「了解です。」という返事を、“怒っている”と受け止める?
メッセージの語尾に付く「。」を威圧的に感じる――そんな“マルハラ”感覚が、若手世代を中心に話題になっています。
しかし、上司世代からすると「普通の敬語」のつもりだったりもして……。

仕事や属性の違いから生まれる“分断”を描く漫画連載。第10回は「マルハラ問題(前編)」です。

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マルハラ問題(前編)

体調不良で休むと伝えた新卒のJさんに対し、「了解です。」と返信したK課長。本人としては、ごく普通に「わかりました」という意味での返信でした。

ところがJさんは、その短い一文にどこか冷たさを感じています。もしかして怒っているのでは? 文章がそっけないのでは? と、不安になってしまったのです。

こうした“句点付きの短文メッセージ”が威圧的・冷たい印象に見えるとされる現象は、SNSなどで「マルハラ(句点ハラスメント)」と呼ばれています。 特にLINEなどのチャット文化では、文章の温度感やニュアンスの受け取り方が、世代によって大きく異なることもあるようです。

ただ、送った側に悪意はなく、むしろ今回のK課長のように、丁寧に対応しているつもりの場合は少なくないでしょう。

何気ないメッセージがすれ違いを生んでしまう。そんなコミュニケーションの難しさが垣間見えます。

後編もお楽しみに。

\無数の分断が生まれる昨今……/それぞれの立場で解説します ✅『その分断、わかりあえない?』全話を一気読み