「奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート」は12月4日から、ナイトミュージアム「PRISON BY NIGHT:Light & Echoes(プリズン バイ ナイト:ライト アンド エコーズ)」を開催する。
同イベントでは、「夜、監獄は語り始める」をテーマに、重要文化財「旧奈良監獄」の美しい建築を引き立てる夜のライティングをはじめ、48の独居房が連なる保存棟や屋外の広場で、光・映像・音を重ね合わせた演出が展開される。100年を超える時を重ねた旧奈良監獄の建築と歴史を、現代の光・映像・音によって新たな角度から体感できる。夜間のエンターテインメントの創出を通じて、文化財保護と地域経済の双方に貢献することを目指す。
開催期間は2026年12月4日~2027年1月31日(1月12日~14日は除外日)、時間は18:00~21:00(最終入館20:00)。料金は大人3,000円、大学生・高校生2,000円、小学生・中学生1,000円で、未就学児は無料となる。予約は公式サイトの予約ページで受け付ける。10月8日より、先行チケットの予約を開始した。
光と影が創り出す、幻想的な夜の「旧奈良監獄」
光の創り出す夜だけの世界が、明治の壮大な近代建築の輪郭や赤レンガの質感、陰影を際立たせる。光と影が創り出す空間の中で、100年を超える時間を刻んだ建築の美しさと迫力に浸る。
かつて閉ざされていた空間をめぐる、光と音のインスタレーション
長さ約60m、全48の独居房が連なる保存棟では、光・映像・音を重ね合わせたインスタレーションを展開する。見上げる天井一面には無数の白い鳥たちが深い青空へと羽ばたいていく映像が広がり、各独居房の重厚な扉や壁面には、柔らかな黄色の円形ライトや鮮やかな赤い幾何学模様のプロジェクションマッピングがリズミカルに投影される。赤レンガの壁面や長く続く廊下といった、近代監獄ならではの無機質な空間に静かな光や映像が重なり、微かな音が空間に反響することで、建物自体が息づいているかのような表情を見せる。立体的な映像作品によって移り変わる空間をめぐりながら、かつて閉ざされた場所を想像力により開いていく。単なる視覚的な演出にとどまらず、この場所に刻まれた歴史や、ここで営まれていた人々の生活に静かに思いをめぐらせる、深い没入感を伴う体験を提供する。
「結びの広場」のプロジェクションアート
展示エリアの締めくくり「むすびの部屋」では、来館者が感じた想いや問いをポストカードに書き、特別なポストに投函する「Prison Postcard Project」を開館時から実施している。同イベントでは、これまでに寄せられた5,000通以上の想いの一部を映し出す「結びの広場」が屋外に登場。広場を取り囲む赤レンガの壁面にプロジェクションアートを投影し、来館者から実際に寄せられた言葉の数々が"光の文字"として浮かび上がる。1通のポストカードの背景にあるのは、一人の感謝や希望・切なさや励まし、愛など様々。言葉が結ぶ次のストーリーが、光の文字となって静かに浮かび上がり、結びの広場が幻想的な光に包まれる。
期間限定メニュー「ぜんざいホットショコラ」が登場
旧奈良監獄(奈良少年刑務所の時期)では、「ぜんざい」が、冬のメニューとしてとても人気があった。そんな歴史エピソードに着想を得た「ぜんざいホットショコラ」(850円)は、濃厚なココアのコクとぜんざいのやさしい甘みが絶妙にマッチした新感覚の味わい。なめらかなクリームで味わいの変化も楽しめ、トッピングにはミュージアムのシンボルマーク入りクッキーとショコラをあしらった。





