FPやフードコーディネーターなど、多彩な資格を持つ武田真由美さんが「体の内側からきれいになる」を目指すための節約レシピを紹介する連載「エイジングケアは安くおいしく! 」。今回は春先に旬を迎える食材を使ったレシピをお届けします。

歓送迎会でお疲れ気味のときにお勧めです

皆さん、こんにちは! 武田真由美です。

4月も中旬を迎える頃になると、思い出すのが「潮干狩り」です。ゴールデンウィーク前から梅雨ごろまで、子どものころによく家族で潮干狩りに出かけました。今でも、この季節になってくると無性にあさりが食べたくなります。今回は、そんな思い出のある食材・あさりを使ったお料理をご紹介します。

あさりにはタウリンが豊富に含まれ、併せて使うキャベツには胃の健康を守ってくれるビタミンUや、美肌作りにも効果的なビタミンCも含まれています。新生活や歓送迎会でお疲れ気味のときには、体の中からメンテナンスをしておきたいですね。

では、つくり方です。

あさりと野菜の酒蒸し

私にとっての「思い出の味」であるあさりを用いたレシピです

材料(2人分)

あさり 1パック(約200g入り) / キャベツ 5枚 / ミニトマト 6個 / オリーブ油 小さじ1 / バター 10g / 白ワイン(または酒) 大さじ2 / 塩・こしょう 各少々

つくり方


1.あさりは砂抜きの下処理をしておく。

2.キャベツは一口大に、ミニトマトは半分に切る。

3.フライパンにオリーブ油を熱し、1のあさりと2のキャベツを加えて炒め、バター・白ワイン(または酒)を加えてふたをし、中火で約5分加熱して蒸し焼きにする。

4.3のふたをとり、2のミニトマトを加えて手早く炒め、塩・こしょうで味を調える。

  • キャベツは一口大に、ミニトマトは半分に切る

    キャベツは一口大に、ミニトマトは半分に切る

  • フライパンにオリーブ油を熱し、1のあさりと2のキャベツを加えて炒める

    フライパンにオリーブ油を熱し、あさりとキャベツを加えて炒める

  • ふたをして中火で約5分加熱して蒸し焼きにしたらふたをとり、ミニトマトを加えて手早く炒め、塩・こしょうで味を調える

    ふたをして中火で約5分加熱して蒸し焼きにしたらふたをとり、ミニトマトを加えて手早く炒め、塩・こしょうで味を調える

材料費は1人分112円(調味料は除く・底値で計算)と、旬の味を100円ちょっとで楽しめてしまう節約おかずです。

酒蒸しで出た蒸し汁もおいしくいただけるので、茹でたパスタを絡めたり、冷やご飯を加えてリゾットにしたりと、蒸し汁まで余すことなく食べられるのもおすすめポイントです。

さて、この連載も今回がラストとなりました。今まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました! 私のブログでも節約レシピをご紹介しておりますので、よかったら見てくださいね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

筆者プロフィール: 武田真由美

ファイナンシャルプランナーをはじめ、食生活アドバイザー、食育インストラクター、フードコーディネーターなどの資格を持つ。雑誌やテレビなどで幅広く活動し、節約アドバイスなども行う一方で、ダイエットレシピやメタボ対策レシピなどの講座も開く。ブログ「真由美さんの1週間2500円節約レシピ」で紹介する簡単おいしい節約レシピが好評。ブログ読者登録数は9万人を超える(2017年4月時点)。近著に「節約女王・武田真由美の1週間2500円ごはん」(主婦と生活社)がある。