JR西日本は22日、冬の期間(2026年12月から2027年2月まで)に運転する臨時列車について発表した。この中で、岡山駅と山陰エリアを結ぶ特急「やくも」の臨時列車を設定し、「年始のお帰りに便利な夜行列車として初めて運転」することを明らかにしている。

  • 特急「やくも」の車両273系。年始に夜行列車の上り「やくも92号」を運転

    特急「やくも」の車両273系。年始に夜行列車の上り「やくも92号」を運転

現行の特急「やくも」は273系を使用し、岡山~出雲市間で運転されている。2024年に投入された273系は4両編成。1号車は半室ずつグリーン席と「セミコンパートメント」(2・4人用)を設け、2~4号車は普通車指定席に。各座席の座り心地を改善し、座席間隔も広げて「ゆったり感」を高めたという。コンセントを全席に配置し、車内Wi-Fiも完備。各車両に空気洗浄機を搭載し、防犯カメラも設置するなど、快適性と安全性を高めた車両となっている。「車上型の制御付自然振り子方式」の採用により、乗り心地の向上も図った。

今冬は臨時列車として、上り「やくも92号」を設定。運転日(始発駅基準)は1月2日とされ、出雲市駅を21時26分に発車する。途中、松江駅(22時25分発)と米子駅(23時20分発)に停車し、その後は終点の岡山駅までノンストップで運転。翌朝、5時30分に岡山駅へ到着する。

夜行列車として運転されるため、松江駅・米子駅以外の駅でも行き違い待ちや時間調整などで停車する場合があるものの、「ドアは開きません」とのこと。車内販売も行わず、「飲食物等はあらかじめご用意ください」としている。