仕事や家事、人間関係などで毎日気を張り続けていると、ある日突然「もう頑張れない…」と感じることもあるでしょう。今回は、そう感じてしまう原因を解説したうえで、すぐに実践できる回復方法や楽に生きるために取り入れたい習慣を紹介します。
「もう頑張れない」と感じるのはなぜ?
なぜ、「もう頑張れない」と感じてしまうのでしょうか。まずは、よくある原因を解説します。
頑張ってもゴールが見えない
努力を続けていても成果が実感できなかったり、終わりの見えない仕事や家事に追われたりすると、「なんのために頑張っているのだろう」とむなしさを感じることがあります。目標が曖昧なのに次々と新しい課題が増えるような環境では、達成感を得られず心が疲弊しやすくなるでしょう。
他人と比べることで自信を失っている
SNSでは他人の華やかな毎日や成功体験が目に入りやすいため、自分と比較して落ち込んでしまうことがあります。「あの人は順調なのに、自分はなにもできていない」と感じると自信を失い、「どうせ自分にはできない」と諦めたくなってしまうことがあるでしょう。
完璧を目指すあまりに強い負荷がかかっている
「失敗してはいけない」「100点を取なければ意味がない」と考える完璧主義の人は、自分に厳しすぎる傾向があります。小さなミスでも大きく落ち込み、必要以上に自分を追い込んでしまうのです。また、人に頼ることが苦手で、ひとりですべて抱え込んでしまうことも。こうした状況が続くと強い負荷がかかり、限界を感じやすくなるでしょう。
忙しすぎて疲れを回復する時間が足りていない
シンプルに忙しすぎて疲れがたまっているケースも考えられます。仕事が終わっても家事や育児に追われる、休日も予定で埋まっているなど毎日が忙しすぎるとたまった疲れが回復しません。常に疲れている状態が続けば、「もう何もしたくない…」と感じてしまう日が来るでしょう。
「もう頑張れない」自分を回復させるために今すぐできること
「もう頑張れない」と感じたときには無理をせず、疲れた心と体を労わることを第一に考えましょう。ここでは、すぐに実践できる回復方法を紹介します。
意識的に深呼吸をする
強いストレスを感じているときは、知らず知らずのうちに呼吸が浅く速くなっていることがあります。まずは鼻からゆっくり息を吸い、お腹を膨らませるように意識して、口から時間をかけてゆっくり吐き出しましょう。数回繰り返すだけでも気持ちが落ち着きリフレッシュできます。
なにも考えず脳を休ませる
疲れているときほど、いろいろなことが心配になり「どうすればいいだろう」と考え続けてしまうもの。しかし、脳が休まらない状態では、心も十分に回復できません。短時間でもスマホやパソコンから離れ、なにも考えない静かな時間を過ごしてみましょう。
軽めの運動をする
体を動かすと心身の緊張がほぐれ、リフレッシュできます。運動する習慣がない人でも、散歩やストレッチ、軽い体操などであれば無理なく始められるでしょう。
感情を書き出して頭の中を整理する
ノートやメモに今の気持ちを書き出してみるのもおすすめです。書き出すことで考えが整理され、自分がなににストレスを感じているのかを客観的に見つめやすくなります。そうすることで新たな解決方法が浮かんだり、気持ちが楽になったりすることもあるでしょう。
好きなことをする時間を作る
気分が落ち込んでいるときは、「やらなければならないこと」ばかりに意識が向きがちです。そんなときは好きな音楽を聴く、映画やドラマを見る、趣味に没頭する、おいしいものを食べるなど、自分が心から楽しめることをする時間を作りましょう。好きなことに集中している間は、不安やストレスから距離を置くことができます。
しっかり眠れる環境を作る
寝付きが悪い、途中で目が覚めるなど熟睡できない状況が続いているなら、寝る前はスマホやパソコンの使用を控え、照明を少し暗くしてリラックスできる環境を作りましょう。また、就寝時間と起床時間をできるだけ一定にして生活リズムを整えるのも大切なポイント。十分な睡眠は、心と体を回復させるために欠かせません。
信頼できる人に相談する
家族や親しい友人などに相談することも大切です。信頼できる人に話すだけでも気持ちがスッキリして前向きになれることがあります。思わぬ解決策が見つかり、状況を変えるきっかけになる可能性もあるでしょう。
楽に生きるために取り入れたい習慣
「もう頑張れない」と疲れ切ってから対処するのではなく、普段から心に負担をため込みにくい習慣を身につけると、もっと毎日が楽になります。ここでは、無理なく取り入れられる習慣を紹介します。
他人の期待より自分の気持ちを優先する
周囲の期待に応えようとして無理を重ねると、心の余裕が少しずつ失われてしまいます。「今の自分にできる範囲はどこまでか」を常に考えて、自分の気持ちを優先するように意識しましょう。
できたことに目を向ける
「できなかったこと」ばかり気にしていると、心が疲れてしまいます。1日の終わりに「今日できたこと」を振り返り、自分の頑張りを認めてあげましょう。また、最初は照れくさいかもしれませんが、「よく頑張った。えらい」と自分をねぎらう言葉を習慣にすると、自己肯定感を育むことができます。
休むことを前向きな選択と考える
十分な休息を取らずに頑張り続けると、心も体も回復する時間を失ってしまいます。休むことは怠けることではなく、これからも自分らしく過ごすために必要な時間と考えましょう。疲れを感じたら早めに休息を取り、エネルギーを回復させることが大切です。
まとめ
「もう頑張れない」と感じるのは、あなたがこれまで頑張ってきたからこそ。回復に必要なのは、一度立ち止まって自分の心と向き合うこと、自分を労わる時間を作ることです。本記事で紹介したことを実践して、前向きな気持ちを取り戻しましょう。



