「歩きスマホ」はとっても危険

「iPhone」が登場して早10年。今や小学生でも「Myスマホ」を持つスマホ全盛期に突入しました。その一方、スマホの利用にまつわるトラブルも年々増えており、その代表とも言えるのが「ながらスマホ」です。中には人の命も奪ってしまう事故も起きるなど、何気ない不注意が取り返しのつかない大事故につながることも……

そこで今回はマイナビニュース会員500名に、「歩きスマホトラブル、経験ある?」というテーマでアンケートを実施しました。

今回のアンケート結果一覧

Q1. 歩きスマホをしていて人や壁にぶつかったことがある

ある 17.6%
ない 82.4%
50%

Q2. 歩きスマホをしていて転んだり階段から落ちたことがある

ある 7.2%
ない 92.8%
50%

Q3. 歩きスマホをしていてスマホが落ちて壊れたことがある

ある 11.2%
ない 88.8%
50%

Q4. 歩きスマホをしていてホームから転落したことがある

ある 5.4%
ない 94.6%
50%

Q5. 歩きスマホをしていて交通事故に遭ったことがある

ある 5.2%
ない 94.8%
50%

歩きスマホはなぜ危険?

ある実験によると、普通に歩いていれば100%避けられるはずの障害物でも、スマホを見ながらだと約20%の割合でぶつかってしまうそうです。自分が思っている以上にスマホの画面を見ていると周りが見えなくなるんですね。さらに、もしぶつかった相手が小さな子どもや高齢者だったら、大ケガを負わせてしまう可能性も。一瞬の不注意で加害者になってしまうこともあるのです。

死亡事故も……

今年の7月には、静岡県で中学生が歩きスマホが原因で駅のホームから足を踏み外し、電車に挟まれて死亡するという事故が起きました。また、東京消防庁によると、2012~2016年の5年間、管内で“歩きながら”“自転車に乗りながら”などの「ながらスマホ」による事故で救急搬送されたのは201人にのぼり、そのうち約2割が入院を必要とするほどの症状だったそうです。中には命に危険が迫る重篤な症状の人もおり、前方不注意による突然の事故の怖さを物語っています。

わかってる……でも見てしまう

そんな「歩きスマホ」がダメなのは分かってる、でもついつい見てしまう……。という人には、ドコモ、au、ソフトバンクの各社から歩きスマホを防止してくれるアプリ(android版のみ)が提供されています。「自分は大丈夫」と思わずに、日ごろから意識してみてください。命よりも大事な用はスマホにはありませんから。(うどん)

調査時期: 2018年7月7日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性250名 女性250名 合計500名
調査方法: インターネットログイン式アンケート