アイ工務店は8月13日、大阪・東住吉区にアイギャラリー大阪をオープンした。担当者は「当社の展開する完全自由設計の木造注文住宅シリーズ『N-ees(ニーズ)』の性能に、たくさんの方に触れてもらえたら」と期待感を口にしている。
どんな施設になった?
アイギャラリー大阪は、住宅の間取りやデザインを体感できる「住宅展示場」と、住宅設備や建材を確認できる「ショールーム」の両機能を併せ持った施設。Osaka Metro谷町線の田辺駅から徒歩5分という好立地に建設された。
ショールーム併設型住宅展示場のメリットについて、アイ工務店の嶋津健太氏は「住空間における新生活のイメージを広げてもらいつつ、それを実現する最新設備についても深掘りいただけます」と紹介する。このあと、施設の中を案内してもらった。
棟の西側が住宅展示場になっている。1階は広さ20畳ほどの2DK。落ち着いた配色の内装に、上品なインテリアが配置されている。広いキッチンがあり、大きな窓からは明るい日差しが入りこむ。ここで使われている設備・建材のほとんどは、アイ工務店の標準仕様のものだという。
2階に上がると、主寝室と2つの子ども部屋。そして家族で楽しめるシアタールームも用意されている。限られた土地を有効に使えるのが、総二階建てのメリット。嶋津氏は「マンション・建売住宅と競合するエリアにありますので、注文住宅ならプラスアルファの部屋が持てますよ、といった“ならでは”の魅力もお客様にお伝えしています」と説明する。
住宅展示場を見学したあと、マテリアルコーナーで内装材、外装材の標準仕様(サンプル)をすぐに確認できるのが、アイギャラリー大阪の強み。バリエーション豊富な建材が用意されており、選べる楽しさが味わえる。
ショールームでは、アイ工務店の訴求する高気密・高断熱の性能について知ることができる。気密性の高い住宅は冷暖房の効率が良く、快適性が高い。壁の中に湿度が侵入しないため、カビの発生や躯体の劣化も避けられるという。
同社では「屋根断熱」にも力を入れている。「断熱というと『冬』をイメージされる方も多いと思いますが、アイ工務店では今夏、『夏断熱』というキーワードで夏季シーズンにおける快適性についてもアピールしています」と嶋津氏。ちなみに現在、テレビCMでは「30cmの屋根断熱と3層遮熱構造で、夏のアツアツ(暑・熱)をブロック」と訴求しているが、その構造についても模型で紹介している。
冬の断熱性能を体感できる特別室も用意された。マイナス5度の外気温にさらされる「一般的な断熱基準の家」(築30年を想定)と「N-eesの家」の2部屋を入り比べ、実際にどのくらい寒さが変わるのか、肌感覚で確かめてもらう狙いだ。そこで筆者も体験してみた。
先に入ったのは、一般的な断熱基準の家。窓にはペアガラスを使っているものの、結露が発生している。窓に近づくと冷気を感じ、足元も冷えた。次にN-eesの家に入った。断熱等性能等級6(HEAT20 G2相当)を満たしているとのことで、部屋に温もりがある。窓にはトリプルガラス+高性能な樹脂サッシを標準装備していると聞き、窓際に立ってみたが、なるほど冷気を感じない。部屋の中に温度ムラがなく、これなら冬でも快適に過ごせるだろう。
このあと、嶋津氏に話を聞いた。主なターゲット層として20~30代の夫婦・子育て世代を想定しているアイ工務店。アイギャラリー大阪については「30坪前後のサイズの一戸建てをご検討されている方に向けて、大阪市内はもとより、堺市、八尾市、東住吉など周辺エリアにお住まいの方の需要にも応えていける施設にしていきます」と説明する。
グランドオープンとなったこの日、アイギャラリー大阪には午前中からたくさんの家族が訪れていた。「いま見学の予約も続々と入り始めています。子ども向けの縁日イベント、お土産がもらえるワークショップなども企画していますので、お気軽に立ち寄って欲しいですね。お子さんが遊べる空間、大人がゆっくりできるカフェコーナーも用意しています」。
アイ工務店では、東大阪、箕面、枚方、松原などにも住宅展示場を展開している。これを踏まえて「先にそちらを周られたお客様が、2回目、3回目としてアイギャラリー大阪にご来場いただくことで、当社のこだわりについてもご理解が深まるのでは、と思います」と嶋津氏。今後については「あの住宅展示場ならまた行きたいね、なんて言ってもらえるような場所にしていきます」と話していた。














