バルセロナでは構想外のテア・シュテーゲン [写真]=Getty Images

 バルセロナに所属するGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンは、今夏にレンタル移籍する可能性が高いようだ。19日付で、スペイン紙『アス』が報じている。

 ハンジ・フリック監督が率いる現チームにおいて、構想外の扱いを受けるマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン。この夏も、選手登録のために給与総額の調整が必須となるバルセロナは、高給取りのドイツ人GKを放出することで枠を空ける思惑を抱いている模様。しかし、2028年夏まで契約が残っていることで強気の立場にある34歳との交渉は、デコSD(スポーツディレクター)にとって「解決が最も困難な案件の一つ」とされている。

 スペイン紙『アス』によると、バルセロナが描いているシナリオは、主に2つのようだ。1つ目は、違約金を支払って残り2年の現行契約を解除することだが、少なくとも選手側は1年分の年俸を要求することが予想されるため、この可能性は依然として極めて低いとのこと。2つ目は、売却先のクラブを見つけることだが、度重なるケガで戦線離脱の回数が増えている現状を踏まえると、完全移籍は容易ではないという。結局、今冬と同様に、レンタル移籍かつ給与の一部負担が最善策となると見方を示した。

 そんななかで、レンタル移籍先として浮上しているのがアヤックスだ。新シーズンより指揮を取るミチェル監督は、ジローナを率いていた今冬にテア・シュテーゲンの加入を歓迎した人物で、オランダの地でも経験とリーダーシップを兼ね備えた守護神を重視しており、再タッグを組むことに「何ら異存はない」と同紙は指摘。ジョルディ・クライフ氏がSDを務める名門が現在、本格的な交渉を前に、同選手のコンディションについて情報を精査していることを明らかにした。

 また、テア・シュテーゲン自身も出場機会を求めており、他クラブからのオファーに耳を傾ける構えとのこと。ただし、契約内容も尊重したいと考えていると併せて伝えている。