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    石川さゆり

ミュージカル特集に桜ソングメドレーも

――今回のコンサートの見どころを伺えれば。

軽部:石川さゆりさんがコンサートに22年ぶりの出演なんですけど、生で初めて「天城越え」を聴いて、鳥肌が立ちました。歌うことの迫力というか本物という感じにすごく圧倒されましたね。あと、これは2週目(3月17日)に放送しましたが、最近番組でやっているミュージカルの特集企画も良かったですね。

仲間:石丸幹二さん、新妻聖子さんという他のミュージカルでは見られないコラボですからね、本当に素晴らしかったです。

軽部:森山直太朗さんの「さくら」も良かったなぁ。

仲間:みんなあの空気にスッと入っていきましたよね。

軽部:しかも、その前はコブクロさんの「桜」ですからね!

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  • 桜ソングメドレー

――見どころを挙げればキリがないですね(笑)。あらためまして、司会を担当されて2年になりましたが、いかがですか?

仲間:軽部さんがおっしゃったように、記念コンサートをへて、ようやく『MUSIC FAIR』の一員になれたかなっていう感じですね。なので、これからの収録でもアーティストさんたちの良さやいろんな部分を引き出していけたらいいなと思いますし、やっぱり生で歌が見たいという欲求が出てきますね。普段の放送だと、どうしてもトークと別収録になってしまうので、たまにはそういう機会があってもいいかなと思います。軽部さんは、あわよくば一緒に歌いたいんじゃ…?

軽部:いやいやいや(笑)。それは、まぁ…そうね…。

――まんざらでもないですね(笑)

軽部:ついこの間2600回コンサートがあって、あっという間に2700回コンサートが来たという感じです。せっかく記念コンサートを経験させてもらったので、今後の司会でちょっと新しい感じが出るといいなと思いますね。もう1つ『MUSIC FAIR』を知ることができたという立場で臨めればと思っています。

ちょっとすごすぎる番組

――miwaさんリトグリさん演出の浜崎さんが、お2人の司会ぶりについて「包み込んでくれる」「空気を柔らかくしてくれる」とおっしゃっていましたが、なにか意識していることはありますか?

軽部:それは、仲間さんの雰囲気だと思いますよ。やっぱり、『MUSIC FAIR』の司会は雰囲気作りが大きな役割だと思うんですね。インタビューとは違うし、アーティストの皆さんが気持ちよく過ごして、気持ちよくしゃべって、気持ちよく歌につながっていくという場づくりが、この番組の司会者に一番求められているというのは、この2年間やってきて感じることですね。だから、そういう印象を持ってもらうのは、とてもうれしいです。

仲間:その通りだと思います。アーティストの皆さんからしてみれば、知らない人からいろんな話を聞かれなきゃいけないので、やっぱり話しやすい空気は大事だなと思いますし、できるだけリラックスしてお話ししてほしいなとは思っていたところでしたので、すごくうれしい言葉をいただいたなと思います。

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――それでは最後に、今後の番組への意気込みをお願いします。

仲間:この番組の品のある良さを崩さないように、アーティストさんたちの親しみのある顔が見られるようなトークをしていただけるように、空気作りを常に気をつけていきたいと思います。見てくださる人たちにも、番組を作っている人たちの愛が感じられるような温かい番組をお届けできるように、頑張りたいと思います。

軽部:僕が入社した1985年で、当時すでに長寿番組だったのに、そこから30数年たってまだ続いてるって、ちょっとすごすぎる番組なんですよ。『めざましテレビ』も25年やっていて、どこに行ってもベテラン扱いされるんですけど、この番組だけは若手のような新鮮な気持ちで取り組みたいと思いますし、『MUSIC FAIR』についてまだまだ知らないことも多いので、勉強しながら、アーティストのみなさんと一緒に素晴らしい音楽を少しでもサポートできればなと思う次第でございます。

(C)フジテレビ

●仲間由紀恵
1979年生まれ、沖縄県出身。『TRICK』『ごくせん』『功名が辻』といったドラマに主演するほか、『NHK紅白歌合戦』『日本レコード大賞』といった大型音楽番組の司会も務める。16年4月から『MUSIC FAIR』8代目司会を担当。

●軽部真一
1962年生まれ、東京都出身。早稲田大学卒業後、85年にフジテレビジョン入社。94年から現在に至るまで『めざましテレビ』のエンタメコーナーを担当し、バイオリニストの高嶋ちさ子とクラシックコンサート「めざましクラシックス」の司会も。16年4月から『MUSIC FAIR』8代目司会を担当。