移籍に近づいているGKヨルゲンセン [写真]=Getty Images

 チェルシーに所属するデンマーク代表GKフィリップ・ヨルゲンセンが、移籍に向けてプレシーズンツアーを行なっているチームから離脱したようだ。28日、イギリスメディア『BBC』や移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。

 現在24歳のヨルゲンセンは、身長192センチメートルのGK。デンマークやスペインのクラブの下部組織を渡り歩いた後、2017年にビジャレアルの下部組織に加入し、2020年10月にトップチームデビューを果たした。2023-24シーズンは守護神の座を掴み取り、公式戦37試合に出場した後、2024年7月にチェルシーに完全移籍を果たし、7年契約を締結した。

 初年度はスペイン代表GKロベルト・サンチェスの控えとしてカップ戦が主戦場となりながら、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)では優勝に貢献するなど、公式戦24試合に出場したものの、2年目の昨季はR・サンチェスが重宝され、ケガもあったことなどで、公式戦12試合の出場にとどまった。

 そうした状況のなか、今夏にはチェルシーのオーナーを務めるコンソーシアム『BlueCo』が2023年6月に買収した姉妹クラブのストラスブールから、レンタル移籍していたベルギー代表GKマイク・ペンダースが復帰し、R・サンチェスと守護神の座を争うことが予想されており、ヨルゲンセンは退団することが予想されていた。

 出場機会はなかったものの、ペンダースはFIFAワールドカップ2026のメンバーに選ばれていたことでまだチェルシーに合流していないこともあり、オーストラリアで行われているプレシーズンに動向していたヨルゲンセンだが、28日に行われたウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦のメンバーには含まれず。

 報道によると、移籍に向けた手続きのため、ヨルゲンセンはロンドンに戻った模様で、フランク・ランパード監督率いる昇格組のコヴェントリーからも関心が寄せられていたものの、ペンダースと入れ替わる形で姉妹クラブのストラスブールへとレンタル移籍することに迫っていることが伝えられている。