日本代表戦が初陣となったフォルラン監督[写真]=金田慎平

 ウルグアイ代表のディエゴ・フォルラン監督が、自身の初陣となった日本代表戦を振り返った。

 24日、キリンチャレンジカップ2026でウルグアイ代表と日本代表が対戦。FIFAワールドカップ2026でグループステージで敗退となったウルグアイ代表だったが、W杯後に就任したフォルラン監督にとっての初陣は自身が現役時代にプレーした日本での戦いとなった。

 試合は松木玖生の日本代表デビュー戦ゴールで日本が先行する展開となったが、前半終了間際にマクシミリアーノ・アラウホが同点ゴールを決めて1ー1で後半へ。ウルグアイは、日本ゴールに何度も迫ったが、GK早川友基の好セーブにも遭いゴールを奪えず。すると、後半アディショナルタイムに塩貝健人、上田綺世に連続ゴールを許し、3ー1で日本が勝利を収めることとなった。

 試合後の記者会見に臨んだフォルラン監督は、自身の初陣を振り返り「非常に難しい試合になるということは始まる前からわかっていた。森保監督とは広島(を指揮していた)時代にご一緒したこともあるが、非常に選手間の連携を重視したプレーで、日本代表で長い期間過ごされているので、その年月もそのチームに浸透して反映されていると思う」と、三期目を迎えた日本代表を評価。「非常に激しい試合だった。アディショナルタイムに日本側がチャンスを生かして得点を決めたという部分は残念だった」と、最後の最後で敗戦に終わったことを悔やんだ。

 台風の影響もあり、来日が遅れるなどのアクシデントもあったウルグアイ代表。選手たちのパフォーマンスについては「アディショナルタイムに失点をしたということは非常に残念だった。試合の終盤に失点したということは非常に残念だ」と、最終盤での失点について改めて言及。「ほぼ80分間にわたって、ウルグアイは非常にいい試合運びをしていたと思うし、前後半通じて多くのゴールのチャンスも作り出すことができた。今日、一生懸命戦ってくれた選手たちには感謝している」と、結果は残念なものになったものの、選手たちのパフォーマンスには及第点。「長い移動もあったし、そういった部分は今日のパフォーマンスにも表れていたと思う。サッカーというのは必ずしも試合の内容が結果に反映されるものではない」と、パフォーマンスは悪くなかったと振り返った。

 この試合ではロドリゴ・ベンタンクールからのロングボールで背後やスペースを狙う攻撃を何度も見せていた。「本当にロドリゴは非常に素晴らしい選手で、ショートもロングも非常にいいボールを出すことができる。ウルグアイ代表には彼のようにそういった縦のプレーに強い選手たちが複数名いるが、今日の試合でもそういった奥行きを生かしながら、長短使い分けて、日本のディフェンスの背後を狙うということは考えていた」と、ロングボールは狙いの1つであったと明かした。

【動画】角度のないところからマクシミリアーノ・アラウホが同点ゴール