「私に斬られますか?」――。映画『燃えよ剣』に一般のボランティアエキストラとして参加していたお笑いトリオ・ロバートの山本博に、主演の岡田准一から思いがけない提案が。しかし山本は、その申し出を断ったという。9月30日にYouTubeチャンネル『品川家の遊び場』で公開された動画で、その理由を明かした。
『燃えよ剣』に自ら応募、旧幕府軍の“死体役”に
歴史好きで、高校時代から司馬遼太郎作品を読んでいたという山本。以前には、大好きだった『関ヶ原』の映画化を知り、自ら一般のボランティアエキストラに応募して撮影に参加していた。
その後、同じく好きだった『燃えよ剣』が映画化されることを知ると、再びエキストラに応募。滋賀の山で行われた撮影に参加し、旧幕府軍の一員として撮影に臨んだ。
山本に与えられたのは、戦いで命を落とした兵士の役。スタッフから「あお向けになって手広げて」などと指示され、地面に横たわって“死体”を演じた。撮影中は銃声などが聞こえてきたものの、「役だから絶対動いちゃいけない」と、その役目をまっとうしたという。
岡田准一が山本を発見「私に斬られますか?」
そんな撮影の休憩中、土方歳三役の岡田がエキストラたちのいるテントへ入ってきた。山本は「『土方さんだ』ってなってるんですよ」と、旧幕府軍の一員になりきった状態で岡田を見つめていたという。
エキストラ側から出演者に声をかけてはいけないと考え、岡田が近くに来ても静かにしていた山本。すると岡田は山本の顔を見つめ、「山本さんですか?」と声をかけてきた。
山本によると、『燃えよ剣』に出演していたはんにゃ.の金田哲が、以前にも山本がエキストラに参加したことや『燃えよ剣』が好きなことを知っていたため、「もしかしたら来るかもしれませんよ」と出演者の間で話していたそう。山本は、岡田が「本当に来てんのかな」と探してくれたのではないかと振り返った。
そして岡田から飛び出したのが、「私に斬られますか?」というまさかの提案だった。
「ロバート山本だから言ってもらってる」厚意に感謝も辞退
岡田は殺陣の構築にも携わっていたため、山本は自身が斬られる場面を組み込むことも可能だと判断して声をかけてくれたのではないかと推測。しかし、この日あくまで一般のボランティアエキストラとして参加していた山本には、自分なりの思いがあった。
「今日はボランティアエキストラの旧幕府軍死体の札をいただいてるので、これでそこをやってしまうと何かが変わってしまうって思ったんですね」と振り返り、岡田からの申し出に「結構です」と返答したことを告白。
これを聞いた品川祐は思わず「なんでだよ! 斬られろよ!」とツッコミを入れたが、山本は「ロバート山本だから言ってもらってることだと思うので」「それはちょっと違うなって。自分としては良くない」と説明した。
岡田の厚意については「めちゃくちゃありがたいです」と感謝。それでも、一般のエキストラとして応募した以上、その立場を最後まで貫いた山本らしいエピソードに、品川も驚いていた。
【編集部MEMO】
YouTubeチャンネル『品川家の遊び場』は、品川庄司・品川祐によるYouTubeチャンネル。9月30日に公開された「(後編)ロバートひろし。関ヶ原、燃えよ剣、マトリと狂犬にエキストラ出演した男。岡田准一くんからまさかの一言」では、ロバート・山本博がゲスト出演し、自ら一般応募して参加してきた作品のエキストラ体験などを語った。
