「最近、肌が荒れやすい」「元気がでない」「イライラする」「太りやすく、なかなか痩せない」など、そんな悩みの原因は“胃と腸”が疲れているからかもしれません。また、胃と腸はメンタルとも密接に関わりがあり、痛みや不快症状が出やすい内臓もあるそう。
「眠れなくなるほど面白い 図解 胃と腸の話」(日本文芸社)は、食事など、体に入るものの入口である胃、消化吸収の要である腸、その本来の力を取り戻すための効果絶大な方法をまとめた1冊。今回は、胃と腸の働きといった基礎知識や不調の改善方法など、一部を抜粋してご紹介します。
■「腸活」だけじゃなく「胃活」も大切!
好不調を共有する運命共同体
前のページで紹介したとおり、食物を消化、吸収、排泄する仕組みは、胃と腸(小腸、大腸)の連携プレーが生み出すものです。つまりこれはお互いが緊密な関係にあり、どちらか一方が不調になれば、たちまちその影響がもう一方に及ぶことも示しています。
胃の不調で消化機能が低下すれば、腸の負担が増えて下痢や便秘を起こすことになるでしょう。腸での栄養吸収も低調になるため、ガスもたまりやすくなります。
腸の不具合も同様です。腸内環境の悪化が自律神経の乱れを引き起こせば、胃酸過多や胃もたれにつながるリスクが高まります。
じつは原因不明の胃のトラブル「機能性ディスペプシア(P.32)」も、胃の問題ばかりで生じるのではなく、小腸の低調が胃の不快感などを引き起こすケースもあるのです。口から肛門までは消化管と呼ばれる1本の管で結ばれています。そう考えれば、胃と腸に限らず消化器系の臓器は運命共同体の関係にある、といえるのでしょう。実際に東洋医学では、膵臓や十二指腸までを消化器系のひとつの臓器(脾)と見なしています。
近年、「腸活」がもてはやされていますが、腸の好不調は胃の調子に左右されるのですから、胃への関心も高まることを期待します。いつか「胃活」が健康のキーワードになるかもしれません。
胃活をすることで腸活もうまくいく
消化吸収がスムーズになる
食べたものがしっかりと消化・吸収できるようになり、栄養が体に行き渡るように。栄養が行き渡ることで、疲労回復、美肌などの効果も。
腸内環境がよくなる
腸への負担が減るので、善玉菌が増えやすくなり、腸内フローラが安定するように。便通がスムーズになり肌トラブルなども軽減します。
自律神経が整いやすい
腸は脳のストレスを受けやすく、腸の不調でホルモン分泌が弱るとうつ状態になるなど、脳と腸はお互いに影響し合っており、それを「脳腸相関」といいます。
『眠れなくなるほど面白い 図解 胃と腸の話』(福原真一郎 著/日本文芸社)
食事など、体に入るものの入口である胃、消化吸収の要である腸、その本来の力を取り戻すための効果絶大な方法だけを大公開! ストレスで胃と腸の調子がよくない、なんとなく不調が続いているといった悩みを抱えている方におすすめの一冊。
→眠れなくなるほど面白い 図解 胃と腸の話


