Duolingoは2026年10月22日、「外国語学習・コミュニケーションに関する意識調査」の結果を発表した。本調査は2026年9月、大阪府・東京都出身の18歳以上の男女1,092人を対象に、インターネット調査で行われた。
「大阪人はおしゃべり好き」のはずが、外国語になると内気に?
大阪といえば、初対面の人とも気さくに話したり、会話を楽しんだりする「おしゃべり好き」なイメージがある。しかし、外国語でのコミュニケーションについて調査したところ、話すことにハードルを感じている実態が明らかになった。
英語をどの程度話せるか尋ねたところ、大阪出身者では「ほとんど話せない」が38.6%、「話したことがない・わからない」が22.9%となり、合わせて61.5%に上った。一方、東京出身者では43.9%で、大阪出身者のほうが17.6ポイント高かった。
また、外国語を話す際に「正しい発音・文法」をどの程度気にするかを尋ねたところ、「正しく話せる自信がないと話したくない」と回答した大阪出身者は26.4%。東京出身者の14.3%と比べて約1.8倍だった。
一方、「多少間違っていても、伝われば気にしない」「ある程度正しければ気にしない」と回答した大阪出身者も52.4%に上った。外国語でのコミュニケーションに対する意識は一様ではないことがわかった。
外国人から英語で話しかけられたら? 大阪出身者の約半数が会話に応じる
日本で見知らぬ外国人から英語で話しかけられた場合の対応について尋ねたところ、大阪出身者の47.4%が「積極的に会話してみる」または「英語に自信はなくても、知っている言葉などでできる範囲で応じる」と回答した。一方、39.6%は「英語が話せないことを伝えて、会話を終える」「できれば応じたくない/その場を離れる」と答えた。
外国人との会話で言いたいことがうまく伝わらなかった場合には、37.9%が「ジェスチャーを使って伝える」、23.4%が「知っている単語や簡単な表現に言い換えて伝える」と回答した。
こうした結果からは、言葉が通じない場面でも、ジェスチャーや知っている表現を使って伝えようとする姿勢がうかがえる。一方で、英語を話すことへの不安から、会話を終えたり避けたりする人もいる。人との会話を楽しむイメージがある大阪でも、外国語では「正しく話せるか」という不安が一歩を踏み出す壁になっている可能性がある。



