Overmonoが語る、クラブミュージックを更新する兄弟の「狂気じみた没頭」と日本製シンセへの愛

テセラことエド・ラッセルと、トラスことトム・ラッセルの兄弟によるデュオ、オーヴァーモノ(Overmono)は、アンダーグラウンドなクラブの現場から、グラストンベリーのメインステージまで活躍の場を広げてきた。

そんな彼らが、多方面から高く評価された2023年のデビュー・アルバム『Good Lies』に続く2ndアルバム『Pure Devotion』を8月7日にリリース。詩人ジョン・ジョセフ・ホルト、キンドラ、ラスヴェンといったゲストを迎えた本作は、70〜80年代のシンセサイザーから100年近く前の鉄道駅アナウンス用スピーカー、さらにはオーブンで焼いたクラッシュ・シンバルまでを音作りに動員した、彼らにとってこれまでで最も野心的な作品となっている。

本作のリリースにあわせ、制作の経緯から機材やサウンドデザインへのこだわり、さらには日本との関係やアルバムタイトルに込められた意味まで、二人に話を聞いた。

日本で見つけた「手応え」

―前作『Good Lies』から約3年。この期間で、オーヴァーモノというプロジェクトにとって最も大きく変わったものと、逆に変わらなかったものを教えてください。

エド:本当にいろんなことがあったけど、自分たちの中では、そこまで大きく変わった感じはしない。でも、振り返ると、実際には全部が変わっているとも言える。不思議だよね。

トム:ライブの規模は大きく変わったと思う。去年はグラストンベリーに出演して、メインステージのひとつでトリを務めたけど、『Good Lies』以前の自分たちに「そんな日が来るよ」と言われても、絶対に信じなかったと思う。

でも、エドが言ったように、スタジオで曲を作っているときの感覚は今もまったく同じなんだ。新しいアイデアを試したり、新しい機材に夢中になったり、「これで何ができるだろう」って胸を躍らせながら音を作る。その気持ちは昔から何ひとつ変わっていない。

2025年のグラストンベリー・フェス出演時のライブ映像

―オーヴァーモノの音楽は、強烈なサブベースと、意識を覚醒させるようなシンセの音/コード/メロディーが同居していて、その異なる要素のコントラストが独特の世界観を作っていると感じます。お二人が音楽を作る際、常にブレることがないトラックメイキングの美学があるとすれば、それはどのようなものでしょうか?

エド:根本にある考え方や大事にしている価値観みたいなものは、もちろんある。でも、それは音楽的なルールという意味ではまったくないんだ。音楽に関しては、できるだけ境界を作らないようにしている。ただ、その結果として自然と惹かれていく方向性があって、それがオーヴァーモノらしいサウンドにつながっているんだと思う。

一方で、自分たちに課しているのは、どちらかというと技術的な制約なんだ。スタジオ環境をどうするかとか、その時々の制作に合わせて、かなり細かく条件を決める。それは自分たちにとってすごく大事なプロセスだね。でも音楽そのものについては、できる限りあらゆる影響を受け入れられる状態でいたいと思っている。

―2018年には初来日ツアーを行っていますが、その時の大阪でのライブを録音した『Live in Osaka 2018』もカセットとして残されています。当時の日本での手応えはいかがでしたか?

エド:あの『Live in Osaka』公演は今でもよく覚えている。当時はどのライブも、正直なところ結構大変だった。

トム:その頃はそれぞれソロ・プロジェクトを休止したばかりだったこともあって、自分たちが向かおうとしていた方向性に戸惑っていた人も多かったと思う。でも日本に来たとき、初めて「自分たちのやろうとしていることを本当に理解して受け止めてくれるオーディエンスがいる」と感じられたんだ。『Live in Osaka』をカセットとしてリリースしたのも、そのライブが自分たちにとって大きな転機だったから。それまで積み重ねてきたことがちゃんと報われて、自分たちの音楽が人に届いていると実感できたんだ。

―以前、日本のカルチャーや道具に触れたエピソードをいくつか語られていました。日本の音楽や道具、風景など、これまでにオーヴァーモノのサウンドや制作スタンスに何か影響を与えたものはありましたか?

エド:もちろんあるし、ものすごく影響を受けているよ。今回のアルバムでは、最初に「70年代後半から80年代前半のローランド製機材を中心に使おう」というところから制作を始めたんだ。実は何年も前から日本に来るたびに機材を買っていてね。イギリスで輸入品を買うよりずっと安かったから、初めて東京に来たときはローランドのSH-202を驚くような値段で手に入れたんだ。

トム:日本に来るたびに、結局いろんな機材を抱えて帰ることになっていた(笑)。ヤマハのCS-15を買ったときなんて、「これ、どうやって飛行機に持ち込もう?」って頭を抱えたよ。

エド:渋谷のスクランブル交差点を、CS-15を抱えて歩いているトムの写真があるんだけど、それが本当に最高なんだ(笑)。東京には素晴らしい店がたくさんあって、えちごやミュージックにもかなり早い頃から通っていたしね。機材という意味では、日本から受けた影響は本当に計り知れない。特に今回のアルバムでは、自分たちが自然と惹かれていった機材は、ほとんどが日本製のシンセサイザーだったね。

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「純粋な献身」が意味するもの

―『Pure Devotion』というタイトルは、2024年9月に始動したライブ・ショー・シリーズと同名です。ライブから始まった名前がアルバム全体を示す名前になるまでに、この言葉が意味するものはどう変わっていきましたか?

エド:あの頃はまだアルバムのタイトルが決まっていなかったんだ。でも制作が進むにつれて、自分たちがスタジオで目指しているものを実現するために、どんどん極端なことをやるようになっていった。ひとつの要素だけに何日も費やしたりね。プロセスもどんどん複雑になって、実験的というか、少しおかしくなっていたのかもしれない(笑)。

でも、そういうことをやっているうちに、「Pure Devotion(=純粋な献身)」という言葉がすごくしっくりきたんだ。アルバム制作に対して、少し狂気じみたくらい没頭していて、家やスタジオのあちこちに変なセッティングを組んでは試していた。そんな日々を振り返ると、「このアルバムはまさにPure Devotionだな」と自然に思えたんだ。それに完成した頃には、そのタイトルが、それまで続けてきたツアーでの経験も含めて、このアルバム全体を映し出しているようにも感じられた。

トム:「Pure Devotion」というライブも、回を重ねるごとに少しずつ形を変えながら、自分たちにとってすごく大きな存在になっていった。その経験が音楽そのものを形作り始めていたことと、エドが話したようなアルバム制作への向き合い方が重なって、この作品を表す言葉として「Pure Devotion」が一番自然だったんだ。

―今作では『Good Lies』でのUKベースミュージックのテイストを踏襲しつつも、「Lockup」や「Knight In Shining Prada」、「Even Angels Ghost」といった、オーヴァーモノ流のハウスミュージックとも言えるイーブンビート楽曲が収録されています。この意図を教えてください。

トム:ハウス寄りの作品を作ろうって、そこまで強く意識していたわけではないんだ。一番大事にしているのは、その時々で自分たちが自然と惹かれていく方向に身を任せることなんだ。今回のアルバムも、この数年間の自分たちの制作モードがそのまま形になった作品で、「今の自分たちにとって自然に作れる音」がこれだったというだけなんだ。正直、前作よりハウス寄りに聴こえるかもしれないなんて考えたこともなかった。そういう見方があるんだって、今この質問で初めて意識したくらいだよ。

エド:でも、それって面白いよね。結局、自分たちでは気づけないことでも、誰かに分析してもらって初めて理解できるってあるじゃない? 何年も経ってからようやく「あの時なんでああいう作品になったんだろう」と振り返って理解できることがすごく多いんだ。今回のアルバムも、その時の自分たちの頭の中がそのまま表れたものなんだと思う。

―今作は前半に身体を直接揺さぶるダンサブルなバンガー、中盤の「Barum」や「Mialon」のようにダンスフロアから一瞬離れて呼吸を整えるような静かな楽曲、後半は再びダンサブルな展開というアルバム構成です。トラックリストを構成する上でこだわったポイントと、こうした構成の意図を教えてください。

エド:アルバムの曲順は、スペインにいたある夜遅くに決めたんだ。まだ「これで完成だ」という段階ではなかったけど、マネージャーと一緒に試しに並べ替えてみたら、すべてが自然につながって、「これがアルバムだ」と思えた。「Barum」や「Mialon」みたいな曲も、リード曲やシングルになりそうな曲と同じくらい好きなんだよ。むしろ、ああいう少し静かな曲だからこそ、スタジオでいろんな実験ができる。どこまで表現を広げられるか、どこまで新しいことに挑戦できるか。一番クリエイティブになれる瞬間でもあるんだ。

たとえば「Barum」では、音の一つひとつの要素を、100年くらい前の電車の駅アナウンス用スピーカーだったり、大きなマーシャルのアンプだったり、そういう機材を通して録音しているんだ。ああいう曲では、すべての音がどこか不思議な空間に存在しているように聴こえてほしかった。今回のアルバム全体を通して大事にしていたのは、自分たちが制作していた「場所」そのものを音の中に閉じ込めることだったんだ。

アルバムの多くはアイスランドやスペインの人里離れた家に機材を持ち込んで作ったけれど、そのあと自分たちのスタジオに戻ってからは、その部屋ならではの空気感や響きを録音することをすごく意識していた。隣の部屋なんて、ただコンクリートの壁に囲まれた殺風景な空間なんだけど、「Barum」のボーカルは、古いスピーカーから鳴らした音がその部屋中に反響したものを録っている。だから聴こえてくるのはボーカルだけじゃなくて、その部屋そのものの響きでもあるんだ。

トム:今回のアルバムは、これまで以上にバンドみたいな作り方をしていたと思う。まず曲を書いて、それからプロダクションに取りかかるという流れだった。ただ、その制作のやり方自体は、一言で言えばかなりカオスだね(笑)。「このアルバムはこういう機材構成でした」と説明できるような決まったセットアップはなくて、その時々でどんどん組み替えている。

―最近、英国の調査結果として「英国成人の41%が過去1年間フルアルバムを最後まで聴いていない」「70%が同じ曲を繰り返し聴いている」というニュースを見かけました。サブスクリプションの浸透で、リスナーがアルバム単位ではなくプレイリスト経由のシングルとして音楽を聴く傾向が強いと言われて久しい状況ですが、こうした状況でフルアルバムを作ることは、お二人にとってどんな意味がありますか?

トム:オーヴァーモノを始めた頃から、自分たちはずっとアルバムを作るプロジェクトなんだという感覚があったんだ。最初に故郷ウェールズの田舎にある小さなコテージで一緒に制作したときも、5日間で14曲くらいできたんだけど、帰り道の車の中で聴き返してみたら、ただ14曲がランダムに並んでいるんじゃなくて、ちゃんとひとつの世界観が生まれていることに気づいた。それは、どちらか一人では作れなかったものだったと思う。二人のアイデアが重なったことで初めて生まれたサウンドだった。

その時点では、まだオーヴァーモノという名前もなかった。でも、「これはアルバムとして作るべきものだ」という感覚だけはあったんだ。もちろんシングルを書くのもリリースするのも好きだけど、長い作品として曲を並べて、その流れの中でひとつの物語や空気感を作っていくことは、自分たちにとってすごく大事なんだ。曲順に沿って聴くことで、それぞれの曲が互いに意味を与え合う。今はアルバムを通して聴く人が以前より少なくなっているのはわかっている。でも、自分たちにとっては、そういうひとつの作品としてアルバムを作ることが、今でもすごく大切なんだ。

エド:でも今、41%って言ったよね? それって逆にすごくない?(笑) つまり59%の人はちゃんとアルバムを最後まで聴いているってことでしょ? 正直、その数字は思っていたよりずっと多いよ。もし事前に予想してくれって言われたら、「アルバムを最後まで聴く人は20%くらいで、残りの80%は聴かないんじゃない?」って答えていたと思う。だから59%もいるなら、その59%のために音楽を作ればいい。残りの41%は……まあ、どうでもいいよ(笑)。

自分たちだけの音を求めて

―今作の制作の起点が、トムさんがエドさんの誕生日にプレゼントしたローランドのSH-2についてキッチンで話していた瞬間だったそうですね。この一台のシンセが70〜80年代のハードウェアの力に立ち返るきっかけになったとのことですが、具体的に何が「これでいける」と確信させたのでしょうか?

エド:面白いことに、操作できることが少ない機材ほど、音が素晴らしいんだ。トムが誕生日にSH-2をプレゼントしてくれたんだけど、フロントパネルには10個くらいしかツマミがない。それなのに、鳴らした瞬間に「これはとんでもなくいい音だ」って思ったんだ。

もちろん、もっと高価で高機能な機材も持っている。でも、このシンセには特別な音があった。自分たちは、できることが限られている機材にすごく惹かれる。たとえツマミが10個しかなくても、その組み合わせは無限に近い。制限があるからこそ、その限界をどう超えるか、本来できないことをどう実現するかを考えるようになって、もっと創造的になれるんだ。

実際、新しい機材を手に入れると、よくその一台だけで何曲か作るんだ。すべての音をその一台で作る。SH-2でも同じことをやってみたら、「これはすごいぞ」ってなった。そこからJupiter-4みたいな70年代後半から80年代初頭のローランド製シンセを次々と使うようになった。どれも操作はシンプルなのに、音は信じられないくらいいい。余計なものが少ないから音も良くなるんじゃないかって思っている(笑)。

トム:あとは、狙った音をすぐ呼び出せることも大きいよね。ほとんどの時間は曲を書きたいと思っているから、そのスピード感がすごく大事なんだ。

エド:たとえば「Slow Motion」では、80年代のアクション映画のサントラや昔のピーター・ガブリエルの作品をたくさん聴いていた。中でも特に印象的だったのが、歪みながら大きくうねるギター・ソロだったんだ。そこで「『Purple Rain』みたいな80年代の派手なギター・ソロを、自分たちなりにやるとしたらどうなるだろう?」と考えた。もちろんギターは持っていたけど、今回のアルバムでは使うつもりはなかった。それで「じゃあSH-202かTB-303でやってみよう」となったんだ。ギター用のエフェクターを何台もつないで、音を引き伸ばしたり、ピッチを揺らしたりしながら、ギターの弦をチョーキングしているような表情をシンセで作っていく。本物のギターと同じ音にはならないけど、「あの感じだ」と思わせる音にはなるんだ。

何年か前に短編映画の音楽を手がけたときも、録音した素材はマイクを3秒くらい引っかいただけの音しかなかった。「じゃあ、このひとつの音だけでオーケストラを作れないだろうか」と考えて、その素材だけでストリングスもホーンも全部作った。最後に全部を重ねると、オーケストラみたいに聴こえる。でも本物のオーケストラじゃなくて、どこか聴いたことがあるような、不思議で幽霊みたいな響きになるんだよ。だから、僕らはずっと「もとの音が何であれ、そこからどんな音だって生み出せる」と思っているんだ。大事なのは、その方法を考えること。そこがパズルみたいで面白い。

トム:TB-303もそうだよね。それがどんな音のシンセかなんて、みんな知っているし、自分たちも何年も使い続けてきた。それでもまだ「こんな音が出せるのか」と驚かされることがある。アルバムの「Adre」を友達に聴かせたとき、「これ、何のシンセ?」って聞かれて「303だよ」って答えたら、「え、本当に?」って驚いていたよね。

エド:そうそう(笑)。あれは303っぽく聴かせようとして作った音じゃなかったからね。結局、自分たちがいつもやっているのは、本来ひとつの用途のために作られた機材に、まったく別のことをやらせようとすることなんだ。

Photo by Jamie Shipston Mourn

―今作では、さっき話にも出た古い列車アナウンス用スピーカーを通して鳴らす、クラッシュ・シンバルをオーブンで焼く、といった、ユニークな形で音作りをされているとお聞きしました。こうした手法を試すに至ったきっかけと狙いを教えてもらえますか?

エド:何かを実現できるなら、まずはできるだけ実際に手を動かす方法でやってみたい、というのが自分たちの考え方なんだ。そのほうがずっと時間はかかるけどね。制作中は、90年代半ばのポーティスヘッドがどうやってレコードを作っていたのかをよく考えていた。彼らはブレイクビーツを作るとき、誰もが使っているサンプルをそのまま使うんじゃなくて、自分たちでドラムを録音して、それをアセテート盤にカッティングして、スタジオ中に放り投げて傷だらけにする。それをもう一度録音して、2小節のループを作る。そうやって初めて、自分たちだけのブレイクビーツが生まれる。そういう徹底したこだわりと、あと一歩踏み込んでみようという姿勢にすごく惹かれたんだ。

それから、プロデューサーのシルヴィア・マッシー(Tool、システム・オブ・ア・ダウン、ジョニー・キャッシュ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズなど数多くの作品に携わる)も昔から大好きでね。ギターを崖から落として、その音を録音しながら、崖の上に置いたアンプからフィードバックさせたりとか(笑)。音自体はあまり良くなかったと思うけど、大事なのは、そこまでやってみようとする姿勢なんだ。

今は「ローファイっぽくしたいな」と思ったら、プラグインをひとつ挿せば、それらしい質感は簡単に作れる。でも僕らは、「だったら本当に機材を通してやってみようよ」と思うタイプなんだ。わざと機材を壊れかけの状態にしたり、改造して、本来受け取れるはずの信号量を半分くらいまで落としたり、古いデジタル・エフェクターにあえて十分な情報を送らないようにして誤動作させたりね(笑)。

トム:もともと、二人ともすごく好奇心が強いんだと思う。たとえばシルヴィア・マッシーの本を読んでいて、「クラッシュ・シンバルをポテトチップスとコーヒーかすと酢をかけてオーブンで焼く」なんて書いてあったら、「いや、それは試さなきゃダメだろ」ってなる(笑)。どんな音になるのか知りたくなるんだ。

エド:あんなことを読んで、「へえ、面白いね」で本を閉じるなんてできないよ(笑)。「じゃあ実際にやってみよう」ってなる。どんな音になるのか確かめないと気が済まないんだ。

トム:結局、それもスタジオに入るたびに感じる「今日は何ができるんだろう」というワクワクにつながっているんだよね。たとえ結果がひどい音だったとしても、その過程から学べることはすごく多い。

エド:あとは、自分たちだけのものだという感覚かな。その時、その場所でしか生まれなかった音を作りたいんだ。たとえクラッシュ・シンバルひとつでも、「この音は他のレコードからは絶対に聴けない」と自分たちだけはわかっている。それだけで十分うれしいし、すごく満足できるんだ。

オーヴァーモノ

『Pure Devotion』

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