CHINTAIは8月26日、「一人暮らしと野菜摂取に関する調査」の結果を発表した。調査は2026年7月8日~7月21日、一人暮らし経験のある18歳~39歳の男女403名を対象にインターネットで行われた。

  • 一人暮らし中にキッチン環境に不満があった人の72.7%が野菜を腐らせた経験あり。不満はなかった人の約3.3倍に

    一人暮らし中にキッチン環境に不満があった人の72.7%が野菜を腐らせた経験あり。不満はなかった人の約3.3倍に

野菜を十分に食べられない? 一人暮らしの食生活実態を調査

8月31日は「野菜の日」。健康的な食生活を送るために野菜を意識して取り入れたいと考えていても、一人暮らしでは、野菜の価格の高さや1人では使い切れない量、保存・調理の手間などが課題となり、十分な量を食べられていない人も少なくない。

そこで同社は、一人暮らしにおける野菜との付き合い方や食生活の実態を明らかにするため、現在一人暮らしをしている人、または過去に一人暮らしの経験がある人を対象に、野菜の摂取状況や、野菜を十分に食べられない理由、野菜を腐らせてしまった経験などを調査した。

一人暮らし経験者の55.8%が「野菜不足」を実感

一人暮らし中に十分に野菜を食べられていたと感じるか尋ねたところ、「少し不足していた」(22.8%)、「不足していた」(13.6%)、「かなり不足していた」(19.4%)を合わせ、55.8%が野菜不足を感じていたことがわかった。

  • 一人暮らし中に、十分に野菜を食べられていましたか?

    一人暮らし中に、十分に野菜を食べられていましたか?

また、野菜不足を感じていたと回答した人に、野菜を十分に食べられない理由を尋ねたところ、「野菜が高いから」(35.1%)が最も多く、次いで「量が多くて1人では使い切れない」(33.8%)、「買い物に行くのが面倒」(25.8%)が続いた。

「そもそも野菜が嫌い」(17.8%)よりも、価格や1人では使い切れない量、買い物の手間に関する回答が上位に挙がったことから、野菜そのものへの苦手意識だけでなく、一人暮らしならではの生活上のハードルが野菜不足につながっていることがうかがえる。

  • 一人暮らし中に、野菜を十分に食べられない理由はなんですか?

    一人暮らし中に、野菜を十分に食べられない理由はなんですか?

野菜との関係は「たまに会う」が30.5%で最多

一人暮らし中の自分と野菜の関係を一言で表してもらったところ、最も多かったのは「たまに会う(食べることはあるが頻度は少ない)」(30.5%)だった。次いで「仲良し(週に数回は食べている)」(26.6%)、「復縁したい(食べられていないが、できれば増やしたい)」(11.9%)、「疎遠(食べる機会がかなり少ない)」(11.9%)、「親友(ほぼ毎日食べている)」(11.7%)、「絶縁中(ほとんど食べていない)」(7.4%)が続いた。

「たまに会う」「疎遠」「絶縁中」「復縁したい」を合わせると61.7%となり、6割以上が野菜を食べる頻度が少ないことがわかった。

  • 一人暮らし中のあなたと野菜の関係を一言で表すと?

    一人暮らし中のあなたと野菜の関係を一言で表すと?

一人暮らしを始める前と比べて、野菜を食べる量が減った人は44.7%

一人暮らしを始める前と比べて、野菜を食べる量がどのように変化したか尋ねたところ、「大きく減った」(17.9%)、「やや減った」(26.8%)を合わせ、野菜を食べる量が減った人は44.7%にのぼった。一方、「やや増えた」(4.2%)と「大きく増えた」(5.5%)を合わせた「増えた」人は、9.7%にとどまった。

  • 一人暮らしを始める前と比べて一人暮らしになって食べる野菜の量は変わりましたか?

    一人暮らしを始める前と比べて一人暮らしになって食べる野菜の量は変わりましたか?

キッチン環境に不満があった人は71.0%

一人暮らし中のキッチン環境について尋ねたところ、「キッチン環境に特に不満はない」と回答した人は29.0%にとどまり、71.0%が何らかの不満を感じていたことがわかった。

また、不満を感じる内容としては、「調理スペースが狭い」(36.5%)が最多となり、次いで「シンクが狭い」(24.8%)、「冷蔵庫が小さい」(21.6%)が続いた。

  • 一人暮らし中のキッチン環境の不満について当てはまるものを教えてください

    一人暮らし中のキッチン環境の不満について当てはまるものを教えてください

約6割が買った野菜を腐らせた経験あり

一人暮らし中に、買った野菜を腐らせた経験について尋ねたところ、「腐らせたことはない」と回答した人は41.9%だった。一方、何らかの野菜を腐らせたことがある人は58.1%となり、約6割にのぼることがわかった。

  • 一人暮らし中に、野菜を腐らせた経験について

    一人暮らし中に、野菜を腐らせた経験について

さらに、キッチン環境との関係を見ると、野菜を腐らせた経験がある人の割合は、キッチン環境に何らかの不満があった人で72.7%となった。一方、特に不満はなかった人では22.2%にとどまり、野菜を腐らせた経験がある人の割合は、不満があった人のほうが約3.3倍高い結果となった。この結果から、キッチン環境への不満と、買った野菜を腐らせた経験との関連がうかがえる。

  • キッチン環境への不満の有無で比較 野菜を腐らせた経験がある人の割合

    キッチン環境への不満の有無で比較 野菜を腐らせた経験がある人の割合

腐らせた野菜1位は「もやし」

買ったのに腐らせてしまったことがある野菜では、「もやし」(14.6%)が最も多く、次いで「キャベツ」(9.7%)、「レタス」(5.5%)、「ほうれん草」(5.5%)が続いた。

野菜を腐らせてしまう理由としては、「1人では使い切れなかった」(27.8%)が最も多く、次いで「購入後に存在を忘れていた」(25.2%)、「調理する時間がなかった」(20.9%)が続いた。このことから、1人で使い切る難しさに加え、購入後の管理や調理時間の確保も課題となっていることがうかがえる。

  • 一人暮らし中に、最も腐らせたことが多い野菜とその理由を教えてください

    一人暮らし中に、最も腐らせたことが多い野菜とその理由を教えてください