「戦国武将メシ缶詰」を知っていますか? 有名武将の食事を缶詰で再現したもので、その食事にまつわる読み物まで付属するという、歴史好きにはたまらないシロモノ。

すでに第1弾が出ているのですが、愛知県・岐阜県・三重県の限定販売なので、東京にいる自分は入手困難。どんな中身なのかぜひ知りたいのです。缶詰博士なら知ってますよね? 教えてくださーい!

→これまでのお話はこちら

  • 国分&デアゴスティーニ・ジャパン/戦国武将メシ缶詰・第1弾 各900円(税別)(写真:マイナビニュース)

    国分&デアゴスティーニ・ジャパン/戦国武将メシ缶詰・第1弾 各900円(税別)

付録に心躍る

はい、缶詰博士でございます。戦国武将メシ缶詰ですね。承りました!
実はこの7月、国分とデアゴスティーニ・ジャパンが共同開発して発売したのが、缶詰付き歴史体感マガジン「戦国武将メシ缶詰」であります。

言わば付録付き冊子であり、付録で育った昭和世代にはもうそれだけでわくわくが止まらない。しかも食べ物が付いた冊子って、今まで見たことがないかも。もうこうなったら是非もなし。中身を検証であります!

  • 織田信長を開封

    織田信長を開封

透けて見える缶フタ

現在発売されているのは「織田信長」と「明智光秀」の2バージョン。代表して織田さんを開けてみる。
扉の裏には8ページ+表紙の歴史マガジンがくっついており、それをめくると缶詰が収まったケースが現れる。上の画像をご覧いただきたい。透明のアクリル板から缶フタが透けて見えるのだ。その下は缶詰の内観画像だ。

  • 織田さん外観

    織田さん外観

出陣メシが入ってる

取り出した缶詰がこれ。ラベルには「桶狭間の戦い出陣メシ」とある。織田さんの覇道の第一歩となった、あの有名な桶狭間の戦いに臨む直前に食べたというメシがこの中に入っているのだ。是非もなし、開けねばならぬ。

  • 桶狭間の戦い出陣メシ内観

    桶狭間の戦い出陣メシ内観

肉みそがぎっしり

中身はこの通り。味付けした肉みそがぎっしり詰まっている。
全体から立ち昇るのは生姜と山椒の匂いだ。まるで薬膳料理のように、かなり強い匂いである。

歴史マガジンを読んでみると、織田さんはお湯をぶっかけた白飯に、この肉みそを乗せて食べたらしい。肉、みそ、生姜、山椒と、それぞれに闘いに挑むためのパワーが秘められており、出陣前に食べる食事として合理的だったようだ。

味付けは甘辛くて濃いめ。白ごはんに乗せたら誠にウマくて、1合ぺろりと缶食。

  • 明智さん外観

    明智さん外観

もてなしメシが入ってる

もう一方の明智さんも検証せねばなるまい。パッケージには「武士のもてなしメシ」との文言が書かれている。織田さんの戦闘的なメシとはだいぶ方向が違うのが興味深い。

  • 武士のもてなしメシ内観

    武士のもてなしメシ内観

具だくさん

中身はこの通り。具だくさんでかなり豪華だ。豚の三枚肉にねぎ、蓮根、ぎんなんまで入っていて、ちょっとした鍋物の様相であります。

  • 蓮根箸上げ

    蓮根箸上げ

普通においしい

蓮根が立派である。かめばさくさくねっとりし、ダシを利かせた甘辛味が中まで染みてる。豚肉もひと口大とはいえ食べ応え十分。ねぎはとろとろで、ぎんなんは特有の渋みもちゃんとある。

これらの具を揃えたのにもワケがあるらしい。当時の明智さんが必要としていた栄養素がバランス良く含まれているというのだ。

  • それぞれの家紋入りコースターが付属

    それぞれの家紋入りコースターが付属

講評

詳しいことは歴史マガジンを読んでいただくとして、ここでは缶詰について講評したい。 織田さんの「桶狭間の戦い出陣メシ」は薬膳料理っぽい匂いで、好き嫌いは分かれるかも知れない。でも戦闘に必要な成分が摂れると分かった途端、わしわし食べたくなったのは事実であります。

明智さんの「武士のもてなしメシ」は、現代人の我々が食べても普通においしい。夕食の1品として加えたいくらいだ。

ゆえに単純な味の勝負なら明智さんの勝ち。でも、大事なプレゼンや商談前には織田さんの出陣メシが欲しい。これを食べて社内で覇道を目指してみるとか、面白いかもしれませんぞ。

缶詰情報
国分&デアゴスティーニ・ジャパン/戦国武将メシ缶詰 各900円(税別)
愛知、三重、岐阜の主要書店と一部名古屋の小売業、デアゴスティーニ社オンラインショップで先行発売中(オンラインショップでも前記3県以外の地域の人は買えない)。いずれ全国発売の予定あり。