東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『再生のウズメ』(10月3日スタート 毎週土曜23:40〜)の追加キャストが発表された。
白洲迅、市毛良枝ら追加キャスト発表
原作は天堂きりん氏の同名マンガ『再生のウズメ』(祥伝社 FEEL COMICS)。元子役ながら12年間引きこもってきた主人公・田村ウズメ(イモトアヤコ)が、便利屋・救ちゃんとの出会いをきっかけに人生を少しずつ再生していく物語だ。
ウズメの人生を大きく動かす便利屋・救ちゃんの代表・興梠(コオロギ)を白洲迅、ウズメの母・咲子役を市毛良枝、咲子の夫でウズメの父親・久仁彦役を菅原大吉、普段は夜の世界でホステスとして働いている小田切舞役を大原梓、「謝罪のプロ」と評される、普段はおちゃらけ動画配信者の鳩山繁則役を相島一之、便利屋・救ちゃんを何かと支えるレンタル衣装店経営のニコ・スミス役を前田美波里、ニコさんの孫で、メイクを担当する鮫島奏役を柴野晃太朗が演じる。
キャストコメントは以下の通り。
白洲迅
原作や脚本から感じた事に通ずるのですが、興梠自身、とても“人”が好きな人物なんだろうなと感じました。時折見せる影のような表情であったり、人間味をしっかり持ちながら演じられたらと思います。原作は“人”がとても丁寧に描かれている作品だなと感じました。ポップな雰囲気で物語が進みながらも、気がつけば、芯を食った人間模様の描写に引き込まれている自分がいて、一気に読み進めてしまいました。夕方テレビを見ていたら、『最近便利屋さんではお墓参り代行の依頼が増えている』という内容のニュースが流れていて、「へぇ〜こんなことも代行してくれるのか〜」と関心を持った矢先に、オファーをいただきました。小さな巡り合わせを感じながら、この出会いを大切に、作品づくりをしていきたいと思います。ウズメの人生の再生はもちろんですが、ウズメさんを通して、興梠を含めた登場人物の心を再生していく物語でもあると僕は感じました。見てくださった方々の心を少しでも温かくできるような作品にできたらと思いますので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。
市毛良枝
咲子さんは、ごく普通に真面目に生きてきた中で、ある日、娘が引きこもってしまった。ただ、日常はいつも暗い顔をしているわけにはいかないので、普通の家族の日常を大切にしながら、できるだけリアルに存在したいと思っています。原作や台本を読んでいて、私もウズメかも…と思いました。たまたま俳優を続けさせていただけていますが、ひとつ何かを掛け違えていたらウズメのように自宅で映画見て文句言ってたかもしれないな、と(笑)。そういう意味でこの物語は特別なお話ではなく、どこにでもある物語なんだなと思います。「ひきこもり」やそういった問題も偏見で決めつけず、もっと普通のこととして捉えて良いんじゃないかなと思います。形は違っても、身近に同じような人はたくさんいると思います。この作品を通して、少しでも理解が広がったら嬉しいです。三次元化することで、原作のウズメや咲子の姿、声、動きと違うと感じる方もいると思います。そこは、原作の人物像をなるべく裏切らないよう、私たちなりに頑張って再現しています。何卒お手柔らかに、よろしくお願いいたします(笑)。
大原梓
舞が最初に登場した時は、とても明るくて、周りを盛り上げようとする子なのかなと思いました。ですが、読めば読むほど、その明るさの裏には想像を絶する痛みを抱えてきたんだと感じました。その経験があるからこその舞の温度感や人との距離感、繊細さと芯の強さを大切に演じていきたいです。いろんな事情や悩みを抱えた登場人物たちが出てきますが、まずは気軽に観ていただけたら嬉しいです。「再生」というテーマも、いろんな捉え方があると思うので、それぞれの感じ方で楽しんでいただけたらと思います。
柴野晃太朗
今回、初めてこんな大役をいただいたので、嬉しさがある一方、「自分に務まるのか」という不安もありました。監督さんをはじめ、携わる皆さんの作品への熱量を肌で感じ、その不安が期待に応えたいという気持ちに強く変わっていきました。奏が家族との関係の中で抱えてきた「周りに期待しない部分」や「逃げたい」という葛藤を軸に、大切に表現していきたいです。このドラマを通じて、鮫島奏としても、柴野晃太朗としても成長していく姿にぜひご注目ください。
前田美波里
原作を読んで、本当に人が引きこもってしまうきっかけは、些細なことなんだなということを感じました。ニコさんはとってもあったかいおばあちゃんなんでしょうね。少し離れたところから優しく見守っていて、みんなが何か足りない、困っているなという時には、ふっと寄っていき、そっと手を差し伸べてフォローしてあげる。特にニコさんは、周りの方の関係性ができてから、そこに自然と立っていないといけない役柄なので、皆さんとの関係性を見ながら、徐々に役を作っていきたいと思います。どこにでもいるようなおばあちゃんですが、時々ふっと息抜きする時には、私を見てくださいね!
相島一之
すごく軽いテイストで読み始められるんですが、読み終わった後には、「生きてていいんだよ」「失敗したっていいんだよ」と、ちょっとパワーをもらえるようなメッセージが込められていて、すごく素敵な作品だなと思いました。シゲちゃんは基本的には楽しくその場を盛り上げるような人ですが、やっぱり何かを抱えている。だからこの作品のテーマは大切にして演じたいですね。シゲちゃんの決め台詞もバンバン言っていこうと思っておりますので、どうかそれも楽しみに見てやってください!
菅原大吉
娘のことを本当に大切に思っている気持ちを一番大事にしながら演じていきたいと思っています。一方で、ウズメは40歳、親としてどうしたらいいのか悩むところも表現しつつ、寄り添う父親でいたいですね。この作品を見て「自分ももうちょっと頑張ろうかな」と思ってもらえるように、僕たちもシナリオを大切にしながら、演者やスタッフの皆さんと一緒に作品を成長させていきたいと思っていますので、優しい目で見ていただけたら嬉しいです。
【編集部MEMO】
ドラマ『再生のウズメ』あらすじ
元子役の田村ウズメは、28歳の時、ある出来事がきっかけで家にこもるように……それから12年。同級生たちが家庭を築く中、家で自堕落な日々を送るウズメを見かねた母・咲子は「便利屋」を呼び、部屋の片付けを依頼する。やってきたのは便利屋・救ちゃんの代表・興梠。この出会いがウズメの人生を大きく変えていくことになる。調子のよい興梠に乗せられ、半ば強引に便利屋で代行スタッフをさせられることになるウズメ。浮気相手のふりをして妻に謝罪をする仕事や、有名女性作家の隠し子(娘)になりすましかつての想い人に会いに行く仕事などを通じてウズメが社会と関わりを持ち始める中、そんなウズメと出会うことで依頼人たちもまた心の傷を癒していくことに。繊細で、でも根はパワフル。そして時にコミカルな主人公・ウズメが、周囲の人の心の扉をどう開いていくのか。
