「もう一言、二言話したいと思って追いかけたんですけど、車がもう出てしまって」――。9月6日に放送・配信がスタートするWOWOW『連続ドラマW 東野圭吾「虚ろな十字架」』(毎週日曜22:00~ ※第1話無料)の完成報告会が8月31日、都内で行われ、香取慎吾と赤楚衛二が初共演を振り返った。撮影中は役柄を意識して距離を置いていた2人だが、クランクアップでは自然とハグを交わしたという。
香取慎吾×赤楚衛二、撮影中は「あまり話せなかった」
同作は、東野圭吾さんが2014年に発表した同名小説を初めて映像化する社会派サスペンス。11年前の事件をきっかけに妻と離婚し、孤独と虚しさを抱えて生きる中原道正(香取)と、義父が女性を殺害したことで「加害者家族」となった仁科史也(赤楚)を軸に描く。
被害者遺族と加害者家族という真逆の立場にある人物を演じた2人。初共演だったものの、撮影中は意外にも雑談をすることがほとんどなかったという。
赤楚が「今回は加害者家族と被害者遺族という線引きがちゃんとあると感じていました。なので、現場ではあまり話せなかったですね」と振り返ると、香取も「あまり話せなかったんですよね。僕もびっくりしました」と同調した。
香取によると、2人が向き合うシーンは「撮影の合間に『昨日何食べた?』みたいな話をしていられるような状況ではないシーンが多かった」という。自然と役柄の関係性を保つような距離が生まれていた。
それでも香取は、赤楚に初めて会った瞬間から「かっこいいと思いました。本当にかっこいいです」と、強い印象を受けたという。
クランクアップで自然とハグ
そんな2人の距離が縮まったのが、赤楚のクランクアップの日だった。撮影を終えると、2人は自然とハグ。「終わったね。大変だったね」と言葉を交わした。
その後、香取は「もう一言、二言話したいと思って」、メイク室でメイクを落としてから赤楚を追いかけた。しかし、外に出たときには、すでに赤楚を乗せた車が出発した後で、「車が見えなくなるまで、最後まで見ていました」と振り返る。
赤楚もクランクアップ時の心境について、「成仏するような気持ちでした。クランクアップした瞬間が、一番大きく気持ちが動いたと思います」と表現。重い役を背負い続けた撮影から解放された瞬間だったことを明かした。





