江原啓之「職場で良い人になろうとする必要はない」「職場はお給料をもらうため」仕事を押し付けられ、断れない相談者へ送ったアドバイスとは?
スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
10月11日(日)の放送では、関連部署からの仕事の押し付けや理不尽な職場環境に頭を悩ませる管理職の男性からの相談に、江原が独自のアドバイスを提示しました。


パーソナリティの江原啓之



<リスナーからの質問>
私は、管理職をしています。関連部署が、仕事を押し付けてきます。私の前任者は、我が強い人だったので押しのけてきましたが、私は性格上、引き受けてしまうタイプです。部署内の職員達からは、仕事が増えて困る、前任者は断っていたのにと不満の声があがっています。正直、どちらの部署がおこなってもいい内容だとは思いますが、押し付けてくる部署は、自分たちが楽をしたいから、という態度があからさまに分かります。幸せな人は、仕事を押し付けたり、意地悪をしないと思います。でもそんなことより、ユーザーの事を第一に考えずに、自分たちが楽をしたいからという態度が正直、腹立たしいです。また、私の上長も私が管理職になってからは、前任者より物が言いやすくなったようで、『お前がやれ』と指示を出してきて、断れない状況です。こんな私にアドバイスを頂けましたら幸いでございます。

<江原からの回答>

――安易に頼み引き受けてしまうことで生じる後々の苦しみについて、江原はまず警鐘を鳴らします。

江原:まずね、リスナーさんというか、この番組を聴いていらっしゃる皆さんに申し上げるけれど、一度でも安易に引き受けてしまったりすると、次にお断りしづらくなるんですよ。で、お断りをしたときに「前はしてくれたのに……」って、だいたい恨みを買うの。だから、良い人ぶっていくのは自分が楽になるかもしれないけれど、それは後々には苦しみになるんですよ。

だから、前任者がそうだったのなら、前任者のせいにしちゃえば良いのね。「前任者がそうだから、それできません。私からルールを変えられません」ということを突っぱねちゃえば。でもこれ、受けちゃったでしょう? 受けたらもう駄目なの。早いうちだったらまだ修正が利きますよ。

例えば、一度受けてそうなったけれどもね、やっぱり前任者は違ったし、あとはね、3回にいっぺんぐらいは良いけれど、どちらがやっても良いような内容ならね。だけれども、「何でもかんでも押し付けてくるのはどうだろうか?」ということはハッキリ言わなくちゃ駄目。

――続いて、「ユーザー第一に考えず楽をしたい態度の同僚に腹が立つ」というリスナーの葛藤に対し、働くことの現実的な側面と「天職・適職」の違いについて語りました。

江原:「ユーザーのことを第一に考えずに、自分たちが楽をしたいからという態度が正直、腹立たしいです」と言うけれど、多くの仕事って皆さんそうだと思う。それが普通だと思う。何故かと言うとね、理解してあげなくちゃいけないんですよ。起業したり自分から志してやっている人は、自己責任ということを常に思って「傍(はた)を楽にする」ということで働くけれど、一般の勤めている人はたまたま勤めているんだと思う。でも、これがほとんどだと思う。だって「好きでこの仕事をしていないだろう?」というお仕事もいっぱいあるじゃないですか、世の中には。本当に労働。

だから私は「天職」と「適職」は違うっていつも言っていましてね。やっぱり「適職」で私たちは食べているから、だからまず1つ、みんなやる気がないのが当たり前。「適職」ならね。だけれども、そのお給料分は働かなければいけない。これはね、責任がある。だから、それだけはやっぱりきちんとみんな言わないといけないと思う。

――さらに、仕事と私生活のバランスの取り方や、職場で生き抜くための割り切り方について論を展開します。

江原:多くの人はね、怠け者。だったらば、外に楽しみを持っていくべきなの。例えば家庭のこととか、趣味とか、お子さんを見るのが好きとかいっぱいある。だから、自分の天国はどこにあるかをちゃんと作ること。天国があれば仕事の地獄は越えられるんですよ。でお給料の分は働こう、と。そして、趣味でも何でも、この幸せがあるのはこの仕事があるからなんですよね。「仕事に気持ちを持っていきなさい」と言ったって、なかなかね、それ難しいと思うの。幸せをちゃんと維持していれば、「適職」として気持ちがなくても頑張れると思うのね。

だから、それが頑張れるバランスのあるものを作らないで怠けているから、仕事の手を抜こうとするんですよ。で、何となく私生活もつまらない、仕事もつまらない。何もかもそうやって負のスパイラルに入っていくの。だから、ちゃんと考えて生きないと駄目なんですよ。この相談者さんも、さっきの看護師さんもそうだけど、「何故そんなに頑張れないのか?」というのを理解してあげれば良いの。そうしたらば、「その幸せのためにあなたたち頑張りなさい」「お給料分は働きなさい」と。

そこで好かれる必要はないでしょう? だって何で仕事が全部になっちゃうの? 日本人ってちょっとそういうところがあるの。職場で良い人になろうとする必要はない。職場はお給料をもらうためなんだから。「適職」だから。だからそこではキツイことや厳しいことも言って、「お給料分は頑張りましょう! ユーザーがいるんだから!」とか言って。でも仕事が終わったら、もう自分の好きな人たちとだけ付き合って楽しく笑って生きれば良いんだもの。だからね、考えないと幸せになれません。考えることがとっても大切なんです。


パートナーの奥迫協子、パーソナリティの江原啓之



●江原啓之 今夜の格言
「考えないと幸せにはなれません」


<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子