インフキュリオンは7月8日、「決済動向2026年調査」の結果を発表した。調査は2026年4月3日~4月6日、16~69歳の男女20,000人を対象にインターネットで行われた。
コード決済の利用率が初めて減少
利用している決済手段に関する設問において、コード決済の利用率は71%となり、2019年に調査対象に含めて以来、初めて減少(前年比1ポイント減)に転じた。さらに、決済サービス別に見ても、今回初めて利用率が減少に転じるケースが見られた。
ブランドデビットは増加傾向を維持
一方で、ブランドデビットの利用率は30%(前年比1ポイント増)となり、継続して増加傾向を維持している。ブランドデビットの利用は若年層で最も進んでおり、20~29歳のブランドデビット利用率は42%と全年代で最も高くなった。
消費者の4割弱が現金利用の減少を実感
現金の利用の変化に関する設問では、回答者(n=824)の4割弱(「かなり減った」11%、「減った」26%の合計37%)が現金の利用機会の減少を回答しており、回答者の実感としても現金離れが進んでいる様子がうかがえる。
タクシーなどの対面業種でキャッシュレス化が進行
対面15業種における過去2年間の主要決済手段の変化(2024年~2026年)を見ると、特に「タクシー」において現金の利用が過去調査比23ポイント減となり、代わりにクレジットカード(過去調査比11ポイント増)やコード決済(過去調査比11ポイント増)が大きく伸長した。また「居酒屋、バー」や「病院、クリニック」などでも現金の利用が減少している。
「キャッシュレス積極層」は64%
普段の生活で「できるだけキャッシュレス決済を利用したい」と考える「キャッシュレス積極層」は全体の64%を占めた。
詳細調査において積極層(n=555)に対し、飲食店や小売店でキャッシュレス決済が利用できないことを理由に「お店の利用を避けたり、別のお店に変えたりすることがあるか」を尋ねたところ、「常に意識して避けている(10%)」「なるべく避けるようにしている(19%)」「たまに避けることがある(30%)」を合わせて59%となり、半数以上がキャッシュレス非対応店舗を回避する行動をとっていることが判明した。キャッシュレス対応の有無が、こうした消費者の店舗選択に影響しうることがうかがえる。
クレジットカード利用はタッチ決済が最多に
クレジットカード利用者(n=719)に直近6カ月のお店のレジでのクレジットカード利用方法を尋ねたところ、「カードをかざしてタッチ決済」が39%となり、「端末にカードを差し込んで決済(33%)」を上回り最も多い利用方法となった。
また、1年前よりクレジットカード利用が増えたと回答した人(n=187)のうち、7割弱が「タッチ決済が(利用増に)影響している」と回答している。さらに、クレジットカードとコード決済の両方を利用している層(n=498)に対して「決済手段をひとつに絞るとしたらどれを選ぶか」を尋ねたところ、「スマートフォンでタッチ決済(34%)」がトップとなった。








