
2026年11月3日。富士スピードウェイ周辺道路は、レース開催日とはまた違った車たちで賑わいを見せていた。
【画像】富士スピードウェイをかつてのGCカーやグループCカーが駆ける!(写真22点)
1980年代、1990年代のネオヒストリックと呼ばれる世代、フィアット、アルファロメオ、プジョー、シトロエンといった欧州車勢に加えて、スーパーカーにヒストリックカーに積載車に積まれたドリフト車やレーシングカー。さらにはカスタムされたワンボックスカーたちといった、ありとあらゆるジャンルの車たちが、この日に初開催となる「WHEELVERSE 2026(ウィールバース 2026)」の会場富士スピードウェイを目指す。
このウィールバースは、ジャンル、年代、楽しみ方も違った、さまざまなスタイルのイベントを富士スピードウェイに集め、見る、走る、出会う、語り合うといったそれぞれの楽しみ方を各エリアで行うといった自動車趣味のコンテンツを大集結したイベントなのだ。集まった総参加台数2000台の車たちが、富士スピードウェイ全エリアを使い、それらのコンテンツを進行する1日は自動車趣味の遊園地、そうワンダーランドという表現がピッタリだろうか。
そうした、いくつかのコンテンツのなか、コース上で繰り広げられた、かつてのトップカテゴリーを走ったマシンたちによる「THE CLASSIC MOTOR RUN」を紹介したい。
参加するマシンは、今年から年間のシリーズ戦として始まった、約20年間、日本のスポーツカーレースの頂点であった富士グランチャンピオンシリーズ、そのリバイバルレース”GCリターンズ”参戦のGCカーに加えて、GC以降のシーンを牽引したグループCカー、モータースポーツ黄金期のヒストリックスポーツカーたち。
そうしたモータースポーツの歴史上欠かせないマシンたちによるデモンストレーションランには、鮒子田寛さん、見崎清志さん、寺田陽次郎さん、関谷正徳さんの4名のレジェンドドライバーが、ゆかりのあるマシンをドライブするシーンは現役当時さながらといったファンならずとも魅力のあるもの。
また、レジェンドドライバーに加えて童夢創設者である林みのるさん、ムーンクラフト創設者の由良拓也さんという2人のレジェンドレーシングコンストラクターを交えたサイン会、トークショーが行われるなど、モータースポーツファンだけでなくとも嬉しいコンテンツもあった。
文・写真:奥村純一 Words and Photography: Junichi OKUMURA