山口県といえばで連想されるグルメや観光地をランキングで紹介します。三方を海が囲み、自然豊かでのどかな風景が広がる山口県。大迫力の絶景や、歴史上の名士を輩出したスポットなど、人気の観光地はたくさんあります。

本記事では「山口県と聞いて思い浮かべるもの」について、アンケート調査を行いました。山口県を訪れるのにおすすめの季節もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

山口県といえばランキング

  • 山口県といえばランキング

    山口県といえばをランキングで紹介します

続いて、「山口県といえば何が有名?」と聞いたところ、結果は以下のようになりました。

  • 1位:秋吉台(秋芳洞)(17.1%)
  • 2位:ふぐ(15.7%)
  • 3位:錦帯橋(きんたいきょう)(11.1%)
  • 4位:関門海峡(10.6%)
  • 5位:巌流島(4.2%)
  • 6位:角島(角島大橋)(3.8%)
  • 7位:松下村塾(3.2%)
  • 7位:松陰神社(3.2%)
  • 7位:獺祭(だっさい)(3.2%)
  • 10位:長門湯本温泉(2.3%)
  • 10位:岩国白蛇神社(2.3%)
  • 10位:ういろう(2.3%)
  • 13位:瓦そば(1.9%)
  • 14位:瑠璃光寺(1.4%)
  • 14位:唐戸市場(1.4%)
  • 14位:市立しものせき水族館 海響館(1.4%)
  • 14位:岩国寿司(1.4%)
  • 14位:宇部ラーメン(1.4%)
  • 14位:チキンチキンごぼう(1.4%)
  • 20位:元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)(0.9%)
  • 20位:海峡ゆめタワー(0.9%)
  • 20位:防府天満宮(ほうふてんまんぐう)(0.9%)
  • 20位:ばりそば(0.9%)
  • 20位:みかん鍋(0.9%)
  • 20位:長州海鮮うにしゃぶ(0.9%)
  • 26位:千畳敷(0.5%)
  • 26位:別府弁天池(0.5%)
  • 26位:長門おもちゃ美術館(0.5%)
  • 26位:ウニ(0.5%)
  • 26位:笠戸ひらめ(0.5%)
  • 26位:須佐男命いか(すさみこといか)(0.5%)
  • 26位:長州黒かしわ(0.5%)
  • 26位:おばいけ(0.5%)
  • 26位:とんちゃん鍋(0.5%)
  • 26位:長州海鮮まぶし(0.5%)

山口県の人気スポットとグルメランキングでは、秋吉台(秋芳洞)が1位、ふぐが2位となりました。その後には錦帯橋、関門海峡、巌流島と続き、自然景観や歴史的建造物が上位をほぼ独占する結果でした。

観光地は国定公園、歴史的建造物、海関連が人気でした。

山口県の観光地を紹介

山口県の観光地について総合ランキングの中から9か所の観光地について紹介します。

  • 1位:秋吉台(秋芳洞)(17.1%)
  • 2位:錦帯橋(きんたいきょう)(11.1%)
  • 3位:関門海峡(10.6%)
  • 4位:巌流島(4.2%)
  • 5位:角島(角島大橋)(3.8%)
  • 6位:松下村塾(3.2%)
  • 6位:松陰神社(3.2%)
  • 8位:長門湯本温泉(2.3%)
  • 8位:岩国白蛇神社(2.3%)
  • 10位:瑠璃光寺(1.4%)
  • 10位:唐戸市場(1.4%)
  • 10位:市立しものせき水族館 海響館(1.4%)
  • 13位:元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)(0.9%)
  • 13位:海峡ゆめタワー(0.9%)
  • 13位:防府天満宮(ほうふてんまんぐう)(0.9%)
  • 16位:千畳敷(0.5%)
  • 16位:別府弁天池(0.5%)
  • 16位:長門おもちゃ美術館(0.5%)

1位:秋吉台(秋芳洞)(17.1%)

  • 山口県の秋吉台

    秋吉台が有名

山口県といえばランキング、1位は「秋吉台(秋芳洞)」でした。山口県中部の内陸に広がる、日本最大級のカルスト台地です。カルスト台地とは、石灰岩が雨水によって侵食されたことでできる地形のこと。秋吉台の緑一面の地表に、ぽつぽつと顔を出す白い石灰岩がユニークな絶景を生み出しています。

地下には鍾乳洞がいくつか広がっており、なかでも有名なのが地下100メートルに位置する「秋芳洞(あきよしどう)」。10キロに渡って広がる日本最大級の鍾乳洞で、約1キロの探索路が整備されています。洞内は年間通じて約17度。快適に観光できるのがうれしいですね。

3つのポイント

  • 天然記念物: 秋吉台国定公園のなかの一部の地域は、天然記念物に指定されています。
  • 雄大な地形: 約3億5,000万年かけてできあがった地形を体で感じることができます。
  • 鍾乳洞の冒険ツアー: 秋芳洞では、懐中電灯を手に暗闇を歩く探検コースも体験できます。

おすすめする理由

「日本有数のカルスト台地。夏の洞窟は涼しくて最高です」(49歳男性)
「やはり実際に訪れたら感動したので」(52歳女性)
「修学旅行の定番ですが、訪れたときの景色が脳裏に焼き付いているので」(51歳男性)
「山口県ではかなり有名な場所なので、一度は行ってみたいから」(44歳男性)

住所 〒754-0511 山口県美祢市秋芳町秋吉
webサイト 山口県観光サイト

2位:錦帯橋(きんたいきょう)(11.1%)

  • 山口県の錦帯橋

    錦帯橋(山口県岩国市)

「錦帯橋」は山口県岩国市の錦川にかかる橋で、全国的にめずらしい木造の橋。1673年に初めて架けられましたが、錦川の洪水ですぐに流されてしまい、翌年の1674年に再建。その後、1950年の台風で流されるまでその姿を保っていました。現在架かっているのは、1953年に再建されたものです。

川に立つ4つの橋台を、5つの木造橋がアーチを描いて架かっています。「木組み技法」が使われたその構造は、精巧であり、まるで芸術品のような美しさ。橋の下からじっくりと眺めることができます。現在は、世界遺産登録に向けた取り組みが精力的に行われています。

3つのポイント

  • 架け替え事業: 木造のため、幾度となく架け替えられてきました。伝統の技が受け継がれ、当時の姿を伝えています。
  • 歩いても、見上げても: 橋の湾曲を感じながら歩いてみたり、橋の構造を下から眺めたりしてその美しさを堪能できます。
  • ライトアップ: 時期によっては美しく照らされ、桜の頃には同時に桜のライトアップも。

おすすめする理由

「木造橋であり、アーチがとても美しいと思うから」(62歳女性)
「土木工学的に見ても価値が高い、歴史遺産」(46歳男性)
「これまでに3回も訪れたことがあるほど好きな場所」(43歳女性)
「テレビでよく見るし、切手の絵柄としても見たことがあるので」(57歳男性)

住所 〒741-0062 山口県岩国市岩国1
webサイト 岩国市公式ホームページ「錦帯橋」

3位:関門海峡(10.6%)

  • 山口県の鳴門海峡

「関門海峡」は本州と九州を隔てる海峡で、本州側は山口県下関市、九州側は福岡県北九州市門司区が面しています。この2つの地名から「関門」と名付けられました。

海峡付近は地形が非常に複雑で、海峡の西側と東側の海では潮位に大きな差があります。そのため、関門海峡の潮の流れも非常に速く、最大で時速1.800kmになるといわれています。流れの向きも、潮の満ち引きに合わせ1日に4回も変化。

関門海峡には関門橋がかかり、平行して海底トンネルも。トンネルには車のほか人が歩ける歩道も整備され、下関と門司を約15分で行き来することが可能。外国人観光客にも人気です。

3つのポイント

  • 唐戸市場: 山口県側の海沿いにはふぐで有名な唐戸市場があり、イルカショーが人気の大型水族館やショッピング施設も。
  • 絶景スポット: 関門海峡の絶景を楽しむなら、九州側のめかり公園がおすすめ。行き交う船を間近に見られて迫力も満点。
  • 花火大会: 毎年8月には関門海峡を舞台に花火大会を開催。多くの人でにぎわいます。

おすすめする理由

「巌流島があり歴史の舞台としても有名ですし、海峡を歩いて渡れるところもいい」(40歳男性)
「なかなかの迫力。初めて車で渡った時は興奮しました」(62歳男性)
「新幹線で渡るときはいつも海の中をイメージしてしまう。すごい工事だったと思う」(42歳女性)
「北九州が地元だが、下関のことも地元のように感じるくらい近い存在」(52歳男性)

住所 山口県下関市~福岡県北九州市
webサイト 山口県観光サイト

4位:巌流島(4.2%)

山口県といえばランキング、5位は「巌流島」でした。巌流島は関門海峡に浮かぶ無人島で、正式名称は「船島」といいます。巌流島といえば、佐々木小次郎と宮本武蔵の決闘が有名。どのような決闘だったかには諸説ありますが、一般的には1612年に両者が会い、小次郎が敗れたとされています。

島には2002年に小次郎像が、2003年には武蔵像が完成。人工の海浜も整備され、決闘の雰囲気を体験できる空間になっています。島へは毎日、定期的に船が運航しており、釣りスポットやバーベキュースポットとしても人気です。

3つのポイント

  • 関門海峡の無人島: 以前は人が住んでいましたが、1973年に最後の住人が去ってからは無人島に。
  • 歴史的に有名: 佐々木小次郎と宮本武蔵の決闘の地。石碑や像が建っています。
  • 連絡船: 山口県下関市、福岡県北九州市からそれぞれ連絡船も。釣り客も多く訪れています。

おすすめする理由

「歴史が好きで、興味がある場所なので」(39歳男性)
「歴史ある場所なので」(46歳女性)

住所 〒750-0000 山口県下関市大字彦島字船島
webサイト 下関市公式観光サイト

5位:角島(角島大橋)(3.8%)

「角島(角島大橋)」は別名「つのしま」と読み、山口県北西部、響灘(ひびきなだ)に浮かぶ人口約800人の島です。白い砂浜と澄みきったコバルトブルーのコントラストがとても美しく、ドラマや映画の舞台として取り上げられることも多いほど。透明度を誇る海水浴場も人気です。

角島にかかるのが角島大橋。1,780メートルの長さで、車はもちろん、自転車や徒歩で渡ることも可能。壮大な景色と気持ち良い海風を感じながら、サイクリングや散策を楽しめます。

3つのポイント

  • フォトジェニックな場所: 白い砂浜とコバルトブルーの海とのコントラストが美しく、テレビや映画でも有名。
  • 角島大浜海水浴場: 全国屈指の透明度が魅力。キャンプ場も併設されています。
  • 島巡り: 島にはおしゃれなカフェが点在しています。サイクリングはもちろん、トゥクトゥクのレンタルも可能。

おすすめする理由

「角島の絶景は映えスポットとして人気なので」(60歳男性)
「ネットで見た写真が忘れられず、1週間の日程で訪れたことがある。梅雨明けの好天で写真に負けないくらいの絶景を見ることができた」(53歳男性)
「橋は無料で渡れるし、景色を楽しみながらドライブできるから」(64歳女性)
「車のCMで見かけてからずっと気になっています」(40歳男性)

住所 〒759-5332 山口県下関市豊北町角島
webサイト 山口県観光サイト

6位:松下村塾(3.2%)

7位は「松下村塾(しょうかそんじゅく)」でした。江戸時代末期、吉田松陰が叔父の跡を継ぎ、自宅で開いていた私塾。松本村だったことからこの名前が付いたのだとか。瞬く間に塾生が増え、部屋が増築されたほどでした。しかし、松陰は幕府に背いたとして処刑され、松下村塾は1年ほどで廃塾になりました。

短い期間だったにもかかわらず、松下村塾からは久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文など、のちの著名人を数多く輩出。塾の存在は、日本が明治維新へ向かう大きな原動力となったとされています。

3つのポイント

  • 松陰神社: 松陰亡きあと、松陰が祭られた神社。塾舎もこの境内に現存しています。
  • 簡素な小屋: 塾舎は驚くほどに小ぶりな小屋。塾生でにぎわい、熱い議論が交わされていた当時にゆっくり思いをはせてみても。
  • 世界遺産: 2015年に世界遺産に登録されました。

おすすめする理由

「山口県といえば吉田松陰の印象が大変強い。ぜひ行ってみたいと思う」(67歳男性)
「個人的には高杉晋作が好きなので、学んでいた地も見てみたい」(53歳男性)

住所 〒758-0011 山口県萩市椿東1537
webサイト 萩市観光協会公式サイト

7位:松陰神社(3.2%)

同率の7位には「松陰神社」も入りました。幕末の教育者、吉田松陰を祀る神社です。松陰の実家である杉家が、松陰亡きあとに松下村塾の隣に建てたほこらが前身とされています。明治になり、塾出身の伊藤博文らの働きかけで神社として創建されました。

松陰神社は「学問の神様」として、全国から多くの参拝客が訪れます。毎年1月には合格を祈願する「勧学祭」も行われます。また、境内には、松陰が残した数々の語録に触れられる「学びの道」が。道の両側に設置された25基の支柱に選定された語録が並び、散策しながら松陰の思想に触れることができます。

3つのポイント

  • 宝物殿至誠館: 吉田松陰にまつわる資料や遺物を見学できる施設。ミュージアムショップも併設されています。
  • おみくじ: 松陰の語録が入ったおみくじが人気です。
  • 東京にも: 松陰神社は東京都世田谷区にも。松陰の墓に創建されました。

おすすめする理由

「歴史にちなんだ場所を巡るのが大好きなので」(28歳男性)
「高校の修学旅行で萩の松陰神社を訪れ、歴史に興味を持つようになったから」(54歳男性)

住所 〒758-0011 山口県萩市椿東1537番地
webサイト 松陰神社

8位:長門湯本温泉(2.3%)

山口県といえばランキングの10位は「長門湯本温泉」でした。約600年の歴史をもつ、山口県で一番古いとされる温泉地。2020年にはそぞろ歩きが楽しめる温泉街としてリニューアルされ、音信川(おとずれがわ)のせせらぎを楽しめるスポットや、カフェ、バーなどがオープンしています。

3つのポイント

  • とろりとした美肌の湯: 泉質は、なめらかなアルカリ性単純温泉。
  • 川を楽しむスポット: 音信川には飛び石や、休憩スポットとしてウッドデッキが設置されています。
  • 四季折々の風景: 桜、ゲンジボタル、紅葉、灯りのイベントなど、四季折々の風景を楽しめます。

おすすめする理由

「訪れたことがあるが、すばらしい場所だったので」(32歳男性)
「妻の実家近くなので、帰省したら必ず訪れています」(63歳男性)

住所 〒759-4103 山口県長門市湯本
webサイト 長門湯本温泉

9位:岩国白蛇神社(2.3%)

10位には「岩国白蛇神社(いわくにしろへびじんじゃ)」も。2012年に創建された比較的新しい神社で、境内のいたるところの設備に加え、おみくじ、御朱印なども白蛇がモチーフになっています。パワースポットとしてメディアやSNSに取り上げられる神社です。

3つのポイント

  • 信仰: 宗像三女神などを祀り、交通安全、五穀豊穣、商売繁盛の神として信仰されています。
  • 白蛇: 神の使いとして信仰される、アオダイショウの白色変種。山口県岩国市に300年以上前から生息しているとされています。
  • 白蛇を見られるスポット: 神社の近くには白蛇の飼育場や資料館も。珍しい姿を間近に見られます。

おすすめする理由

「有名な観光スポットなので」(35歳女性)

住所 〒740-0017 山口県岩国市今津町6丁目4-2
webサイト 岩国白蛇神社

山口県のグルメを紹介

山口県のグルメについて総合ランキングの中から3つの食べ物を紹介します。

  • 1位:ふぐ(15.7%)
  • 2位:獺祭(だっさい)(3.2%)
  • 3位:ういろう(2.3%)
  • 4位:瓦そば(1.9%)
  • 5位:岩国寿司(1.4%)
  • 5位:宇部ラーメン(1.4%)
  • 6位:チキンチキンごぼう(1.4%)
  • 8位:ばりそば(0.9%)
  • 8位:みかん鍋(0.9%)
  • 8位:長州海鮮うにしゃぶ(0.9%)
  • 11位:ウニ(0.5%)
  • 11位:笠戸ひらめ(0.5%)
  • 11位:須佐男命いか(すさみこといか)(0.5%)
  • 11位:長州黒かしわ(0.5%)
  • 11位:おばいけ(0.5%)
  • 11位:とんちゃん鍋(0.5%)
  • 11位:長州海鮮まぶし(0.5%)

1位:ふぐ(15.7%)

  • 山口県のフグ

山口グルメの1位は「ふぐ」でした。山口県の県魚でもあるふぐですが、山口県で有名なのは漁獲量が多いからではなく、毒性のあるふぐを的確にさばく加工業者や料理店が多いからとされています。弾力ある身を透けるほど薄くそぐ「ふぐ刺し」は、料理人の技の集大成。

ふぐはその毒性から豊臣秀吉の時代にふぐ食禁止令が出ましたが、明治期に伊藤博文が下関で食べたふぐに感動し、山口県のみで解禁に。今も全国で水揚げされたふぐが、下関市にあるふぐ専門の市場「南風泊市場(はえどまりしじょう)」に集まってせり落とされ、全国へ再び出荷されていきます。

3つのポイント

  • トラフグ: ふぐのなかでも最高級とされる種類。資源保護のために漁期が限定されています。
  • ふく: ふぐは「不遇」につながるとして、「福」にかけて「ふく」と表記されることも。
  • ふぐちり: ふぐ刺しと同じく定番のふぐ料理。締めの雑炊は絶品です。

おすすめする理由

「現地で食べると、新鮮でとても美味しい」(53歳男性)
「下関のふぐを食べて感動したことがあるから」(44歳女性)
「山口県以外ではなかなか食べる機会がないので」(52歳男性)
「けっこう手頃で、旅行中に何度か食べました」(71歳男性)

2位:獺祭(だっさい)(3.2%)

「獺祭(だっさい)」は山口県を代表する日本酒で、日本各地はもちろん、外国にもファンが広がるブランド名です。

手がけているのは山口県岩国市の「旭酒造株式会社」。地元の地名が「獺越(おそごえ)」であることや、自らを「獺祭書店主人」と呼んだ正岡子規の思想に共鳴したことなどが、ネーミングの由来とされています。

杜氏の勘や経験に頼るのではなく、工程を数値化して社員全員で酒づくりを行っている点が大きな特徴。「獺祭」には精米の歩合などによって異なるラインナップがいくつもありますが、澄み切ったクセのない飲みやすさが人気の理由です。

3つのポイント

  • 獺祭ひと筋: 同社が手掛けるのは「獺祭」のみ。すべての技術が注ぎ込まれています。
  • ファーストクラスで提供: ブランドへの信頼は厚く、これまでに飛行機のファーストクラスで提供されたことも。
  • 鏡割りやアニメに: ユニクロでは海外など主要店舗オープンの鏡割りに、獺祭が選ばれています。劇場版「エヴァンゲリヲン」に登場したことも話題に。

おすすめする理由

「山口県出身の友人にもらって、初めて知りました。それ以来、大好きになった日本酒です」(42歳女性)
「このお酒は世界に誇る、素晴らしいお酒です」(58歳女性)
「美味しくて、画期的な日本酒だから」(70歳男性)

3位:ういろう(2.3%)

ういろうは全国で食べられている和菓子ですが、山口県のういろうは原料にわらび粉を使っていることが特徴。ぷるぷる、もちもちの食感が楽しめて、上品な甘みに仕上がっています。

3つのポイント

  • 全国にある和菓子: 米粉や小麦粉などに砂糖や水を混ぜ、練って蒸されたものが一般的。
  • 薬の名が語源: 江戸時代、外郎家(ういろうけ)によって売られていた薬と見た目が似ていたことなどが由来。
  • バリエーション: 小豆や抹茶が定番ですが、季節のフルーツがあしらわれたカラフルなものも。

おすすめする理由

「お土産にしてみんなに渡すと、とても喜ばれるので」(38歳女性)

山口県のおすすめの季節は?

山口県を訪れるのにおすすめの季節を聞いたところ、以下のようになりました。

1位 秋(9月~11月)…31.2%
2位 年間通しておすすめ…24.7%
3位 春(3月~5月)…23.3%
4位 夏(6月~8月)…12.6%
5位 冬(12月~2月)…8.4%

秋(9月~11月)がおすすめの理由

「山口県には美味しい食べ物がたくさんあるが、特に秋は紅葉もきれいなのでおすすめ」(54歳男性)
「秋芳洞を訪れるなら、秋が良いので」(60歳男性)
「ふぐや獺祭をゆっくりと楽しみたいから」(62歳男性)
「動くにも良いし、食事も美味しい季節なので」(65歳男性)

年間通しておすすめの理由

「どの季節に行っても食べ物が美味しいから」(41歳男性)
「景色や食べ物など、四季それぞれの良さがあるので」(43歳女性)

春(3月~5月)がおすすめの理由

「秋吉台を野焼きした後の、新芽が生えてきた頃が好きだから」(56歳男性)
「桜と錦帯橋がセットになった光景がとてもきれいだから」(55歳男性)

夏(6月~8月)がおすすめの理由

「秋吉台は風がさわやかで気持ち良いから」(58歳男性)
「瑠璃光寺の近くで、蛍を見ることができるから」(49歳男性)
「海沿いをドライブして美味しいものをたくさん食べたい」(44歳女性)

冬(12月~2月)がおすすめの理由

「やっぱり冬のふぐはとても美味しいから」(56歳男性)
「冬の錦帯橋はとてもきれいなので」(43歳女性)
「長門湯本温泉を楽しむなら寒い時期が良いと思うので」(45歳男性)

山口県では、大自然、歴史、グルメをたっぷり楽しめる!

山口県といえばランキングをご紹介しました。1位「秋吉台(秋芳洞)」、2位「ふぐ」、3位「錦帯橋(きんたいきょう)」という結果になりました。みなさんが思い浮かべる山口県のイメージと合っていましたか?

山口県には秋吉台や関門海峡、角島など、迫力ある大自然を間近に感じられる観光地があるほか、山口県萩市の松下村塾など、幕末ファンにはたまらないスポットも。全国からふぐが集まる下関グルメや、お土産にぴったりの日本酒、和菓子も見逃せません。

今回ご紹介したランキングのほかにも、山口県の魅力はたくさん。次の旅行を計画中という方は、ぜひ山口県も候補に入れてみてくださいね。

調査時期: 2024年6月20日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計312人(男性: 243人、女性: 69人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート