過労自殺しかけた経験を描いた書籍「『死ぬくらいなら会社辞めれば』ができない理由」の著者である汐街コナさんが、会社から身を守るための処世術などを紹介する漫画連載「会社につぶされないために」。今回のテーマは「問題を整理・最小化していく」です。

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問題を切り分けることは大切です

これは今回の新型ウィルスの件に限らず、いつも私が心がけていることです。いろんな問題が重なって、どうしてよいかわからないときは、問題を少しずつ切り分けてゆきます。大きくは「自分にも何かできること」と「自分には何もできないこと」です。

この連載でも何度か書いていますが、大切なのは「自分を基準にして考えられるようにすること」だと思います。わからないことや、自分にどうにもできないことに、振り回されるのはただのストレスにしかなりません。「自分ができること」に軸を置いて、問題を考えてゆくとよいと思います。

「感染するか」はわからなくても、「感染の可能性を減らす努力」はできます。「政府の決定」を覆すことはできなくても、「政府の決定に対応できる準備」はできると思います。「人事を尽くして天命を待つ」というやつですね。

そうやって、「今できることはちゃんとやっている」と思えることが、心の平安にもつながってゆくと思います。

筆者プロフィール: 汐街コナ

イラストエッセイを手掛けるイラストレーター。ゆるいオタク。 エッセイ「『死ぬくらいなら会社辞めれば』ができない理由」を2017年4月に上梓。ツイッターは@sodium。