全国内航タンカー海運組合は、10月7日、岩手県の大船渡港で内航タンカーの見学会を開催した。
国立宮古海上技術短期大学校と岩手県立宮古水産高等学校専攻科の学生43名が参加し、実際の内航タンカーを見学。またタンカー船会社16社による説明会を通じて、船員の仕事や働き方への理解を深めた。
内航タンカーの職場を肌で感じる
全国内航タンカー海運組合では、船員養成学校の学生に内航タンカー船員への理解を深めてもらうとともに、内航タンカーのPRを図るため、内航タンカーの見学会などを実施している。
今回参加したのは、国立宮古海上技術短期大学校の1年生39名と、岩手県立宮古水産高等学校専攻科の1年生4名。大船渡港野々田ふ頭7.5m岸壁に係留された、6,000kl型の白油タンカー「第21東丸」を見学した。「第21東丸」は東汽船が所有し、旭タンカーが運航している。
学生たちは、内航タンカーの甲板設備をはじめ、船橋、機関室、居住環境などを見学。乗組員から直に説明を受け、内航タンカーの職場を肌で感じる機会となった。
見学では、乗組員による説明を聞くだけでなく、甲板上でバルブ操作を体験する場面もあった。
船会社16社が船員の仕事や乗船期間などを説明
午後は釜石PITの多目的集会室へ移動し、船会社による説明会を実施。内航タンカー組合のメンバー会社16社から18名が参加した。
説明会では、就職した際の船員の職務をはじめ、乗船期間や休暇、船員になるための心構えなどについて説明。学生からも多数の質問が寄せられ、質疑応答や意見交換が行われた。
実際の船内を見学して職場環境を体感し、さらに船会社から仕事内容や働き方について直接説明を受けた学生たち。内航タンカー船員という職業へのイメージを具体化するとともに、就職後のミスマッチ防止にもつながる機会となった。






