■【7:00】変化球の大阪流モーニングを満喫

  • 「モーニングセット」(1,250円)

2日目の朝食スポットは「OMOカフェ&バル」。ここでは、メインのメニューを5つから選べる「モーニングセット」が楽しめます。

人気の「クロックおかん」は、クロックムッシュの上にだし巻き卵がのっていて、お好み焼きソースとマヨネーズがたっぷり。意外な組み合わせで、ハマるおいしさ! 何度でもリピートしたくなります。

■【7:30】ええだし出てますわツアーへGO

  • エコバックを持って、行ってきま~す

朝食を平らげたら、朝の「木津卸売市場」を訪れるツアーへ出発! OMOレンジャーは、この旅で2回目の登場となる八十田さん(愛称やそちゃん)です。

「木津卸売市場」の場所は、施設から歩いて15分ほど。朝ごはん後のウオーキングにぴったりです。

  • 約300年の歴史を誇る「木津卸売市場」

「卸売市場」と聞くと、「一般の人が行っても、大丈夫なの?」「入場券が要る?」などいろいろ考えてしまいますが、ここは誰でも大歓迎。水産・青果・精肉などの専門店が約150店舗集まる、巨大な大阪の台所です。

ちなみに、卸売市場の中に朝8時からオープンのスーパー銭湯があるのも「木津卸売市場」ならでは。

  • あらゆる削り節がそろう「平松商店」

「どんなお店があるんだろう?」とワクワク。最初に伺ったのは、削り節専門の「平松商店」。店先に立つと削りたてのカツオ節が、ふわんと香ります。

「まさに和風アロマでしょ~。こんなホテルがあったら入りたいわ」と、やそちゃんのナイスなボケが。しょっぱなからワイワイ大盛り上がりです!

  • 味のある削り機は、約90年以上も現役で活躍中

鼻の穴全開で店内へ。削り節と言うと、「カツオ節」一本のイメージではありませんか? でも、ここは削り節の専門店。シロ節・ムロ節・メジカ節など、珍しい削り節がところ狭しと並びます。

しかも「平松商店」で売られている削り節は、防腐剤や着色料などは一切添加していない無添加。ツアーの参加者は、削り節の食べ比べができるのもうれしいポイントです。

未知なる削り節との出会いは感動の嵐。ぜひ試してみてくださいね。

  • 泉州の水なすのお漬物はこの1個で約260円。やすっっっっ!

「大阪の夏のごちそう"泉州の水なすのお漬物"は、ぜひ食べてほしい!」そう言いながら、ちょっぴり興奮気味のやそちゃんが案内してくれたのは、お漬物専門店の「安兵衛」。

店先には、手間暇かけて愛情たっぷりに作られたお漬物がずらり。この日は運よく、泉州の水なすのお漬物をゲットすることができました。

うれしいことに、お漬物を買うとこんな風にぬかも一緒にもらえるんです。

  • 笑顔いっぱいに出迎えてくれる「丹喜丹井商店」の丹井さん

お漬物の次は青果エリアへ。「丹喜丹井商店」は、色とりどりの多種多様な野菜がそろう八百屋さん。

  • 江戸時代生まれの「勝間南瓜」(こつまなんきん)

ここでは、大阪っ子も知っている人が少ない「なにわの伝統野菜」を扱っています。「なにわの伝統野菜」は、昔から種を守られている大阪生まれの固有種。江戸時代から令和の今にいたるまで、品種改良を一切行っていない希少な農産物です。

大阪の街中でも、あまりお目にかかれない逸品。市場に来たらぜひチェックしてみてくださいね!

  • 豆のことなら何でも教えてくれる「八分屋商店」

続いて向かったのは、小豆や大豆、レンズ豆、とら豆など、品ぞろえ豊富な豆の専門店「八分屋商店」。店内は珍しい豆がいっぱい。料理好きならテンション上りまくりです!

お店のご主人に、おすすめの調理法や豆の戻し方を聞きながらお買い物するのも楽しみのひとつです。

  • まるでソースの博物館

最後に向かったのは、市場に併設された関西にしかない業務用スーパー「食材センターODA」。ここには"あるもの"がめっちゃそろっているんです。

それは、関西と言えば……のあれ! 「ソース」です。

ふと見上げれば、ソース、ソース、ソースの壁。この裏側も違うソースが並んでいて、その光景は圧巻です。冬になるとポン酢とソースコーナーの場所がスイッチして、ポン酢がずらっと並ぶそう。さすが大阪。関西の豊かな食文化を垣間見た気がしました。

■「OMO7大阪」を拠点に、ディープな大阪を深掘りしよう

ディープな大阪は、味もよければ、人もよし。一度訪れると、もう一度行きたくなる魅力であふれています。今回ご紹介したのはほんの一部。「OMO7大阪」を拠点に、うまいもんがひしめく大阪を深掘りしてみてはいかがでしょうか?

■Information
OMO7大阪(おも) by 星野リゾート
【場所】大阪府大阪市浪速区恵美須西3-16-30