元プロ野球選手で野球解説者の山本昌氏が14日、YouTubeチャンネル『【東海テレビ公式】ドラHOTpress』で公開された「山本昌&山崎武司 プロ野球 やまやま話『お疲れ様でした! 石川雅規投手引退』」に出演。今季限りでの現役引退を表明したヤクルト・石川雅規を過去に激励したエピソードを明かした。

山本昌氏

山本昌氏

石川雅規の“弱気コメント”を見た山本昌氏が伝えたこと

山本氏は「僕、彼とのエピソードを一つ」と切り出し、6年ほど前の出来事を回想。「彼が打たれて2軍落ちたんですよ。そのときのスポーツ紙の彼のコメントがすごく気になって、電話したことがあるんです」と、石川へ直接連絡を取った経緯を語る。

当時のコメントは「もうやめなきゃいけないのかな」という旨の弱気な内容だったといい、山本氏は「次の日の朝、電話して。やっぱり今だとSNSが目に入って、『やめろ』って言う人もいるし、『若手の邪魔するな、枠を空けろ』って言う人もいるし」「でもね、言ったんですよ。『やめるのはいつでもできるよ。思ってるより“やめろ”って思ってる人少ないよ。もっともっとあなたのことをすごい応援してる人がもう何万倍もいるから』っていう話をしてね」と励ましたことを回顧。

さらに「頑張れよって。そこから5、6年やってくれたんですけども」と振り返り、石川がその後も現役を続けたことへの思いをにじませた。

また、石川の引退後について「一つ電話でアドバイスした。『講演だけできるようにしておけ。わがまま言ってトークショーしかできませんって言うなよ』と。これ大事でしょ、正直。引退した後はね」と助言を送ったことも明かした。

そして最後には、「これだけ長い間、小さい体で頑張ってくれたんだからね。また第二の人生しっかり送ってほしいなというふうに思います」とエールを送っていた。

【編集部MEMO】
プロ野球生活32年、50歳まで現役を続けた山本昌氏。NPB史上初となる50代での登板など、投手として数々の最年長記録を保持している。自身が現役を長く続けることができた理由として、YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』にゲスト出演した際には、「工藤(公康)さんの存在も大きかった」「あの人が長くやったんで、僕はその獣道を後ろから歩いて、気づいたら45歳」「それまで『球界最年長』と言われないんで、注目されないんですよ」などと語っていた。