水筒やフライパンなど、毎日の生活で何気なく使っているアイテム。デザインや価格で選びがちだが、実際に使い続けてみると、「もっと洗いやすかったら」「もう少し軽かったら」と、細かな部分が気になってくることもある。
そんな日々の使い勝手に目を向けて開発されたのが、サーモスの2026年秋冬新商品だ。内側を真っ白にした水筒、カバンに入れて持ち運べるタンブラー、従来品より20%軽量化したフライパンなど、一見しただけでは気付きにくい工夫も多い。
この記事では、担当者に聞いた、サーモス秋冬新製品1つひとつに隠された"こだわり"を紹介する。
真空断熱ケータイマグ
真空断熱ケータイマグからは、3種類が新たに登場。今回登場する商品は、すべて「丸洗いOK」「スポーツ飲料OK」「高い保温・保冷力」の特徴を持っている。さまざまな場面での活躍が期待できるが、それに加えて細かな部分にもこだわりが詰まっているという。
「真空断熱ケータイマグ(JPJ-400)」
「真空断熱ケータイマグ(JPJ-400)」(4,180円)は、カバンに入れやすい「スリムタイプ」の本体に、指をかけて持ち運べる「キャリーループ」を備えた商品。
カバンやランドセルにもすっきり収まりやすいスリム設計で、フタはワンタッチで開けられるのもポイント。
そして、特筆したいのが、内側に施された「セラクリーンコート」だ。白いセラミック加工が施されており、水筒の内側としては珍しい真っ白な見た目が印象的。高い撥水性により汚れが落ちやすく、水切れもよいため、洗った後もからっと乾きやすいという。
水筒を使っていると気になるのが、「いつの間にか茶渋がこびりついている」「洗った後もなかなか乾かず、水滴が残ってしまう」といった悩み。毎日のように使うものだからこそ、こうしたお手入れの手間を軽減できるのはうれしいポイントだ。
カラーは、AMBE:アーモンドベージュ、MWH:ミルクホワイト、MOGY:モスグレー、PAPL:ペールパープルの4色展開となっている。
「真空断熱ケータイマグ(JOX-360/480)」
「真空断熱ケータイマグ」(JOX-360:3,300円/JOX-480:3,630円)も、持ち運びに便利な「キャリーハンドル」つきの商品。
さらに、実際に手にとってみると実感するのが、フォルムのかわいらしさ。これは丸底形状であることに起因しているようだ。細かな部分まで、開発者のこだわりがうかがえる。 カラーは、BPK:ベビーピンク、CRBE:クリームベージュ、PAMT:ペールミントの3色展開となっている。
「真空断熱ケータイマグ(JNL-Sシリーズ)」
「真空断熱ケータイマグ(JNL-Sシリーズ)」(0.35L:3,300円/0.5L:3,630円/0.6L:3,850円/0.75L:4,180円/1.0L:4,400円)は、累計出荷本数3,000万本を突破したJNLシリーズの後継モデルとして展開している人気商品。
飲み口の着脱が簡単にできるためお手入れが簡単な点や、ワンタッチでフタを開けることができるため片手でも使いやすい点が選ばれる理由なのだとか。
今回、幅広い層に使ってもらうべく新たにカラー展開を増やし、全12色を発売。ベビーピンクやミスティブルーなど明るいカラーが仲間入りしたことで、より華やかなラインアップになっている。容量は日常使いしやすい0.35Lからスポーツ時に使える大容量1.0Lまで全5サイズ(0.35L、0.5L、0.6L、0.75L、1.0L)が展開される。
「真空断熱ケータイタンブラー(JPI-320/420)」
「タンブラーはおしゃれだけれど、フタが完全に閉まらないからあまり選ばない」と考えている人も少なくないはず。そんな人におすすめしたい"カバンに入れて持ち運べるタンブラー"「真空断熱ケータイタンブラー」(JPI-320:3,850円/JPI-420:4,180円)が登場。
同商品の開発では、デザイン性と「漏れにくさ」を両立するため、落下時の衝撃でロックが解除されにくい設計を採用。さらに、温かい飲み物を入れて内圧が上昇しても、フタが押し上げられにくい構造を実現したという。
ただ「フタが完全に閉まる」だけでなく、内側・外側それぞれからの衝撃や圧力に強い設計となっているようだ。
こだわりのフタは、一見しただけでは開け方が分からない。しばらく試行錯誤していると、サーモス担当者が教えてくださった。スライドしてロックを解除し、ボタンを押しながら持ち上げるのだそう。これまであまり見たことのない構造からも、同社の「漏れにくさ」へのこだわりがうかがえる。
さらに、底は静かに置けて滑りにくいようシリコーンパーツ付き。デスクに置く際の音も抑えられるため、オフィスなど静かな場所でも使いやすそうだ。
「軽さ」「こびりつきにくさ」を追求したフライパンも登場
同社が実施した調査によると、取っ手つきフライパンの購入時に重視する点として、「価格」「サイズ(フライパンの直径)」に次いで、「コーティング性能(こびりつきにくさ)」や「軽さ」が上がったという。
今回、この「こびりつきにくさ」と「軽さ」にこだわった、新たなフライパンシリーズ「デュラブルプレミアムシリーズ」が発売される。
従来のコーティングは、使用している「特殊硬質フィラー」が角ばった形状をしていたのに対し、新コーティングでは丸い形状を採用。これにより、こびりつきにくさが同社の従来の商品と比べて2倍長持ちする設計となっているとのこと。
さらに、重さについても従来と比較して20%の軽量化を実現。従来製品は、板状の金属を型に押し当ててフライパンの形状を作る「プレス製法」を使用していたのに対し、新製品では、液状の金属を流し入れてフライパンの形状を作る「ダイキャスト製法」を使用しているためなのだとか。
また、裏面が同社従来のIH対応フライパンに使用していたステンレスプレートではなく、鉄粉を吹き付ける特殊加工「アイアンコート」を採用。そのため、ステンレスプレートの汚れだまりがない形状となっている。
他にも、全体をスムーズに洗えるよう、ハンドルの留め具をなくしていたり、ハンドルが機能性と美しさを兼ねそろえた形状にしていたりと、ほかにも細かな工夫がされているようだ。
サーモスから登場する秋冬新商品は、昨今の消費者ニーズに対し、同社が長年培ってきた機能性とデザイン性のノウハウを活かして本気で応えた商品ラインアップになっていた。店頭などで見かけた際は、ぜひ実際に手に取って、その細かな工夫にも注目してみてほしい。
※記載の商品価格は「サーモス 公式オンラインショップ」の価格です。
















