「まじめに働くのがバカバカしい」と感じることはありませんか? ずっとこうした感情を抱えながら働いているせいで、ストレスがたまっているという人も多いのではないでしょうか。本記事では、この感情の原因を解説しながら、納得感を持って働くために取り入れたい考え方や行動を紹介します。
まじめに働くのがバカバカしいと感じてしまう原因
なぜ、「まじめに働くのがバカバカしい」と感じてしまうのでしょうか。まずは、その感情の原因を解説します。
成果と給与が結び付いていない
与えられた目標や周囲の期待以上の成果を出しても給与がほとんど変わらない職場では、「何のために頑張っているのだろう」と感じやすくなるでしょう。人は努力が正当に評価されていると感じられると、モチベーションを高く保つことができます。反対に、努力と評価の差が大きい状態が続くと、「なぜ評価されないのか」と不満が募り、まじめに働くことに疑問を抱くようになるのです。
ワークライフバランスが取れていない
毎日遅くまで残業していると、趣味や家族との時間、自分自身を休ませる時間が減っていきます。体調を崩してばかりで休日にプライベートを楽しむこともできない状態が続けば、「何のために働いているんだろう」と虚しくなり、まじめに働くのがバカバカしいと感じるようになるでしょう。
取り入るのが上手いだけの人が評価されている
成果が乏しいのに、上司たちに取り入るのが上手いというだけで評価されている人が周りにいませんか? こうした人の存在は、周りの頑張っている人たちのモチベーションを下げます。成果を出すことよりも上司に気に入られることのほうが大事、という評価基準では「頑張っても意味がない」という気持ちになり、上司や会社に対する不信感も募るでしょう。
まじめに働かない人の尻ぬぐいをさせられている
職場によっては、「まじめに働かない人」がいることも。そして、まじめな人はまじめに働かない人の尻ぬぐいをさせられることが少なくありません。代わりに業務を行ったりミスをフォローしたり、損な役回りをさせられがちです。そのぶん評価につながっていればいいですが、そうでない場合は「なぜまじめに働いているほうが損をするんだ」という気持ちになり、まじめに働く意欲がなくなってしまうでしょう。
まじめに働くのがバカバカしいと感じる状況になりやすい人の特徴
まじめに働くのがバカバカしいと感じるような状況になる人には、共通した特徴があるようです。ここでは、その特徴を解説します。
周りに頼るのを避ける
まじめな人は「自分でやるべき」「人に迷惑をかけてはいけない」という気持ちが強く、周りに頼ることを避けて一人で仕事を抱え込みがちです。その結果、業務量が多くなっていても周りの人はその苦労に気付きにくいため、正しく評価されない状況になってしまう場合があります。
コミュニケーションが苦手
職場では報告や相談、情報共有も重要な評価対象です。成果を出すだけでなく、適切に伝えたりアピールしたりすることも、働くうえで欠かせない能力のひとつと言えます。黙々と働くだけでは成果や努力が見えにくく、「頑張っていない」と誤解されてしまう場合があるでしょう。
ルールを守りすぎてしまう
まじめな人は決められた手順や規則を忠実に守ろうとしがちです。それは大切な姿勢ですが、状況によっては柔軟な対応が求められることもあります。特にスピード感が大事な職場では、仕事の質よりもスピード感のほうが重視されることも少なくありません。
まじめに働くことをバカバカしく思わないために取り入れたい考え方と行動
働き方を少し見直すだけでも、「頑張っても意味がない」という気持ちが和らぐことがあります。ここでは、納得感を持って働くために取り入れたい考え方や行動を紹介します。
評価される仕事を見極める
すべての業務へ同じ熱量を注ぐ必要はありません。会社の評価基準を理解し、重要な仕事に集中することが大切です。評価基準を理解しないまま努力を続けると、成果につながりにくい部分へ時間や労力を使ってしまうケースもあります。上司の期待や会社の方針を把握することで、効率よく成果を出しやすくなるでしょう。
頼ることも仕事のうちと考える
仕事はひとりで完結するものではありません。困ったときに相談したり、得意な人に協力をお願いしたりすることが、会社という組織で働くうえで重要です。「ほかの人に迷惑をかけたくない」と仕事を抱え込むより、適切に周囲を巻き込んでチームとして動くほうがよい結果を生み出すこともあります。協力し合う姿勢も、ビジネスパーソンとして大切な能力だと考えてください。
他人の評価だけを基準にしない
昇進や給与だけを働く目的にすると、期待どおりに評価されなかったときの失望も大きくなります。「先月より成長できた」「新しい知識が身についた」といった自分自身の変化にも目を向けてみましょう。他人からの評価だけではなく、自分なりの達成感を持つことで、仕事への満足度は高まりやすくなります。
環境を変える選択肢も持つ
成果や努力が正しく評価されず、改善の見込みもない職場に限界を感じるなら、無理をし続ける必要はありません。部署異動や転職など、環境を変えることも前向きな選択です。まじめに働く姿勢を評価してくれる職場は存在します。「今の場所しかない」と思い込まず、自分が力を発揮できる場所を探す視点を持つことも大切です。
気持ちよく働ける未来を目指そう!
誠実さや責任感は、長い社会生活において大きな強みです。しかし、頑張っても報われない環境で無理を続ければ、心身をすり減らしてしまうこともあります。自分を守るためにも、解決方法を見つけてみましょう。今回紹介した考え方や行動も参考にしながら、ぜひ気持ちよく働ける未来を目指してください。



