今回はキャンプ飯でおさえておきたいダッチオーブン料理をご紹介します。
ダッチオーブンって難しそう……火加減とかわからないとうまく作れる自信ないからカップラーメンや焼き肉でいいや……と思っているそこの男子!!!
その考え方、今日で終わりにしませんか?
キャンプではなく人生の選択
あなたは一見すると難しそうなダッチオーブン料理から逃げて、カップラーメンという簡単な道を選びますか? スペシャルなキャンプライフそして、目的であるモテるという目標を達成するために、ちょっと今日はダンボのように、耳を傾けてみてください。
大袈裟にいうのであれば、今回はキャンプのお話ではなく、人生の選択のお話です。
「あなたの知っているダッチオーブンはダッチオーブンではない」
キャンプ飯で一度は挑戦してみたい料理。
それは……
ご多分に漏れず、モテ読者の皆様は「ダッチオーブン!」と拳を突き上げ声高に言っている光景が目に浮かびます。
ダッチオーブンの良さ
さてダッチオーブンにもいろんな種類がありますが、今回は私が使っている中でおすすめのダッチオーブンを使って料理します。
私のダッチオーブンは日本のユニフレーム製で、2001年の発売から今日に至るまで18年間人気の黒光りする魔法の器、サイズは8インチです。
黒皮鉄板という1枚の鉄板から作られていて、通称「黒皮」と呼ばれる表面は鉄を1,200度程度に加熱し、圧延していく過程でできる酸化皮膜のことです。
ちょっと難しく書きましたが、簡単にいうと黒皮は「サビにくくて、家庭でのお手入れが簡単でお勧め」ということ。
さらには1枚の鉄板を圧延加工しているので割れにくく、急激な温度変化にも耐えてくれる優れもので私もずっと愛用しております。
キャンプでモテるダッチオーブン料理
それではもうモテたくてうずうずしているところ、前置きが長くなりましたがさっそく今回調理するモテ料理をご紹介します。
「パキスタン風無水カレーが男をあげる」キャンプ飯の代表格それは「カレー」です。
どんなカレーを作ってもキャンプフィールドでは「絶品!」「やっぱりカレーだよね!」と口をそろえて皆が言うでしょう。しかしせっかくならワンランク上のお店で出てくるようなカレーを作ってみませんか? なぜならばキャンプ場のロケーションはすべてのコトとモノやアナタを10割増しにするチカラを持っています。
どうせなら眩しくて見えないくらいキャンプ場で輝いてみたくないですか? その輝きの中心にいるのはこれを読んでいるあなたです。それではパキスタン風無水カレーをダッチオーブンで華麗に作る方法をご説明していきます。
「たったこれだけ? 全部入れて、煮込むだけ」用意するものはこちら!
パキスタンカリーレシピ(6人前)
材料
a.ニンニクすりおろし5片
b.ショウガすりおろし(ニンニクと同じくらい)
c.鶏肉(もも500g、手羽先300g、手羽元300g)
d.ガラムマサラ大さじ1/2
e.クミン大さじ1/2
f.塩、コショウ適量
g.唐辛子2本
h,ローリエ1枚
i.オリーブオイル100g
j.サラダオイル100g
k.ジャワカレー1/2箱
l.ハチミツ大さじ1
1.aの材料を密閉できる鍋に入れる
2.超弱火でフタをして時々混ぜながら1時間煮る
3.肉がほぐれてきたら骨を取る
4.カレールウを少量のお湯で溶かす
5.火を止めてカレールウとハチミツを入れる
6.中火にして混ぜながら沸騰させる
7.火を止めてガラムマサラを振りかけて完成
星流のポイントで、モテスパイス「シナモン」を入れます。これを最後にひと振りかけて、かき混ぜます。完成と同時に立ちどころ目の色変えた集団が周辺一帯を覆いつくすことでしょう。
そのほか、以下補足です。
※軟骨が骨から取れるのが煮えた目安
※ニンニク、ショウガはチューブでも可
※ほかのスパイスはお好みで
※色々な鳥の部位を入れるのがうまい
最後に入れてほしいスパイス
レシピブログみたいになって申し訳ないですがこれはコピペして保存しておいてください。この通りに作ればあなたは本格的なパキスタン風無水カレーをあっという間に作り上げることができます。
最後に絶対モテるために入れてほしいスパイスそれは……
「愛」です。
愛がなければ完成しません。
カレーを盛り付けてそして一言「あ、愛入れるわ」それだけでキャンプ場は笑顔になり、口に運ぶカレーは愛情たっぷりの最高の思い出の味に変わります。それでは今回も北の国からモテキャンパー星がお送りしました!
PS:実際会うと口数少な目なつまらない青年です(笑)
著者プロフィール: 星昌宏(ほし・まさひろ)

1984年札幌生まれ。「アウトドアX○○」をテーマにしたイベントをはじめ複数事業を手がけながら、年間40泊以上を札幌市・近郊のキャンプ場で過ごす。
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