梅雨、あなたはどんな傘を使っていますか? 急な雨に、とても便利なビニール傘。もしかするとその傘が、あなたの出世を阻んでしまうかもしれません。

雨の日限定なので、おろそかになりがちな雨具。カラッとした心で、梅雨を乗りきるべく、今年は傘の新調を考えてみませんか? 傘選びの留意点&NGを、スタイリスト森井が一刀両断!

■NG1.ビニール傘の愛用

ついつい愛用しがちなビニール傘。購入価格がリーズナブルなので、紛失のショックも少ないですね。実は、私も家に5本くらいたまっています(笑)。しかし、この傘が出世を阻むリスクになるとしたら、今すぐ傘を新調したくなりますよね?

風水・金運などスピリチュアル分野において、ビニール傘は持ち主の格を下げてしまうと言われているそうです。一方、ビジネス上の身だしなみとして、カチッとしたジャケパン・クールビズスタイルにふさわしいとは言えません。そもそも、ビニール傘は機能性に特化した日用品だからです。

ビジネススタイルにふさわしい傘を新調してみてはいかがでしょうか? 丸井などファッションビルの傘売り場には、アパレルブランドの傘が1万円程度で、バリエーションもありますよ。

■NG2.体格に合わない傘

あなたが傘を選ぶとき、似通ったデザインであれば、直径が大きいタイプを選んでいませんか? 確かに大きい傘は、雨をしのぐ面積も大きいでしょう。しかし、その大きさが体格に比べて大きすぎる場合、子どもが大人の傘を持っているようなアンバランスな印象を与えかねません。

ご存じでしたか? 諸説ありますが、男性は65センチ、女性は60センチが一般的な傘のサイズ感と言われています。また、近年70~75センチという大型傘も出ていますが、ざっくり身長マイナス100センチという計算が、バランスよく見えるサイズ感だそうです。大は小を兼ねると言いますが、傘にかんしては必ずしも大きい方がベストという訳ではありません!

■NG3.カバーがない折りたたみ傘

急に降り出す雨にも対応できる折りたたみ傘! 用意周到なビジネスマンに役立つ傘と言えます。しかし、カバーが付いていない折りたたみ傘にご注意ください。

傘を刀に例えると分かりやすいです。さやに入れず、むき出しの刀を持ち歩くのはおかしいですよね? 折りたたみ傘も同じ! 持ち運ぶケースがある以上、そのケースも持ち歩いてこそ自然な装いですね。

以前、ファッションブランドCOACHの折りたたみ傘を活用したことがあります。普段以上に高級な傘を用いることで、雨の日なのにワクワクしました! 今年の梅雨は、傘の新調で乗り切りましょう。

<著者プロフィール>
森井良行
「ユニクロさえもカッコよく」をキャッチフレーズに、大人カジュアルとして、エレガントカジュアル(エレカジ)を提唱。渋谷・有楽町etc.ショップをまわり、その人だけに似合う服をコーディネートする買い物同行サービスの実績は、のべ3,000人を超え、97%の独身顧客が「女性にほめられた」という。公式サイト「エレカジ」ではコーディネート事例や「モテるファッションアイテム」を日々紹介中。
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