■4. 海の中で人生最高のビールを味わう

  • 夏の間だけ出現する、海上カウンター席

ビール好きなら、ぜひ試してほしいのが、海の中に作られた特等席でクラフトビールを味わうイベント「絶景海上ビアガーデン」。

2022年で2度目を迎えたこのイベント。もともと白一色だった椅子のカラーバリエーションが増え、より映え度がアップ。透き通った海の中に、ピンク・グリーン・オレンジなど、パステルカラーのキュートな椅子が浮かび上がります。

  • 「OKINAWA SANGO BEER」(各1,000円)、「ゴーヤ・紅芋チップス」(700円)

ここで楽しめるのは、サンゴ礁から生まれた「玉泉洞」の地下水で仕込んだ、風味豊かなビール「OKINAWA SANGO BEER」。4種類のフルラインナップに加え、その時しか飲めない期間限定ビールが登場することもあります。どれを選べばいいか迷ったら、スタッフに相談しておすすめの1本を選んでもらうと良いでしょう。

そして、ビールのおつまみには、沖縄らしい「ゴーヤ・紅芋チップス」をお試しあれ。程よく存在感を発揮し、どんなフレーバーのビールともよく合う、サクサクおいしいおつまみです。

  • 波音が心地よく耳に届く、夢のようなロケーション

左手に石垣島、その手前に竹富島、右手に黒島が。海と空、そして島々がまるで絵画のように広がります。

どこまでも見渡せる爽快なカウンター席だから、日常を完全に忘れるほどリッチな気分に浸れます。ビール好きなら、この時ほど幸せを感じる瞬間はありません……! ぜひスマホ片手に、非日常感あふれる夏の時間を楽しんでください。2022年の「絶景海上ビアガーデン」は、8月31日までの期間限定。お見逃しなく。

■5. ビュッフェを120%楽しむコツ

  • ひと手間加えたメニューが並ぶビュッフェテーブル

たくさん遊んだ後は、お楽しみの食事タイム。フロント棟すぐ横のビュッフェレストラン「Ooli Ooli(オーリオーリ)」へ向かいましょう。朝食と夕食はビュッフェ形式。ランチはアラカルトで好きなものをチョイスして、お部屋まで届けてもらえます。

夕食時には、海ぶどうやアーサー、ソーキなど沖縄らしい食材を使った料理をはじめとして、新鮮なサラダやフルーツ、海鮮などがずらり。トロピカルなメニューの数々が、常夏気分へと誘います。

  • 南国らしいスパイスやソース類にも注目

一般的にバジルで作られるジェノベーゼソースも、シェフの手にかかればひと味もふた味も違います。

バジル代わりに使われているのは、八重山諸島で生息する「長命草(ちょうめいそう)」。"1株食べれば1日長生きする"と言われるほど、おいしい上に体にも良い食材が使われているんです。

そんなソースや八重山らしいスパイスを自由にアレンジして食べ比べるのも一興。いろいろ試して、ビュッフェをとことん楽しみましょう。

  • グルクンの天ぷらは、アーサ入りの衣で風味豊かに

出来たてを味わえる「ライブキッチンコーナー」も、楽しみのひとつ。沖縄の県魚にも指定されている「グルクン」を、目の前で揚げてくれます。

グルクンはあっさりとした味わい。ソースやスパイスをアレンジして食の楽しみを広げてくださいね。

  • レストランから眺められるハーブガーデン

実はこのビュッフェレストラン、お店からすぐの畑で収穫したハーブを料理に使っているのをご存じでしょうか?

例えば、「自家製マンゴーのタルト」に飾られたミントも、畑で育った自家栽培。また、まぐろのお刺身の下は、笹の葉ではなく、南国の日差しを浴びてすくすくと自生したショウガ科のハーブ「月桃(げっとう)」が敷かれています。食事と一緒に、ハーブの力強い味わいをぜひ感じてみて。また、お食事と合わせて「ハーブガーデン」をお散歩するのもおすすめですよ。

  • バカンス気分に浸れるごちそうの数々

メイン料理は、出来たてをテーブルまでお届け。この日は牛肉のローストでした。

ワインやビールを飲みながら、南国トリップを楽しんで!お酒が飲めない人は、沖縄県伊江島産のドラゴンフルーツ果汁を使用した「ピンク ドラゴン ソーダ」がおすすめですよ。

  • ここでしか味わえない「小浜ソフト」

さらに、デザートコーナーの「小浜ソフト」も見逃せません。このソフトは、石垣島で親しまれる「マリヤ乳業」の生乳と小浜島生まれの黒糖を使った、「リゾナーレ小浜島」限定スイーツ。

濃厚なミルクとやさしい黒糖の味わいが絶妙にマッチ。これを食べるために、またここへ来たいと思えるようなおいしさでした。

ちなみに、ソフトは八重山のシナモンこと「ヒバーチ」との相性も抜群。上からパラパラ……とふりかければ、濃厚さに加えて爽やかさもプラスされます。

■6. 星空の下で夕食を楽しむ

  • この日は、幻想的なムーンライト(月の道)にも遭遇

連泊するなら、夕食は「ティンガーラナイトディナー」を試してみませんか?

「ティンガーラ」とは、八重山地方の方言で「天の川」の意味。その名の通り、きらめく星空のもと、ビーチで食事を楽しめます。

夜のビーチは、とってもムーディー。昼間見たキラキラのビーチとは、違う顔をのぞかせて新鮮です。

  • お料理に加え、星空の早見表もつく

夕食の内容は、主にビュッフェレストランのメニューをテイクアウトして詰めたもの。好きな場所にビーチマットを敷き、ピクニック気分でディナーを楽しめます。

  • 潮風に吹かれて、最高の時間を過ごす

海辺の特等席は、まさに極上の癒やし空間。頬を吹き抜けてくる涼しい潮風を感じながら、ビールをごくり……。海外にいるような開放感に満たされ、リゾート気分に浸れるはず!

カップルで体験すれば、ロマンチックな風景が心を溶かし、ふたりの距離をぐっと近づけてくれるでしょう。

■7. ご褒美旅なら沖縄の天然素材を用いた琉球スパ体験を

  • 施術室は全室オーシャンビュー

南国の強い紫外線によって、ダメージを受けやすくなる肌。ご褒美旅なら、優雅にお肌をケアするスパ&トリートメントを利用してみるのも良いかも!

離れのスパ棟は、眺望も注目すべきポイント。施術室の窓からは、美しい海を見渡すことができます。

スパのメニューは、天空(てぃん)・珊瑚礁(ぴー)・祈(にんがい)・大地(じー)の4つ。すべて80分間コースで、チェックイン時に予約します。

  • 珊瑚礁(ぴー)体験(14,850円/名)

今回体験したのは、シークワーサー、ゴーヤ、クチャ(沖縄の泥)など、沖縄の天然素材の中から好きなものを選び、スペシャルトリートメント体験を行う「珊瑚礁(ぴー)」。

筆者は肌のくすみが気になっていたので、クチャのパックを選びました。クチャとは、数百年もの間、沖縄の海底に蓄積した泥のこと。泥と言っても、きめ細かくなめらか! 天然素材なので、使用感もナチュラルです。

全身の泥を洗い流せば、見違えるような肌のツヤが出現。久々のしっとりツヤ肌に、ウキウキと心が明るくなりました!

  • ちょっぴり早起きして行きたい「フレッシュエアストレッチ」

また、小浜島の朝にぴったりな「フレッシュエアストレッチ」も、ぜひ参加してほしい! 参加料は無料、予約もいりません。早朝のビーチでゆっくり呼吸をしながらストレッチを行い、朝日を浴びながら気持ちよく体を目覚めさせます。

最高の1日の始まりにふさわしい、充実した時間を過ごせますよ。

■特別な体験がつまった「星野リゾート リゾナーレ小浜島」

「リゾナーレ小浜島」は、そのすべてが一期一会で、心惹かれる特別な体験の宝庫。一人でも、カップルでも、友達同士でも。すべての人を癒やしてくれる離島リゾートで最高の思い出を作ってみてください。

後編では、幻の島へ上陸する半日ツアーをご紹介。こちらもお楽しみに!

■Information
星野リゾート リゾナーレ小浜島
【場所】沖縄県八重山郡竹富町小浜2954