2008年から2009年にかけて公開された映画「20世紀少年」シリーズは、浦沢直樹の漫画『本格科学冒険漫画 20世紀少年』を原作とする映画三部作です。堤幸彦が監督を、唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、平愛梨らがメインキャラクターを演じました。
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本記事では、この「20世紀少年」シリーズを見る順番を公開順と時系列含めてご紹介します。
「20世紀少年」シリーズを見る順番
「20世紀少年」シリーズの見る順番を理解するにあたり、まずはシリーズの公開順と時系列を把握しておきましょう。
「20世紀少年」シリーズの公開順
「20世紀少年」シリーズの公開順は以下の通りです。
- 『20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり』(2008)
- 『20世紀少年 -第2章- 最後の希望』(2009)
- 『20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗』(2009)
「20世紀少年」シリーズの時系列順
続いて時系列は以下の通りです。
- 『20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり』(2008)
- 『20世紀少年 -第2章- 最後の希望』(2009)
- 『20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗』(2009)
ご覧のように、「20世紀少年」シリーズは公開順でストーリーが進んでいきます。
「20世紀少年」シリーズを見るおすすめの順番
公開順と時系列を踏まえたうえで、映画「20世紀少年」シリーズは、以下の順で見ることをおすすめします。
- 『20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり』(2008)
- 『20世紀少年 -第2章- 最後の希望』(2009)
- 『20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗』(2009)
「20世紀少年」シリーズは公開順でストーリーが進んでいくため、公開順に見ることをおすすめします。第2章は第1章の15年後からスタートし、主人公も唐沢寿明演じるケンヂから平愛梨演じるカンナに代わります。順番に見ることで、彼らの関係やつながりがわかるので、公開順に見るようにしましょう。
「20世紀少年」シリーズのあらすじ・キャスト一覧
ここからは「20世紀少年」シリーズのあらすじやキャストを紹介します。
『20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり』
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あらすじ
1969年、小学生のケンヂと仲間たちは、秘密基地で未来についての“よげんの書”を作って遊んでいた。1997年、成長したケンヂはミュージシャンの夢をあきらめ、コンビニエンスストアを経営しながら失踪した姉が残した赤ん坊・カンナを育てている。その頃、各地で不穏な事件が起きるように。その事件の連鎖は、かつてケンヂたちが記した“よげんの書”の内容とそっくりだった。やがてケンヂは“ともだち”と呼ばれる教祖が率いる集団の存在を知り、“ともだち”が事件に関係していることに気づく。ケンヂはかつての仲間たちとともに人類滅亡を阻止するために立ち上がるが……。
出演/唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、石塚英彦、宇梶剛士、宮迫博之、生瀬勝久
監督/堤幸彦
公開年/2009年
『20世紀少年 -第2章- 最後の希望』
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あらすじ
2000年にケンヂたちが起こした“血のおおみそか”から15年。ケンヂは人類滅亡計画を立てた悪魔のテロリストとして世間から憎まれ、“ともだち”は滅亡から世界を救った救世主として絶大な支持を受けていた。赤ん坊だったカンナは行方不明のケンヂに代わってユキジに育てられていた。やがて高校生となったカンナは、問題児として矯正施設“ともだちランド”で研修を命じられる。そこでカンナは“ともだち”の真相に近づいていくのだが……。
出演/平愛梨、豊川悦司、常盤貴子、藤木直人、小日向文世、佐々木蔵之介、木南晴夏、ARATA
監督/堤幸彦
公開年/2009年
『20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗』
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あらすじ
世界が“ともだち”に支配された“ともだち暦”3年(2017年)、世界には殺人ウィルスがまん延していた。やがて“ともだち”は8月20日に人類が滅亡すると宣言する。ケンヂの仲間たちは、それぞれ各地に身を潜め、レジスタンス活動を行っていた。その頃、行方不明になっていたケンヂが生きていることが明らかに。仲間たちは、自分たちが考えたシンボルマークを“ともだち”から取り戻そうと、そのマークを旗印に掲げて立ち上がる……。
出演/唐沢寿明、平愛梨、豊川悦司、常盤貴子、古田新太、佐野史郎、研ナオコ、石橋蓮司、黒木瞳
監督/堤幸彦
公開年/2008年
映画「20世紀少年」シリーズとは
映画「20世紀少年」シリーズは、浦沢直樹の漫画『本格科学冒険漫画 20世紀少年』を原作とする映画三部作です。高度経済成長の波に乗る1960年代に幼少期を過ごしたケンヂたちが、大人になり世界を支配しようとするかつての同級生“ともだち”と戦う姿を描いています。
アニメ『忍者ハットリくん』のお面や、上をさす指と目の形が組み合わさったシンボルマークのマスクをつけた“ともだち”の正体がシリーズを通しての大きな謎となっており、物語が進むにつれて、その謎が徐々に明かされていきます。
タイトルの『20世紀少年』は、イギリスのロックバンドT. Rexが1973年にリリースした楽曲『20th Century Boy』が由来で、映画のテーマ曲にもなっています。映画の冒頭では、この曲に衝撃を受けた中学時代のケンヂが、学校放送をジャックしてこの曲を流すというエピソードが描かれています。
「20世紀少年」シリーズが配信されている動画配信サービス
「20世紀少年」シリーズを初めて見るという方や、前に見たことはあるけれど、一気に見直したいという方は、定額制の動画配信サービスで視聴するのがよいでしょう。
2025年3月時点で「20世紀少年」シリーズが見られる主な動画配信サービスとしては以下があります。
Amazon・プライム・ビデオ
- 『20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり』
- 『20世紀少年 -第2章- 最後の希望』
- 『20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗』
Hulu
- 『20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり』
- 『20世紀少年 -第2章- 最後の希望』
- 『20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗』
Netflix
- 『20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり』
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- 『20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり』
- 『20世紀少年 -第2章- 最後の希望』
- 『20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗』
「20世紀少年」シリーズは、多くの動画配信サービスで見ることができます。お好きなサービスを選んで見ればよいでしょう。
「20世紀少年」シリーズの見る順番やあらすじを紹介しました
本記事では、映画「20世紀少年」シリーズを見る順番や、時系列について紹介しました。
「20世紀少年」シリーズは、1960年代から2010年代まで、50年以上にわたる物語を描く壮大な物語です。『忍者ハットリくん』や特撮番組『ナショナルキッド』のお面など、1960年代のキャラクターや当時を再現した“ともだちランド”など、レトロな世界観が特徴となっています。
唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子といったメインキャストのほかに、日本を代表するバイプレーヤーとも言える俳優たちが多く登場しており、彼らの演技や堤幸彦監督ならではの演出も楽しめます。
この「20世紀少年」シリーズは、一作だけでは“ともだち”の謎やその背景、“ともだち”とケンヂたちとの関係性が理解できない作品となっています。この機会に、ぜひ三部作の全作品を楽しんでみてください。
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