野菜やお肉が安い時に沢山買って、冷凍しておこう! 節約には欠かせない「冷凍保存」ですが、「解凍したら味が変わってしまった」「解凍が面倒で冷凍庫で化石状態」そんなことはありませんか?

長年冷凍食品を研究してきたニチレイフーズによる、冷凍をフル活用する神テク集『ニチレイフーズの広報さんに教わる 食材の冷凍、これが正解です!』(KADOKAWA刊)より、一部を紹介します。

全5回の第4回は、「カステラ」の冷凍保存のコツや解凍の方法をご紹介します。

「1本は多い…」なら冷凍!凍ったままも美味

  • 『ニチレイフーズの広報さんに教わる 食材の冷凍、これが正解です!』(KADOKAWA刊)より

小分けに包んで乾燥から守って

  • 『ニチレイフーズの広報さんに教わる 食材の冷凍、これが正解です!』(KADOKAWA刊)より

1本で買うと、なかなか食べ切れないカステラ。開封後は日持ちしないため、早めに冷凍しておいしさをキープ。カステラは冷凍庫から出すとすぐ解凍が始まり、再冷凍はNGのため、必ず1回で食べやすい大きさにカットして冷凍を。さらに乾燥を防ぐため、ぴったりとラップで包み、重ならないように冷凍用保存容器に並べ、ふたをして冷凍庫に。

解凍:カステラ

冷蔵庫に移して、1切れ(約45g)につき15分程度置き自然解凍。または、1切れにつき電子レンジ(600W)で約30秒加熱すると、できたてのようなおいしさに!

Recipe:牛乳にひたして冷凍するとおいしいアイスに

  • 『ニチレイフーズの広報さんに教わる 食材の冷凍、これが正解です!』(KADOKAWA刊)より

1)平皿やバットの上にカステラを包める程度の大きさのラップを広げる。ラップの中央にカステラを置き、全体に牛乳をかける。牛乳の量は、カステラを傾けた際に牛乳が少しにじみ出るくらいが目安。1切れ(約45g)につき大さじ5程度かけるとおいしい。

2)ぴったりとラップで包み、冷凍用保存袋に入れる。空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍庫で6時間程度冷やして完成。ラップで包んだカステラは冷凍用保存容器に入れてもOK。ただし、牛乳が全体に行き渡るよう、カステラは横に寝かせて冷凍すること。

Idea:凍ったまま食べるともっちり食感に!

  • 『ニチレイフーズの広報さんに教わる 食材の冷凍、これが正解です!』(KADOKAWA刊)より

カステラは、実は冷凍のままでもおいしく食べられる。凍らせることでもっちりとした食感になり、新感覚スイーツのような味わいに。

『ニチレイフーズの広報さんに教わる 食材の冷凍、これが正解です!』(KADOKAWA刊)

今日から使える! 冷凍保存の便利帳

長年冷凍食品を研究してきたニチレイフーズ直伝、冷凍をフル活用する神テク集です。

  • 焼き魚は温かいうちに冷凍したほうがいい
  • 実はレタスはホイルに包んで冷凍できる!
  • トマトはザク切り冷凍が使いやすい
  • なすはレンチンして丸ごと冷凍できる!

便利調理テクや解凍・冷蔵保存の知恵、バズったコンテンツや冷凍豆知識やレシピが盛りだくさん。

もくじ

1章 野菜・果物の冷凍保存
2章 肉の冷凍保存
3章 魚の冷凍保存
4章 乳製品・卵・大豆製品・練り物の冷凍保存
5章 主食類の冷凍保存 6章 惣菜・デザートの冷凍保存

⇒Amazon『ニチレイフーズの広報さんに教わる 食材の冷凍、これが正解です!』

監修:株式会社ニチレイフーズ
定価: 1,650円(本体1,500円+税)
発売日:2023年6月2日
判型:B5変形判・160ページ
ISBN:9784046825742