進化を続ける香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)の魅力に迫る本コラム。第3回は、アジアで唯一のテーマランド「トイ・ストーリーランド」で映画の世界に浸る。
2011年11月18日にオープンした「トイ・ストーリーランド」は、ディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー』の世界が体験できる、アジアで唯一となるテーマランド。入り口では、巨大なウッディの像が出迎えてくれる。そして、アンディ家の裏庭を表現したエリア内では、さまざまなおもちゃに出会え、自分がおもちゃサイズになったような感覚になれる。
アトラクションは全部で3つ。アンディの最速のトイカーを巨大化した「RCレーサー」では、高さ27mもあるハーフパイプ・コースターを猛スピードで駆け抜けるスリルが味わえ、自分のしっぽを追いかけて回り続けるスリンキーをイメージした「スリンキー・ドッグ・スピン」では、スリンキーの身体のバネに入り込んだ気分で、一緒にクルクル回転が楽しめる。
3つ目の「トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ」は、パラシュートで急降下するという、トイソルジャーの鬼軍曹による訓練を表現したアトラクションで、地上約25mからの自然豊かなパノラマ眺望と、空中でアップダウンするアドベンチャーが楽しめる。
エリア内には、複数の顔と声を持つ、生きている積み木のおもちゃ"キューボット"が動き回っており、積み木を回転させて組み合わせを変え、さまざまなキャラクターを作り上げることができる。また、ミート&グリート・ポイントの「バレル・オブ・ファン」では、ウッディやジェシーをはじめとする『トイ・ストーリー』の人気キャラクターに出会え、握手や記念撮影をすることができる。
さらに、アンディの"おもちゃ箱"をテーマにしたショップ「アンディ―ズ・トイ・ボックス」では、おもちゃやおみやげなど、限定グッズが勢ぞろい。入り口には、リトル・グリーン・メンやミスター・ポテトヘッドなどのキャラクターや、おもちゃが飾られており、ワクワクした気持ちにさせてくれる。
次回は、東京ディズニーランドに2015年夏オープンする新アトラクション「スティッチ・エンカウンター」を、香港ディズニーランドに存在する同アトラクションでひと足早く体験する。
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協力:ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル