
ボーカル/ギターの京英一、ベースの大澤優貴、ドラムの木幡徹己からなる3人組のロックバンド、雪国が2作目のEP『claras』を完成させた。今年の3月にメンバー全員が大学を卒業し、新たな環境で制作された『claras』は、次への一歩を踏み出した3人の自然体の姿を映し出す作品となった。
ベースとドラムの録音は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が静岡県藤枝市に設立した滞在型音楽制作スタジオ「MUSIC inn Fujieda」で行われ、マスタリングはクレイロ(Clairo)の『Charm』で知られるアレックス・デタークに依頼。彼ららしい音像への審美眼をうかがわせつつ、これまで以上に3人の演奏と歌の存在感が際立っている。ボーカル/ギターの京英一にバンドの現在地について話を聞いた。
東京からロンドンへ、旅が形作った雪国の感性
―初めてインタビューをさせてもらうので、最初に一つだけ基本的なことを聞かせてください。京くんは旅が好きで、そのことと雪国が作る音楽には関連性があるそうですが、そこは京くん自身の中ではどのように結びついているのでしょうか?
京:雪国は僕の中にある感性をバンドの音楽として昇華するプロジェクトなんですけど、僕の感性を形作る全てのものが、その作品と関係のあるものになってくるんですよね。僕は人生の中で旅からたくさんのインプットを得ているので、必然的に自分の作る音楽に強く影響してると思います。
―旅のどんな部分に一番惹かれるのでしょうか?
京:すごく根本にあるのが、世界に対する好奇心というか、自分の住んでる星に対する好奇心があって、同じ人間が他の土地でどんなふうに生きてるのかを知りたいっていうのもそうですし、自分が行ったことのない場所にどんな景色があるのかとか、そういう好奇心もありますし、もちろん食べ物とか、一般的な楽しみ方も好きだし。あと僕は移動がすごく好きで、全部陸路とかで行くとなるとすごく長い時間移動するんですけど、移動するときに音楽を聴いたり、ただぼーっとしたり、寝たりする時間が意外と自分の中では今でも残ってる部分だったりするので、本当に多面的に楽しんでますね。
―大学時代には陸路で大陸を横断して東京からロンドンまで行ったそうですね。
京:何回かに分けて行ったんですけど、今年の2月にロンドンに到達しました。隣の街、隣の街って転々としてるだけなのに、ちょっとずつ街並みが変わっていって、国境線も強い変化の一部ではあるんですけど、そうじゃないグラデーションもあったりして、そういうのを肌で感じるのが楽しかったです。子供は目についたもの何にでも興味があって、それは自分が生まれてきた世界に関することに興味があるんだと思うんですけど、大人になると目についた一つ一つがだんだん統合されていって、一つの全体像が見えてくる。そういう過程の中にいる感じはすごくするんですよね。でも最終的に一番わからないのは「自分」という存在だなって、大人になるとそういうことも強く感じるようになってきました。
―2023年に雪国を結成して、大学卒業前の今年2月にリキッドルームでのワンマンを成功させました。かなりのスピード感だったと思うんですけど、これはバンドを組んだときには想像していなかったことなのか、それとも最初からああいう場所を目指して進んできたのか、リキッドルームに至るまでの手応えをどう感じていますか?
京:僕はそれを意図してバンドを運営してきたし、それぐらい自分の音楽に自信があったので、明確にそれを実現させたいなと思ってました。まあ、「大学生」っていう大きな期限があったから、すごく生き急いでいろんなことを一気にやったなとは思います。精神的にはまだ子供だから、目先の承認欲求とか、人と比べたりとか、そういう面も含めて、すごく生き急いでたなと思いますね。それが今の自分を形作ってるわけで、全然良かったなと思うんですけど、そこから社会人になって、またちょっと見え方が変わりましたね。
―環境が変わって、今はまたここからバンドをどう動かしていくかを考えている時期ですか?
京:今は徐々に新生活に慣れつつあって、だんだん先のことも見えてくるようになったので、まずは今回のEPを出すことが大事ですけど、まだまだやれることがあるし、作りたい曲もいっぱいあるし、ライブをしたいところもいっぱいあるなっていう感じがあります。

京英一(Photo by Mitsuru Nishimura)
作り込むことを手放して見えた、雪国の新しい輪郭
―昨年発表した『shion』は作り込まれた大作だったと思うんですけど、『claras』はもうちょっと肩の力を抜いて、今の雪国として自然体で作品を作ってみることによって、ここから先をまた見据えるような、そういう性格の強い作品だと感じました。
京:その側面はすごく大きいと思います。『shion』を作り込んだ経験を経て、自分たちの肉体に何が刻まれたかを確認する意味でも、より素直に音楽を作ろうとしたというか、それが音とか音像にも表れた作品になってるなと思いますね。自分たちがより直感的にというか、自然に演奏できるような曲が今回は多くて。出来上がった音楽からそれがどれぐらいわかるかは、自分で演奏してる人じゃないとわからない部分ではあると思うんですけど、楽器を演奏したことがないリスナーの方でもわかるような脱力感というか、自然体な感じは浮き彫りになってると思います。
―これまでの作品からの変化という意味では、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤さんが静岡県藤枝市に設立した滞在型音楽制作スタジオ「MUSIC inn Fujieda」でレコーディングを行ったことが挙げられます。きっとエンジニアのKensei Ogataさんとの繋がりもあって、実現したことですよね。
京:そうですね。藤枝ではベースとドラムだけ録ったので、僕はずっと近くで本を読んでる、みたいな感じだったんですけど(笑)。ギターはこれまでの作品と同じStudio Crusoeで録っていて、そこは結構密室感があるのに対して、藤枝で録ったドラムの音とかはより空間を感じるような音になってると思います。録り方としても、今まではクリックを使って録ってたんだけど、今回僕が作ったデモを聴きながらリズムを録ったので、よりライブ感があるというか、偶然の揺れみたいな部分も含めて、より肉体的になった感じはしますね。デモを作るときはクリックを聴いてるんですけど、僕は結構適当にデモを作るので、よれよれだったりするんです。でもそのよれ方の癖も長くバンドをやってるとわかるので、それへの合わせ方みたいな部分でも、ベースとドラムは息が合ってて、それは感動しました。「これでよく合うな」って。
―作品の方向性を決めた上で、藤枝で録ることにしたのか。藤枝で録ることを先に決めて、それによって作品の方向性が決まったのか。どちらが近いですか?
京:どちらとも言えるんですけど……今回、EPっていうのもあって、「ちょっと試してみる」みたいな感じが強くて。アルバムだったら完成形をイメージして、そこから逆算して作っていく感じがあるんですけど、1st EPもいろんな実験をして、今の自分たちから何が出てくるかを探すような感覚で、僕たちのEPにはそういう意味もあるんです。だから、『shion』の反動でより肉体的なことをしようっていうのがもともとありつつ、そこに藤枝の話が舞い込んできたので、「それはやるしかない」ってなって、やりたかったことと環境の変化がぴったりはまったような感じですね。
―今回はシンセの割合が減って、基本的に3人の音で成立していて。「MUSIC inn Fujieda」には僕も行ったことがあって、天井が高くて、ドラムがすごくいい音で録れるので、その感じは今回の作品において重要ですよね。
京:本当にドラムはすごく変わった感じがして、めっちゃ気に入ってます。ギターも今回コンプをかけずに録ることによって、柔らかくて、くっきりしすぎないような音で藤枝の空間に重なってくるような感じを目指したので、藤枝でベースとドラムを録ったのは、それ以外の音を録ったりミックスしたりする部分にもすごく影響してる感じがします。
―ミックスに関しては、エンジニアのOgataさんとのやりとりも含め、今回はどんなトライがありましたか?
京:ミックスに関しては、メンバーの中ではドラムの徹己が一番詳しくて、いろいろ話してくれたりするんですけど、Ogataさんとは最初のシングルも合わせたらもう5作目なので、話さなくてもわかってくれる部分も結構あったりして、作品作りではもうメンバーの一人くらいの気持ちで一緒にやっていて。今回の特徴としては……まあでもやっぱり録り音にすごく重きを置いてるので、録り音が変わったことが一番大きいのかな。あとは「歌が作品のメインである」っていうことの再確認も今回あったので、僕が意図した部分が、ミックスに齟齬なく反映されてるかもちゃんと意識しましたね。自分たちの音楽をどう捉えるか、みたいな思考も音に反映されてる感じがあります。
―過去のインタビューを読ませてもらうと、「歌は主線だけど、ハーモニーの一部」という考え方を大事にしていますよね。
京:そこは結構大きくて、歌もハーモニーの一部ではあるんだけど、でもやっぱり歌っていうのは特別だなっていう感覚も再確認しました。歌も楽器も同じように重きを置いて作ってるし、ミックスでもすごく声が大きいわけではないんですけど、でも歌が主役であることをちゃんと意識して作ったのが初めてだったので、そこはミックスにおいても反映されてる部分かなと思います。
―京くんはソロでも音源をリリースしていますが、「歌」への考え方も含めて、バンドとの差はどのように意識していますか?
京:僕の中では、クラシックギターで作った曲はソロ、エレキギターで作った曲はバンドっていう明確な違いがあるので、そもそも同一線上にないというか、違う感性が表出したものだと思っていて。でもその二つの音楽を作る過程は僕個人にすごく影響してくるので、この1年はソロでもたくさんライブをやった分、コードの使い方とかは結構ソロのときのものがバンドの曲に反映されてる感じはしますね。
―ボイシングで言うと、2曲目の「月台」はすごく美しいなと思いました。
京:僕は開放弦をテンションとして割り当てるっていうのがボイシングの特徴だと思っていて、ボイシングによる音楽の色というか、抽象的な部分でのイメージはすごく大事にしてます。開放弦はやっぱり倍音がすごく含まれるので、そこが好きなんですよね。いろんなバンドを見てるけど、ボイシングで差別化しようとしてるバンドは少ないイメージがあるので、自分は曲を作るときに結構意識してますね。
―ポストロック系のインストバンドとかだと意識してるバンドが多いですけどね。
京:もちろんボイシングを意識してないからといってダメなわけじゃなくて、音楽には立体的にいろんな方向性の魅力があると思うんですけど、そのうちの一つとして、自分はボイシングだったり、ハーモニーの魅力にすごく惹かれていて。雪国をやる前はポストロックのバンドをやってたので、その影響もすごく強いですね。ポストロックのバンドのコピーもよくしてたので、そのときの手癖だったりもあります。
―ちなみに開放弦を多用することでいうと、誰の影響が大きいと思いますか?
京:アメリカン・フットボールとか、toeとか、そういう有名どころはもちろんコピーしたし、あとはby the end of summerっていう京都のエモバンドがいて、僕が今使ってるギターはそのバンドのギターの人から譲り受けたものなんですよ。その人たちもチューニングは変則なんですけど、開放弦を使う響きをよく用いてて、コピーもしたことがあるし、すごくリスペクトがあるバンドの一つですね。
―新作のもう一つの特徴が、マスタリングをアレックス・デタークに依頼したこと。ノラ・ジョーンズなども手がけていますが、クレイロの『Charm』の影響が特に大きかったそうですね。
京:さっき話した「EPで新しいことをしよう」っていう中の一つとして、Ogataさんが「今回のマスタリングエンジニア、俺じゃない選択肢もあると思う」みたいな話をしてくれて。それで誰にしようってなったときに、それこそドラムの徹己がいろいろ調べてくれて、メッセージを送って、実現した感じですね。
―Xのポストでも「徹己が渾身のメールを送ってくれた」と書いてましたよね。
京:彼は人との関係性をすごく大事にする人なので、とんでもなく長い文章を書いて。結構な熱量が多分彼にも伝わったと思うんですよね。僕たちのことを高い解像度で理解してくれてるんだろうなっていうマスタリングが送られてきて、感動しましたね。こんなに柔らかいままマスタリング音源ができるんだっていう、すごく経験値を感じました。全然違う国の、知らないバンドだったはずなのに、すごいですよね。僕はマスタリングの知識はそこまでないけど、でもそんな僕でもわかるぐらいの違いがあったので、今回の大きな特徴の一つではありますね。

木幡徹己(Photo by Mitsuru Nishimura)

大澤優貴(Photo by Mitsuru Nishimura)
『claras』に宿る、素直さと透明な物語
―作品としてのテーマに関してはいかがですか?
京:毎回その作品を作っているときの自分の人生における状況がすごく反映されてくるんですけど、今回はロンドンまでの旅が終わったっていうのが結構大きい部分で、自分にとっては転換期というか、「これから何をするのか」みたいな時期で。「大学が終わるまでにこれをしよう」っていうのが強くあって、それを全部やりきったときに作ったものだったので……より大きいものを求めるっていうよりは、小さいものというか、表面的な部分に立ち返るというか。『shion』は精神的な部分に潜り込んだような作品だったけど、今回演奏が肉体的になったのと同じように、曲としても自分の手に触れられるような物語が、歌詞に結構出てくるような感じがありましたね。それも自分がそういうふうに狙ったというよりは、自分の中から出てきたものから自分を読み解く、みたいな感じではあるんですけど。
―自分の手の届く範囲、もっと生活に近いというか……。
京:生活っていう感じもないんですけど……より直感的で、素直な曲が今回は多いかなっていう感じがしますね。だからテーマが全部統一されてる感じでもなく、思いついた物語というか、自分の中で想像したときに出てきたものを素直に書いた感じ。わざわざその作品としての物語に当てはめるというよりは、そのまま表出しやすい形の物語で歌詞を書くようにしたので、深い部分では共通してるかもしれないけど、短編集みたいな感じだなって。
―EPのタイトルが『claras』で、1曲目に「クララ」が収録されています。「claras」という言葉はどこから出てきたものなのでしょうか?
京:「claras」っていう言葉を一番最初に知ったのはスペインに行ったときに、バルセロナですごく有名なレモンが入ったビールみたいなのがあって、その名前が「claras」だったんですよ。で、語源になっているラテン語に「明るい」とか「透明な、透き通った」みたいな意味があるらしくて。タイトルは響き重視で選んだりもしてるので、必ずしも意味がそのまま当てはまるわけではないんですが、意味でいうと、演奏の「素直さ」みたいな部分と「透明さ」が繋がってるなと思って、この言葉にした経緯があります。
―「クララ」では〈惑星ぼくら何度でも〉と歌われていて、調べたら実際に「クララ」という小惑星があるそうですが、そこからではない?
京:そこからではないですね。まさかのビールの名前だったっていう(笑)。
―でも歌詞にしていく中で、惑星のクララともリンクしていった。
京:そうですね。星はもともと僕の歌詞の中で出てきがちな言葉ではあるので。あと今回歌詞を作るときに、譜割りの自然さをすごく意識しました。細かい部分になるんですけど、譜割りによるイメージの違いってすごく大きいなと思って。有名な話だと、キリンジの「エイリアンズ」は言葉のイントネーションとメロディを揃えてるっていう話があるじゃないですか。そこも今回ちゃんと意識してみようと思って、100%とはいかないまでも、できるだけ言葉のイントネーションとメロディを揃えるようにして、歌詞を詰め込みすぎず、でもメロディーの良さを損なわないくらいにはちゃんと詰めるようにしたので、歌としてスッと入ってきやすい譜割りにはなってると思います。譜割りを意識すると、韻みたいな感じで使える言葉が決まってくるじゃないですか。その中から選んで歌詞を作る、みたいな側面も今回は強かったです。
日本語でしか描けないものを、世界へ届けたい
―プライベートの旅でもバンドのツアーでも海外に行く機会が増えて、だからこそ日本語の音楽、日本の音楽を強く意識するようになった?
京:それはかなり強く思ってて、そもそもバンド名の由来になってる小説の『雪国』は日本の風景だけじゃなくて、心情の描写においてもすごく日本人的だなと思う描写が多くて、それにすごく自分の感性が影響を受けてきたんですよね。僕は全ての歌詞を日本語で作ってるので、そこは大事にしてる部分です。語りすぎないことによって、その人の想像力をかき立てて、直接語るだけでは伝わらない部分まで受け取り手に届くっていうのが、日本的な表現方法の神髄だなと思ってて。ちょうどさっきまで堀辰雄さんの『風立ちぬ』を読んでて、それを今すごく新鮮に感じてたっていうのもあるんですけど(笑)、それはバンドにおいても強く出てると思います。
―京くんは中国とミャンマーにルーツがあるそうで、だからこそ「日本らしさ」への強い探究心があるとも言えますか?
京:そうですね。小さい頃からルーツ的にも海外に行く機会が多かったので、日本にあるものがどれだけ特別かっていうのを、いろんな国に行けば行くほど感じたんです。それは街並みがすごく綺麗だったり、整然としてるからこそたどり着く感性の清潔さや透明感みたいな部分もそうで、ミャンマーに住んでいたら、自分は今とは違う感性を持っていただろうなと思う部分もあって、日本に住んでるからこそ感じることも多かったなって。なので、自分のルーツも関係してる感じがします。
―「日本の音楽を海外に発信していきたい」という想いも強いですか?
京:そう思ってます。昔から日本の文化はいろんなところに輸出されてきたと思うんですけど、やっぱりアニメとか萌えみたいな部分が結構強くて。でも世界に通用するような……「通用する」って言い方もあんまり好きじゃないんですけど、やっぱりそれでいうと、坂本龍一さんがもう外せない。日本の美しい部分をそのまま世界に発信して、それを知らしめた第一人者だなと思うので、強いリスペクトがあります。最近だと青葉市子さんですね。青葉市子さんも世界中で演奏して、他の国に住んでたら味わえないような感情を味わえるくらい、日本の美しい部分を綺麗に表現として昇華してるなっていう感じがするので、すごく強いリスペクトがあるし、自分もそうありたいと強く思います。

Photo by Mitsuru Nishimura
―確かに、坂本龍一さん、青葉市子さん、雪国と並べてみると、共通点はありますね。音像のアンビエント感もそうだし、青葉さんの歌詞にも星や海がよく出てくるし。
京:同じ影響を受けてるというか、同じ感性を持ってるなっていう感じはするので、お二人のように世界の人が曲を聴いてくれたら嬉しいなと思うし、中国とかですでにいろんな人が雪国の曲を聴いてくれてるのを感じると、そういう意味でもすごく嬉しいです。
―『claras』を作り終えて、この先の展望は見えてきましたか?
京:最近は結構見えてきたというか、新しい曲もでき始めたりしてて。一人暮らしを始めたのが4月からなんですけど、そこから自分の中で変わった部分もすごくあるので、音楽的にどうなるんだろうなとは思うんですけど……この肉体的な感覚は反映される気がするし、ここからまた自分が作る音楽が楽しみだなって感じですね。
―では最後にライブの話を聞かせてください。4月から新体制になって、エスキベルの横山秦一さんがサポートに入ったんですよね。バンドの状態はいかがですか?
京:彼も通ってきた道というか、音楽の聴き方みたいな部分で僕たちと話が通じるものがある分、僕たちの音楽が何を選んできたのかをすごくリスペクトしてくれるギタリストで、彼が作る音楽も僕はすごくリスペクトしていて。
―共通してKensei Ogataさんがエンジニアを務めているという繋がりもありますしね。
京:音楽の聴き方というか、音楽に対する姿勢が近しい人がOgataさんの周りには集まっていると思ってて。そこでの相互作用、切磋琢磨というか、お互い影響し合ってきた人だからこそ、より自分のやりたいことを理解して、自分にできる最大限の形でその一部になってくれてるなっていう感覚が強い状態でライブができるようになったので、そういう意味ですごく嬉しいというか、すごく楽しいです。なので、今はもう天井がないなっていう感じがあるし、まだできることがいっぱいあるなと思ってますね。

雪国 2nd EP『claras』 配信中/CD発売中
配信リンク
CD購入リンク
1.クララ
2.月台
3.カゲロウ
4.放課後
5.冬眠
6.おやすみ
雪国 One Man Tour 2026 ”claras”
9月5日(土)北海道・札幌 SOUND CRUE
9月17日(木)京都・磔磔
9月19日(土)福岡・Live House 秘密
10月11日(日)宮城・仙台 enn 2nd
10月24日(土)愛知・今池 CLUB 3STAR
11月14日(土)東京・WWW