が仕事場になるので在宅勤務でも便利にお使いいただけます」。

――「ツールペンケース」のシリーズには、いろいろな商品ラインナップがあるそうですね。

吉村さん 「『ネオクリッツ ハイル』(税込1,870円)は、長い鉛筆や定規を入れるのに適したデザインです。『ネオクリッツ ユニテ』(税込1,650円)は、多数のペンと、テープのり、ふせんなどの小物をまとめたい方、『ネオクリッツ ワークサス』(税込1,980円)は、ステープラー、ハサミ、ハンコ、USBメモリなどの細かなビジネスツールの多い方にお勧めです」。

  • 4色展開の「ネオクリッツ ハイル」(税込1,870円)

  • 4色展開の「ネオクリッツ ユニテ」(税込1,650円)

  • 3色展開の「ネオクリッツ ワークサス」(税込1,980円)

これは、筆者からの提案ですが、仕事の場所をちょっと変えるだけで頭がさえて抜群にはかどったりします。

デスクを移動する時などではペンケースに道具をひとまとめすれば、「自宅内フリーアドレス」のように簡単に気分を一新できますよ。

10万円の給付金でイスを買う?

「自宅にはダイニングチェアしかなく、長時間座ると腰が痛い」、「そもそもイスがなく、ローテーブルと座椅子で仕事をしている」などという方もいるのではないでしょうか。

それなのに、外出はなるべく控えたいので整体にも行けず、買い物もままならない……なんて悩みもありそうです。

コクヨのイスの出番かもしれません!

  • 「ing(イング)シリーズよりバーチカルタイプ(背:メッシュ)」(税込96,800円)

「在宅勤務に初挑戦する方が、『今まで会社で何気なく使っていたオフィスチェアーを見直した!』などというSNS投稿をよく目にするようになりました。これをきっかけに、自宅用でもちょっと奮発して高性能のイスに目を向けてもらえたらと思っております。座面が360度に揺れるingは腰への負担を減らしつつ、生産性を向上させられますよ」と、同社ファニチャー事業本部の佐藤詠美さんが期待を述べてくれました。