青葉城西高校でキャプテンを務める及川徹は、中学時代にベストセッター賞を受賞した実力者ですが、決して天才と称されるような選手ではありません。限界を感じ折れそうになったこともありますが、ひたむきな努力で仲間の力を最大限引き出せるセッターへと成長しました。
こうした背景から、及川にはセッターとしてのプライドが感じられる名言や、強くなるための努力を惜しまない様子が伝わる名セリフが多いです。
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そこで、今回はマイナビニュース会員の男女303名を対象に漫画『ハイキュー!!』に登場する及川徹の名言についてアンケートを実施。特に印象に残った名言・名セリフをランキング形式で紹介します。
及川徹の名言ランキング
マイナビニュース会員に及川徹の名言についてアンケートを実施したところ、以下のようなランキング結果になりました。
1位「――才能は開花させるもの ――センスは磨くもの!!!」(17.3%)
2位「安心してとべ」(12.3%)
3位「それじゃあ今日も――信じてるよお前ら」(11.3%)
4位「お前の最強の武器で来い 飛雄!!!」(6.7%)
5位「諸刃の剣は百も承知 だからこそ生かしてみせる」(6.1%)
6位「それを理解できないなら お前は独裁の王様に逆戻りだね」(4.5%)
6位「取るに足らないこのプライド 絶対に覚えておけよ」(4.5%)
6位「――飛雄 急速に進化するお前に俺は負けるのかもしれないね ――でもそれは今日じゃない」(4.5%)
9位「個性の違うスパイカー達 それぞれ100%の力を引き出してこそのセッターだ」(3.9%)
10位「行きたい舞台は どうせ変わらない」(3.4%)
11位「ハァイ 落ち着いて 焦ってこっちが崩れてやる必要は無いよ 一本取り返せば問題ない」(2.8%)
11位「さあさあ 世界一ゼイタクな内輪揉めですよ」(2.8%)
11位「…飛雄の天才っぽいところは技術とかより 多分 バカなところだよね 普通なら躊躇うところを迷わず突き進む それが良い方向でも 悪い方向でも」(2.8%)
11位「…才能開花のチャンスを掴むのは今日かもしれない 若しくは明日か明後日か来年か 30歳になってからかも? 体格ばかりは何とも言えないけど 無いと思ってたら多分一生無いんだ」(2.8%)
15位「空回ってた天才が才能の行き場を見つけちゃったんだから もう凡人は敵わないんじゃない?」(1.7%)
15位「俺はこの――クソ可愛い後輩を公式戦で同じセッターとして 正々堂々 叩き潰したいんだからサ」(1.7%)
15位「でも そんな事はお構い無しに時々 楽しい は来てしまう 楽しい が俺を引っ張ってしまう バレーボールは楽しいと 忘れては思い出す」(1.7%)
15位「見るのも当然大事だけど 相手にどう見られてるかも 計算に入れなきゃね」(1.7%)
及川徹の名ゼリフ一覧
ここからはランクインした名言や名セリフを詳しく説明していきます。
「――才能は開花させるもの ――センスは磨くもの!!!」
春校予選、烏野との試合の終盤で登場したこのセリフは、及川徹が努力の天才であることを知らしめる名言です。そして、作品を代表する名セリフでもあります。
自分よりも優れた能力を持つ人を目の当たりにすると、つい才能を羨んだり、センスに嫉妬したりすることもあるでしょう。しかし、才能もセンスも、伸ばす努力をしなくては輝きません。あらゆる分野で頑張るすべての人に突き刺さる名言です。
【このセリフを選んだ理由】
・「言い得て妙だから好き」(44歳男性)
・「才能やセンスは生まれつきだけで決まるのではなく、努力や工夫によって伸ばしていけるという及川の強い信念が感じられるセリフだから」(41歳男性)
・「新しい視点を与えてくれた名言だと感じました」(31歳男性)
・「努力と成長することの大切さを表していると思うから」(48歳女性)
・「その通りだと思うし勇気が出る言葉だから」(47歳女性)
「安心してとべ」
先輩に混ざって試合に出る1年生の金田一勇太郎。影山と衝突した過去を知っている及川は、このセリフで最善のトスを約束し、実際に金田一の最高打点を引き出すのでした。
過去の失敗を引きずっていると、自分で自分の可能性に蓋をする結果になりかねません。自分ができなかったことを、目の前で実現されてしまっては自信喪失しそうですが、及川のこのシンプルな名言と抜群のトスは、見事に金田一の自信を取り戻させました。
【このセリフを選んだ理由】
・「シンプルなんだけど、かっこよくて頼れると思いました」(38歳女性)
・「仲間を信頼しているからこそ言えるセリフだからです」(45歳男性)
・「シンプルで一番心に響いた言葉でした」(48歳男性)
・「最も言ってもらいたい言葉ですね」(48歳男性)
・「シンプルだけど、この一言に安心できる信頼感があるからです」(45歳女性)
「それじゃあ今日も――信じてるよお前ら」
試合前のルーティンとして、チームメイトにかけている言葉です。普段は飄々としていて、キャプテンとしての威厳はあまり感じられない及川ですが、誰よりも真剣にバレーに打ち込んでいるからこそ、仲間から信頼されています。
春高予選の烏野戦では、逆にチームメイトのほうから「信じてるぞキャプテン」と声を掛けられていました。青葉城西3年生の信頼関係が伺える名シーンです。
【このセリフを選んだ理由】
・「信じることは難しいからこそ素敵で感動するからです」(40歳女性)
・「信頼関係は大事だと思った言葉だったからです」(45歳男性)
・「何気なくサラっと言ったところが印象的だった」(46歳男性)
・「気合いの入れ方が及川らしくて好きなセリフだから」(35歳男性)
「お前の最強の武器で来い 飛雄!!!」
勝敗を決めるラリーの終盤で登場した独白です。及川は、最後の局面で影山は日向を選ぶと読んでいました。真っ向勝負で勝敗を決めようとする、スポーツマンらしい信念や熱意も感じられます。
ライバルとの実力差に開きが出ると、焦燥感から冷静さを失いがちです。上には上がいて、なかなか報われないことも多いですが、手を抜いた相手に勝ったところで成長は見込めません。逃げ出さずに、本気の相手に向き合うことの大切さに気づかせてくれる名言です。
【このセリフを選んだ理由】
・「とにかくカッコいいシーンでした」(44歳男性)
・「迫力があり、勢いがあったから」(24歳男性)
「諸刃の剣は百も承知 だからこそ生かしてみせる」
直情的で協調性はないものの、強烈なスパイクが武器の京谷賢太郎へトスを上げた際の心の声です。スパイカー一人ひとりの個性を正しく分析し、強みを生かすトスを上げる及川。セッターとしての実力が本物であることが伝わる名言です。
チームで行動していると、周囲と合わず警戒されるタイプも出てきますが、そんなときこそどうしたらその人の個性が生きるか考えるべきです。かみ合わない人がいるときは、相手の長所探しから始めてみるとよいでしょう。
【このセリフを選んだ理由】
・「覚悟があって失敗も恐れないのが伝わる言葉だなと思いました」(48歳男性)
・「デメリットも承知なのをわかったうえでやれるやつは強い」(36歳男性)
・「人生で何かを決断し実行するとき、吉と出るか凶と出るか難しい判断を求められるけど決めたら信じてやるしかない」(46歳男性)
「それを理解できないなら お前は独裁の王様に逆戻りだね」
オフの日に鉢合わせた影山からの相談に対して、このセリフを返しています。嫌がってはいるものの、適切なアドバイスを返すところも及川の魅力の一つです。
焦りがあると、良かれと思ってしたことも裏目に出てしまうケースがあります。及川はあえて突き放すような言い方をしていますが、相手が求めることを知るために、コミュニケーションを図る。自身の行動が、本当に最善策なのか考え直す。そうした基本的な部分の大切さを伝えようとしていることがわかります。
【このセリフを選んだ理由】
・「セリフが作品を顕著に表している名セリフだから」(47歳男性)
・「勘違いした独裁者と言うか、周りを読めない、自分は正しいと思ってるような人が身近にもいるから」(44歳男性)
「取るに足らないこのプライド 絶対に覚えておけよ」
烏野に敗れた直後、「もう道を間違えるな」と忠告する牛島若利に放った名言です。青葉城西では及川の実力を発揮しきれなかったと主張する牛島に対し、及川は選択を間違えたと思ったことは一度もないと宣言しました。
価値基準は人それぞれ異なるため、自身が大切に思っていても相手からすると「取るに足らないプライド」と思われてしまうこともあります。及川のように、周囲にどう思われても、自身の気持ちに正直な選択を貫ける強さがほしいものです。
【このセリフを選んだ理由】
・「日常でも使えそうだから」(45歳男性)
・「気持ちに共感できるから」(43歳男性)
「――飛雄 急速に進化するお前に俺は負けるのかもしれないね ――でもそれは今日じゃない」
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仲間を信頼することを覚えた影山を見て、敗北を危惧する及川。しかし、試合は影山のトスを完璧に読んだ及川の的確な指示もあり、青葉城西が勝利しています。この名言は、決着がつく瞬間の及川の心の声です。
及川は影山を天才と認めながらも、自身の勝利を確信していました。相手が優秀すぎると、挑戦する前から「天才には勝てない」と諦めたくなることもありますが、努力すれば天才が相手でも勝てる可能性はあると教えてくれる名言です。
【このセリフを選んだ理由】
・「物語の流れを左右するような展開でのやりとりだから」(38歳男性)
・「影山に対する対抗心を一番感じた」(40歳男性)
「個性の違うスパイカー達 それぞれ100%の力を引き出してこそのセッターだ」
速い攻撃で突破口を開こうと焦る影山を見たときの独白です。自分がピンチを何とかしようとする影山。対して、我を抑えて仲間を生かすことに注力する及川。この時点では、及川のほうが優秀なセッターです。
人を頼ることが苦手な方は多いですが、自分の力だけで解決しようとするより、周囲の知恵や知識を借りたほうが効率がよいです。司令塔となるセッターの思考は、実社会でも必要な考え方と言えますね。
【このセリフを選んだ理由】
・「シンプルに素晴らしい名ゼリフだと思いました」(36歳女性)
・「セッターの矜持を感じるいいセリフだと思った」(43歳男性)
「行きたい舞台は どうせ変わらない」
高校卒業から数年後、ブラジルで日向と再会した際にこの名言を語りました。師と決めたホセ・ブランコがアルゼンチンに戻ってしまったため、予定を早めて早急に海外へ渡った及川。高校生の時点で、海外への挑戦を決めていたことがわかります。
夢のためとはいえ、予定を大きく変更して厳しい環境に飛び込むには勇気が必要です。よほど強い意志がなければ決断できないでしょう。今現在、大切な決断に悩んでいる方に知ってほしい名言です。
【このセリフを選んだ理由】
・「このシーンが忘れられないです」(39歳男性)
『ハイキュー!!』とは
漫画『ハイキュー!!』は「小さな巨人」と称されたある選手に憧れを抱いた青年・日向翔陽が、バレーを通じて仲間たちとともに成長する過程を描いた青春スポーツ漫画です。
同作は2012年から2020年にかけて『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載。2014年からスタートしたTVアニメシリーズは、2020年の時点で第4期まで放映されていました。また、2024年2月には『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が公開。劇場版2部作の第1部として、作中でも屈指の人気を誇る「烏野高校対音駒高校戦」を迫力ある映像で楽しめます。
『ハイキュー!!』の及川徹の名言や名セリフをランキング形式で紹介しました
及川徹の名言ランキング1位には、作品を代表する名セリフでもある「――才能は開花させるもの ――センスは磨くもの!!!」が選ばれました。
普段は軽い言動が多い及川ですが、この名言を聞いただけで、彼の真面目さとバレーボールに対する真剣な思いが伝わります。スポーツに限らず、あらゆる分野で頑張っているすべての方に刺さる名言と言えるでしょう。
努力がなかなか実を結ばず落ち込んでいるときや、大切な決断をためらってしまうときに及川徹の名言を思い出せば、ひたむきに突き進む力が湧いてくるはずです。
調査時期: 2025年7月4日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計303人
調査方法: インターネットログイン式アンケート
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