JR東日本横浜支社は、2021年3月13日に実施するダイヤ改正にて、データイムを中心に東海道線で利用状況に合わせた運行体系の見直しを実施すると発表した。平日の通勤快速は運転を取りやめ、快速「アクティー」は夜間の下りのみの運転になるという。
東海道線はダイヤ改正に合わせ、下り熱海行の運転間隔を見直し、平塚~小田原間の運転本数も見直す予定。一例として、データイムの横浜駅では、快速「アクティー」をはじめ3本連続で熱海行が発車した後、4本連続で小田原行が発車する時間帯もあったが、ダイヤ改正後は11~14時台の発車時刻・行先がほぼそろえられ、毎時1・26・44分頃に平塚行、毎時4・33・52分頃に熱海行、毎時13・30分頃に小田原行が発車するようになる。
現行の快速「アクティー」は日中時間帯に加え、夜間にも運転されている。夜間の下りは土休日のみの設定で、平日はほぼ同時刻で通勤快速が運転されていたが、ダイヤ改正で平日の通勤快速が運転取りやめに。「アクティー」は夜間の下りのみ運転されるとのこと。
東海道線ではその他、夕夜間に上野駅18時10分発・小田原駅19時47分着の普通列車(15両編成)を増発。早朝時間帯には、現行の国府津駅5時28分発・宇都宮駅8時18分着の列車(東京~宇都宮間は快速「ラビット」)を小田原駅始発に変更するほか、現行の藤沢駅始発の列車1本を辻堂駅始発に変更し、それぞれ運転区間を延長して利便性向上を図る。