メキシコ戦で2ゴールを記録したベリンガム [写真]=Getty Images

 イングランド代表が“アステカの要塞”を攻略し、ワールドカップ準々決勝に駒を進めた。

 FIFAワールドカップ2026・ラウンド16が現地時間5日に行われ、イングランドは開催国メキシコ代表と対戦した。36分にブカヨ・サカのクロスからジュード・ベリンガムのダイビングヘッドで先制すると、2分後にはショートカウンターから再びベリンガムが得点。42分に1点を返され、後半立ち上がりにはジャレル・クアンサーの退場で数的不利となるも、60分にハリー・ケインがPKを沈めると、その後の反撃を1点に抑えて3-2で勝利した。

 試合が行われた『アステカ・スタジアム』は標高2240メートルに位置し、メキシコが過去89戦でわずか2敗と無類の強さを誇る“要塞”。イングランドにとっては40年前の1986年に行われたメキシコ大会準々決勝にて、元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏に「5人抜きゴール」と「神の手ゴール」を決められた因縁の地だ。ワールドカップにおいて、メキシコはこの会場で過去10戦無敗だったが初めて黒星を喫した。

 要塞攻略に大きく貢献したのが、わずか98秒間で2ゴールを叩き込んだベリンガム。データサイト『Opta』によると、『アステカ・スタジアム』で行われたワールドカップの試合で2得点を記録したのは、1986年のマラドーナ氏以来の快挙だという。

 完全アウェイ、数的不利という逆境を跳ね返し、ベスト8に駒を進めたイングランド。準々決勝ではノルウェー代表と対戦する。

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