「最近、肌が荒れやすい」「元気がでない」「イライラする」「太りやすく、なかなか痩せない」など、そんな悩みの原因は“胃と腸”が疲れているからかもしれません。また、胃と腸はメンタルとも密接に関わりがあり、痛みや不快症状が出やすい内臓もあるそう。

「眠れなくなるほど面白い 図解 胃と腸の話」(日本文芸社)は、食事など、体に入るものの入口である胃、消化吸収の要である腸、その本来の力を取り戻すための効果絶大な方法をまとめた1冊。今回は、胃と腸の働きといった基礎知識や不調の改善方法など、一部を抜粋してご紹介します。

■やせ型・猫背はネガティブ!? 胃腸の状態が性格&体質からわかる

体質別の胃腸の弱点も丸わかり

東洋医学では気(代謝)、血けつ(栄養)、津しんえき液(水分)という3つの要素をベースに、人の体質を「木・火・土・金・水」の5タイプに分類しています(P.26参照)。体質によって体型や性格、胃腸が不調になるパターンなど、その傾向がわかるのです。あなたはどのタイプでしょうか。

P.38で紹介した「胃熱で筋肉量が多いタイプ(火・木)」は、リーダー気質でポジティブな性格です。ストレスなどから食べ過ぎることが多いため、小腸の滞りから胃が弱るケースが見られます。

それに対して「胃熱で筋肉量が少ないタイプ(金)」は、こだわりの強い性格。細身や猫背といった体型の人が目立ち、健康そうに見えない人が多いようです。花粉症もちなどアレルギー体質の人も多く、水分不足になりやすい特徴が。もともと胃弱のため、胃腸が弱ると下痢になります。

「胃寒タイプ(水)」は、体力も行動力もあるのでよく動き、動いた分だけ冷たい物を欲しがります。活動的な分、見た目には元気な印象を受ける人が多いでしょう。このタイプの不調は冷たい飲食物や体の冷えが主な原因となります。

「中間タイプ(土)」は、状況によって胃熱と胃寒、どちらにもなります。性格は大らかでのんびり屋、体型もぽっちゃり型の人が多いようです。動く以上に頭を使うことが多く、糖質が不足しやすいので好んで甘い物を補給したがります。

■タイプ別診断

<胃に熱がこもる+筋肉量が多いタイプ(火・木)>
▼見た目や性格
リーダー気質/ポジティブ/怒りっぽい
▼傾向と対策
睡眠不足が続くと熱がこもりやすい/無理に食べ過ぎてしまうので注意

<胃に熱がこもる+筋肉量が少ないタイプ(金)>
▼見た目や性格
食欲があまりない/神経質/健康そうに見えない/高齢者や子どもにも多い
▼傾向と対策
水分不足になりがちなのでこまめに水分補給を/アレルギー症状が出やすいので 運動して汗をかくことが大切

<胃が冷えているタイプ>
▼見た目や性格
体力がある/むくみやすい/活動的で体を動かすことを好む/女性に多い
▼傾向と対策
女性の場合筋肉量も少ないから血流が悪く滞リやすい/体温が36.4℃以下

<中間タイプ(土)も!>
▼見た目や性格
見た目はおおらか/ぽっちゃり/動くよりも頭を使う/くよくよ悩む
▼傾向と対策
頭を使う(悩む)のでエネルギーとなる糖質(甘い物)を欲しがる/食べ過ぎて「胃が 熱くなる」タイプと、冷たい物を飲みすぎて「胃が冷える」タイプのどちらにもなる

『眠れなくなるほど面白い 図解 胃と腸の話』(福原真一郎 著/日本文芸社)

食事など、体に入るものの入口である胃、消化吸収の要である腸、その本来の力を取り戻すための効果絶大な方法だけを大公開! ストレスで胃と腸の調子がよくない、なんとなく不調が続いているといった悩みを抱えている方におすすめの一冊。
眠れなくなるほど面白い 図解 胃と腸の話