キャプテンマークを巻いてピッチに立った堂安 [写真]=金田慎平

 FIFAワールドカップ2026を終えた最初の活動となっている9月、10月の日本代表活動。このシリーズでは遠藤航の離脱後にワールドカップでキャプテンを務めた板倉滉が、AFCアジアカップサウジアラビア2027出場が契約の問題によって不透明なこともあり、これまでに腕章を巻く機会も多かった堂安律がチームキャプテンを務めている。

 1日の『キリンカップサッカー2026』エクアドル戦でも先頭で入場してきたが、「特に新しい選手が入ってきている中で、日本代表としての使命は先輩から教わってきたことです。(吉田)麻也くんや(長友)佑都くんは『代表で調整の試合はない』と毎試合行っていたことですし、本当にそうだと思います」と先人の言葉を大切にしながら臨んでいると話す。

 堅守を誇るエクアドルを相手にこの試合はスコアレスからのPK戦での勝利。日本代表が無得点で試合を終えたのは昨年9月のアウェイでのアメリカ戦(●0-2)以来14戦ぶりとなり、ホームでのスコアレスは昨年3月のアジア最終予選のサウジアラビア戦(△0-0)以来となった。それでも堂安は「もちろん今日は得点が入らず、PKになってがっかりな人もいると思いますし、それは理解しますけど」と前置きをしつつ、「勝たないと、勝って課題を克服していくのが日本代表ですし、しっかり勝てて終われてよかったと思います」と、『調整試合はない』という言葉を示しつつ、積み上げができる試合となったと話した。

 この試合ではGK鈴木彩艶からの配球でゲームをどう進めるかという点にもチームとしてチャレンジし、右ウイングバックに入った堂安は、「彩艶の特徴と(上田)綺世の特徴と、戦術に取り入れるのは助かる戦術の一つ」と出る選手の持ち味を生かすことがプラスになると話し、「僕はサイドなので、『すげえな』と見ながら」と記者陣を笑わせつつ、「あそこでフォワードがキープ、起点になってくれればサイドで1vs1の場面も増えますし、意識しています」とそこに自身がどう関与するかが大切と説いている。

「勝ちにこだわるのは非常に意識」している堂安。「自分のパフォーマンスをチームに出すことは最低限ですけど、プラスアルファでチームが勝つことをプライオリティとして持っている」と改めてチームを引っ張る一人として戦っていきたいとし、「大きな大会で勝てるようなキャプテンになれたら」と控えるアジアカップを見据えている。

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